エクサウィザーズとNTT Com、AI開発環境「exaBase Studio」を活用し、tsuzumi対応の生成AIソリューションを共同展開
PR TIMES / 2024年8月13日 10時45分
~軽量かつ日本語性能を活用した顧客案件を複数構築、ソリューションの開発・構築から共同営業まで実施~
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重、以下 NTT Com)と、NTTグループの開発する大規模言語モデル「tsuzumi」に対応した、顧客向けソリューションの構築を開始しました。エクサウィザーズのAIソフトウェア開発環境「exaBase Studio」を活用することで、高品質なソリューションを迅速に開発し、両社共同で顧客に提案していく検討を始めました。tsuzumiの軽量かつ高い日本語処理性能を活用し、すでに複数の顧客案件を共同で構築しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/30192/276/resize/d30192-276-fab7c6341bf5c8c4a12e-0.png ]
NTTグループが開発したtsuzumiは日本語に強いだけでなく軽量のため、電力コストを抑えることが可能な大規模言語モデル(LLM)として注目されています。高いセキュリティや柔軟なカスタマイズ性といった特徴も持ち合わせています。当社はこうしたtsuzumiの機能を活用するパートナーの1社です。
今回、エクサウィザーズとNTT Comは、社内問い合わせへの対応システムなど、従業員満足度を向上させるソリューションに取り組みました。特に最近注目を集めている、ドキュメント連携を可能にするRAG(Retrieval Augmented Generation)にフォーカスしています。
開発プラットフォームとしては、エクサウィザーズのAIソフトウェア開発環境「exaBase Studio」を活用しています。exaBase Studioは、テンプレートと呼ぶアプリケーションのひな形を利用することで、RAGも含む様々な機能の迅速かつ高品質な実装を可能にします。本年5月には「RAGOps」として、利用者からの問い合わせに対する回答品質を、業務に関する文書の連携と人によるフィードバックの活用で継続的に改善するテンプレートを発表しました※1。
今回開発したソリューションは、チャットのユーザーインターフェースと、問い合わせへの回答品質を引き上げるRAGの機能を組み合わせたものです。並行して、exaBase Studioからtsuzumiへの問い合わせが安定的に利用できるよう、接続と動作の検証を行ってきました。
※1 https://exawizards.com/archives/27382/
☑︎両者の役割分担(予定)
NTT Com
・tsuzumiの提供とサポート
・顧客の従業員満足度向上に向けたソリューション開発
・大手顧客へのソリューション提案・システム営業
エクサウィザーズ
・exaBase StudioとRAGOpsの提供
・顧客の従業員満足度向上に向けたソリューション開発
・大手顧客へのソリューション提案・システム営業
・その他、生成AI関連プロダクトの機能提供
☑︎提供を予定するサービス
第一弾の取り組みとして、RAGOpsのtsuzumi対応を行うソリューションを開発しました。業務における問い合わせへの回答について、目標とした精度を達成しています。
現在複数の顧客に提供・稼働済みであり、引き続きエクサウィザーズとNTT Comの両社から顧客に向けて共同で提案していく検討を始めました。
今後、今回の枠組みに基づいた新たなソリューションを複数開発し、両社の顧客に提案・提供していく予定です。
また、エクサウィザーズは、法人向けChatGPT「exaBase 生成AI」や、生成AIを活用して営業などのロールプレイングが行える「exaBase ロープレ」などの生成AIプロダクトを提供しております。これらのプロダクトについても、NTT Comの顧客への提供やtsuzumiとの連携などを進めていく予定です。
☑︎exaBase Studioの特徴
exaBase Studioは、社内外のAIモデルやサービス、データを組み合わせて、AIソフトウェアを構築できる開発環境です。キャンバスと呼ぶ直感的にわかりやすい設計・開発用のUI(ユーザーインターフェース)を活用して処理を可視化し、エンジニア以外に、経営者や業務をよく知る社内外の人材を巻き込んだオープンな設計や更新が容易となります。開発の煩雑な手順を半自動化する仕組みを搭載しており、開発のプロセスが大きく変わります。「動くものを触りながら改善する」というアジャイル型での内製開発を支援します。
exaBase Studio、RAGOpsについては以下のサイトをご覧ください。
exaBase Sudio: https://exawizards.com/exabase/studio/
RAGOps: https://exawizards.com/exabase/studio/ragops/
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/
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