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呪術、遊廓、廃村、平家落人、サンカ、アテルイ、太平洋戦争跡…気鋭のノンフィクション作家が、自らの足で日本の歴史の“裏”をめぐった記録的一冊『忘れられた日本史の現場を歩く』、本日6月4日(火)発売!

PR TIMES / 2024年6月4日 11時15分

北海道から九州まで全国19ヵ所の遺構などを、ノンフィクション作家でカメラマンでもある八木澤高明が訪ね、写真に収め文章に記録した『忘れられた日本史の現場を歩く』が、辰巳出版(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣瀬和二)より、2024年6月4日に発売されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/93966/275/resize/d93966-275-9b7881f8cd634658fc46-0.jpg ]

内容紹介


◎丸山ゴンザレス氏、奥野克巳氏推薦!!

暗闇の中を旅するような風景の描写は、「残すか、忘れるのか」そんな問いを投げかける試みのように思える。これぞ八木澤ルポである。
――丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)

列島を、歩く。大地と人間の物語に、分け入る。歴史の彼方に消えてしまった騒めきに、耳を澄ます。その時、細胞が踊り始める。
――丸奥野克巳(文化人類学者)

◎「はじめに」より
私は幼い頃から、歴史に興味があり、小学校二年生のときに源義経の
子ども向けの伝記を読んだことが、歴史と触れ合うきっかけとなった。
その後、私の故郷である神奈川県横浜市戸塚の地域が、歴史を紐解いていけば、
源氏との縁が深く、源義経を祀った白旗神社もあり、親族はその氏子であることも知った。

遥か遠い昔の出来事だと思っていたことが、いつも見慣れた景色の中にある
と知ったときに感じた、驚きや喜びといったものが、日本各地に残る
“忘れられた日本史”を歩くきっかけとなった。

今回、北海道から九州まで、消えつつある風習や歴史の記憶を辿って
旅をはじめたわけだが、改めて日本列島には、祖先が幾世代にもわたって、
連綿と積み上げてきた深い歴史があることを知った。
私が好んで歩いてきたのは、アイヌの人々の歴史であったり、
東北の蝦夷、江戸時代の大飢饉の記憶、悪所と呼ばれた色街、
明治時代に海を渡った日本人の娼婦からゆきさん、
歴史的に弾圧されてきたキリシタンなど、どちらかというと、
由緒正しきものではなく、悲劇や血に彩られた哀しい歴史であった。

それらは、記録に残ることは少なく、公的な記録からは弾かれることが多い
歴史的な事象でもある。
歴史上、陽の当たらない土地からと土地へと巡ったのが、今回の旅でもある。

◎紹介文
本書では、ノンフィクション作家であり、カメラマンでもある八木澤高明氏が、さまざまな理由で「日本史」において忘れられてしまった場所や遺構を訪れ、写真と文章によってその土地に眠る記憶を甦らせていきます。
北海道から九州まで、消えつつある風習や歴史を辿って旅した本作は、日本史好きはもちろん、ここ最近再び盛り上がりを見せている民俗学の視点でも楽しめる一冊です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/93966/275/resize/d93966-275-6318d45d019fbc7530d7-1.jpg ]

独自の呪術信仰“いざなぎ流”/拝み屋が暮らす集落(高知県香美市) 

[画像3: https://prtimes.jp/i/93966/275/resize/d93966-275-be4b65d5a2a1b621bda3-2.jpg ]

『遠野物語』に記された“デンデラ野”/姥捨山(岩手県遠野市) 

[画像4: https://prtimes.jp/i/93966/275/resize/d93966-275-18e7e3e1939407b96b4a-3.jpg ]

本州にあったアイヌの集落/夏泊半島(青森県東津軽郡平内町)

[画像5: https://prtimes.jp/i/93966/275/resize/d93966-275-83a00fad28aeade41f98-4.jpg ]

江戸時代の大阪にあった墓地群/大阪七墓(大阪府大阪市) 

目次


●独自の呪術信仰“いざなぎ流”/拝み屋が暮らす集落(高知県香美市) 
●パンデミックの悲劇/面谷村(福井県大野市) 
●インドから帰ってきた女性/からゆきさんがいた村(山口県岩国市) 
●蝦夷に流れ着いた和人たちの城/志海苔館(北海道函館市) 
●かつて栄えた風待ちの港/大崎下島(広島県呉市) 
●『遠野物語』に記された“デンデラ野”/姥捨山(岩手県遠野市) 
●海外への出稼ぎ者が多かった土地/北米大陸に繋がっていた村(静岡県沼津市) 
●本州にあったアイヌの集落/夏泊半島(青森県東津軽郡平内町)
●朝廷に屈しなかった蝦夷の英雄/人首丸の墓(岩手県奥州市) 
●国家に背を向けた人々の“聖域”/無戸籍者たちの谷(埼玉県秩父市ほか) 
●飢饉に襲われた弘前の地/菅江真澄が通った村(青森県つがる市) 
●800年前から続く伝説/平家の落人集落と殺人事件(山口県周南市) 
●潜伏キリシタンが建てた教会/中通島(長崎県南松浦郡新上五島町) 
●飢饉で全滅した三つの村/秋山郷(長野県下水内郡栄村ほか)
●難破船と“波切騒動”/大王崎(三重県志摩市) 
●本土決戦における重要拠点/館山湾(千葉県館山市ほか) 
●古より遊女が集まる場所/青墓宿(岐阜県大垣市) 
●江戸時代の大阪にあった墓地群/大阪七墓(大阪府大阪市) 
●自由に立ち入れない場所/津島村(福島県双葉郡浪江町)

著者プロフィール


八木澤高明(やぎさわ・たかあき)
1972年神奈川県横浜市生まれ。ノンフィクション作家。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランスとして執筆活動に入る。世間が目を向けない人間を対象に国内はもとより世界各地を取材し、『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。著書に『黄金町マリア』(亜紀書房)『花電車芸人』『娼婦たちは見た』(角川新書)『日本殺人巡礼』『青線 売春の記憶を刻む旅』(集英社文庫)『裏横浜 グレーな世界とその痕跡』(ちくま新書)などがある。

商品概要


書名:忘れられた日本史の現場を歩く
定価:1,760円(本体1,600円+税)
体裁:A5判/128ページ(オール4C)
ISBN:978-4-7778-2461-8
発売日:2024年6月4日
発行:辰巳出版ご購入はこちらから↓
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4777824616
【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17839722

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