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フランス電力、ダッソー・システムズ、キャップジェミニがパートナーシップを締結

PR TIMES / 2018年7月17日 12時1分



[画像: https://prtimes.jp/i/6067/276/resize/d6067-276-202394-0.jpg ]

EDF (Électricité de France、フランス電力会社) 、ダッソー・システムズ、キャップジェミニは本日、世界原子力展示会において、EDF の原子力エンジニアリングとエコシステムのデジタル変革に向け、長期パートナーシップ契約に署名したことを発表しました。このパートナーシップの目的は、EDF のプラントのパフォーマンスを高め、原子力業界における総合的な競争力を強化するため、同社のプラント エンジニアリング プロジェクトのデジタル化を支援することです。このたびのパートナーシップの締結は、原子力産業全体のデジタル変革を加速させる大きな一歩となります。

今回の契約条件の下、EDF とダッソー・システムズは 20 年間に及ぶパートナーシップを締結します。プロセスやエンジニアリングの手法を標準化・調整・刷新していくダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームを活用し、産業プロジェクトを継続的に支援していくことになります。インタラクティブであり、常に進化し続ける 3DEXPERIENCE プラットフォームを原子力ビジネスに適用することで、プロジェクトの関係者はデータにリアルタイムにアクセスできるようになります。また、3DEXPERIENCE プラットフォームは、原子力プラントの設計、建造、運用の各段階における、デジタルツインの構築にも活かされます。キャップジェミニはダッソー・システムズと協力して、堅牢かつ実績のあるコンサルティング、テクノロジー、システム統合サービスを提供していきます。この 3 社が連携することで、原子力エンジニアリング固有のニーズに対応する、デジタル ソリューションの開発と統合が行われます。今回の取り組みには、ヒンクリー・ポイント C プロジェクトをはじめ、将来の EPR (欧州加圧水型炉) プロジェクトや、フランスの原子力エンジニアリング支援部門の関与が予定されており、こうした関係各所が利益を享受することができます。

3DEXPERIENCE プラットフォーム、そしてダッソー・システムズとキャップジェミニの連携により生み出される成果は、他業界で複雑なプロジェクトを実装してきたこれまでの長い歴史の中で、すでに実証されています。

EDF グループ CEO の Jean-Bernard Lévy 氏は、次のように述べています。「EDF の原子力エンジニアリング部門は、デジタルへの切り替えプロセスに乗り出し、複雑なプロジェクトに対応する最高のエンジニアリング プラクティスを実装する道を模索しています。この事業は、将来の原子力プロジェクトの成功の鍵を握っており、EDF グループが CAP 2030 戦略の下で開始した変革を確固とした形にするものです。ダッソー・システムズ、キャップジェミニという、信頼でき、また非常に高く評価されているパートナー企業から、サポートを受けられることを光栄に思います。両社であれば長期にわたって当社の要件を理解し、プロジェクト エンジニアリング プロセスを共同構築する際の支えとなっていただけます」

ダッソー・システムズの取締役会副会長、最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「エネルギー産業においてもデジタル変革が起こりつつあり、その流れは加速し続けています。今回、EDF と 20 年に及ぶ契約を締結し、キャップジェミニとも継続して連携する運びとなったことは、こうした変化を如実に示す証といえるでしょう。ダッソー・システムズには、エネルギー産業におけるグローバル規模での確たる実績があり、原子力分野もまたその例外ではありません。当社のソリューションは、世界の原子炉の 3 分の 2、そして現在建造中の原子炉の 5 分の 4 で、複雑な管理工程に利用されています。当社はキャップジェミニと協力しながら、3DEXPERIENCE プラットフォームの成熟した機能を活用し、EDF に原子力エンジニアリングの新しいエクスペリエンスを提供します。この計画が実現すれば、エネルギー部門全体にわたって変革を促進することにもつながります」

また、キャップジェミニ グループ CEO の Paul Hermelin 氏は次のように述べています。「ダッソー・システムズと連携してEDFの意欲的な原子力事業のトランスフォーメーション計画を支援できることを非常に嬉しく思い、また楽しみにしています。キャップジェミニは、原子力分野に対する奥深い知識と世界的に有名なスペシャリストの技術的スキルを駆使して、このプロジェクトを成功に導きます。ダッソー・システムズとのパートナーシップは、エネルギー分野であれPLM市場であれ、当社のグローバル展開戦略における大きな一歩です。」

(以上)

このプレスリリースの記事内容は承認済みです。記事の信頼性については medias.edf.com でもご確認いただけます。

EDF グループについて
EDF グループは、エネルギー移行において中心的な役割を担う総合電力会社です。発電、送電、配電のほか、エネルギー供給やエネルギー商取引、エネルギー関連サービスなど、あらゆる電力事業を展開しています。低炭素エネルギー分野のグローバル リーダーとして多様な発電ミックスを開発しており、原子力や水力だけでなく、新世代の再生可能エネルギーや熱エネルギーにも対応しています。EDF グループが関与するエネルギー、サービス供給事業の顧客数は、約 3,510 万人であり、そのうちフランス国内の顧客が 2,650 万人を占めています。EDF グループ全体での連結売上は 2017 年時点で700 億ユーロに上っています。EDF はパリ証券取引所の上場企業です。

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーとして、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

キャップジェミニについて
キャップジェミニは、コンサルティング、テクノロジーサービス、デジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーとして、イノベーションの最前線に立ち、進化を続けるクラウド、デジタル及び各種プラットフォーム分野で、顧客のあらゆるビジネス機会に対応致します。キャップジェミニは、50年にわたり蓄積してきた優れた実績と業界固有の専門知識を基に、戦略から運用まで、弊社の一連のサービスを通じて、顧客企業が目指すビジネスビジョンの実現をご支援致します。キャップジェミニの信念は、「テクノロジーに関わるビジネス価値は人を通じて具現化される」ことであり、この信念こそが弊社の原動力となっています。キャップジェミニは、世界40ケ国以上、20万人のチームメンバーで構成される多文化企業です。キャップジェミニ・グループ全体の2017年度売上は、128億ユーロです。キャップジェミニについての詳細は、 www.capgemini.com/jp-jp/ をご覧ください。

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