Automotive SPICE(R)4.0に対応した自己診断ツールの最新バージョンを提供開始
PR TIMES / 2025年1月8日 11時0分
SDVに向けたエンジニアリングプロセスの追加に対応し、グローバルでの規格準拠を支援
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、車載ソフトウェア開発における、品質や機能安全、サイバーセキュリティの規格準拠を、自己診断とプロセス改善で支援する「自動車関連規格準拠支援ソリューション」の最新版を、1月9日から販売開始します。
SDV*1が加速する自動車業界では、車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークとして、欧州の自動車メーカーが中心となって定められた規格Automotive SPICE(R)が業界標準となりつつあります。国内の自動車メーカーやサプライヤーでも、継続的に改善されるAutomotive SPICE(R)への対応が必要です。
本ソリューションの最新版では、Automotive SPICE(R) Ver4.0で新たに加わったハードウェアエンジニアリングと機械学習エンジニアリングに対応し、また、プロセスアセスメントモデルのプロセス整理や名称変更にも追従しました。対応言語においても、従来の日本語に加え、英語、中国語、韓国語を追加しました。
自己診断ツールは、日立ソリューションズの資格保有コンサルタント*2が開発現場の品質管理や開発プロセスの最適化、セキュリティ対策を支援してきたノウハウをベースに開発したもので、Automotive SPICE(R)への準拠状況を質疑応答形式で迅速に診断します。また、車載ソフトウェア開発がグローバルサプライチェーンへと広がる中、四ヵ国語に対応したことで、国内外の開発拠点でも、現在の規格準拠状況を把握できるようになります。企業はこれらにより、スムーズなアセスメントや監査、改善につなげ、コストを抑えて早期に規格準拠を実現できます。
日立ソリューションズは、今後も安全で快適な人と車が調和するモビリティ社会の実現を支援していきます。
*1 Software Defined Vehicle:ソフトウェアによって自動車の機能が更新されることを前提に設計、開発された車のこと
*2 Automotive SPICE(R)のアセッサー資格最上位のプリンシパルアセッサーを含む、開発経験豊富なコンサルタント
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53429/276/53429-276-e17489b35292b738bc69d2826437c856-3076x1704.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図:「自動車関連規格準拠支援ソリューション」Automotive SPICE(R)の最新版に対応した自己診断ツール
■背景
近年、自動車業界では急速に、SDVが進んでいます。SDVは、車両の機能や性能をソフトウェアによって柔軟に制御・更新できることで、自動車の設計、製造、運用における革新が促進されています。この変革に伴い、ソフトウェアの品質と開発プロセスの重要性が一層高まっています。
Automotive SPICE(R)は、ソフトウェア開発プロセスの評価と改善を体系的に行うためのフレームワークを提供するものです。エンジニアリングとマネジメントの観点からプロセスを定義し、継続的な改善を促進することで、高品質なソフトウェアの開発を支援します。
昨今、Automotive SPICE(R)の達成度は、自動車メーカーやサプライヤーにとって、調達要件となる重要な事項となる一方、開発拠点が国内外にあり、規格準拠に向けた現状把握(自己診断やアセスメント)から改善活動、現場定着まで、その業務負担が大きな課題となっています。さらに、準拠済の開発プロジェクトにおいても、遵守状況を第三者に定期的に図ってもらいたいという声も高まっています。
日立ソリューションズは、これまで、Automotive SPICE(R)や機能安全規格準拠に向けて、資格保有コンサルタントなどが現状把握の負担軽減のために開発した自己診断ツールに加え、スムーズなアセスメントや監査、改善活動に取り組めるよう支援してまいりました。このたび、Automotive SPICE(R)の最新版に対応した上で、日本語に加え、英語、中国語、韓国語の四ヵ国語で提供します。
■「自動車関連規格準拠支援ソリューション」最新版の特長
1.Automotive SPICE(R)のVer4.0に対応した自己診断ツールを提供し、迅速な規格準拠を支援
自己診断ツールにより、従来コンサルタントによるアセスメントが必要な開発現場の実態把握において、短期間かつ低コストで、Automotive SPICE(R)の規格準拠に必要な活動がどこまで実施されているか確認することができます。Ver4.0で追加されたハードウェアエンジニアリングと機械学習エンジニアリングにも対応し、現場の課題を把握することで、効果の高い改善施策を効率的に開発現場に適用することが可能となり、より迅速な規格準拠を支援します。
2.日本語、英語、中国語、韓国語に対応した自己診断ツールで、グローバルで利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語で利用できるため、日本以外の開発拠点でも、担当者が回答しやすい言語で自己診断ができるようになります。開発拠点が国内外とある中、Automotive SPICE(R)への準拠状況をグローバルで確認することができ、組織として、規格準拠に向けた活動ができます。
■提供開始日 2025年1月9日
■価格 個別見積
■「自動車関連規格準拠支援ソリューション」最新版について
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/aspice/
■「SDV潮流におけるソフトウェア開発」について(特集ページ)
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/smart-mobility/solution/sdv/
■出展情報
展示会名:オートモーティブ ワールド2025 第2回 SDV EXPO 車載ソフトウェア開発展
会期:2025年1月22日(水)~24日(金)
会場:東京ビッグサイト(東展示棟 E55-44)
URL:https://www.automotiveworld.jp/tokyo/ja-jp/about/sdv.html
■商品・サービスに関するお問い合わせ先
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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