ダッソー・システムズ、空飛ぶタクシーやドローンの開発メーカー向けに新ソリューションを発表
PR TIMES / 2018年7月20日 11時1分
・航空宇宙・防衛産業向けのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス、「リインベント・ザ・スカイ」の提供を開始
・スタートアップや小規模な企業向けに、軽飛行機やUAV (無人航空機) の試作機の開発時間を 50% 短縮可能
・クラウドベースで提供
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/277/resize/d6067-277-927573-1.jpg ]
ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、ファンボロー国際航空ショーにおいて、航空宇宙・防衛産業向けに新しいインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス、「リインベント・ザ・スカイ」の提供を開始すると発表しました。ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームを基盤とする「リインベント・ザ・スカイ」は、航空モビリティの構想から試作に至る一連のプロセスをカバーする製造業向け開発ソリューションで、軽飛行機や無人航空機の開発を加速できます。ダッソー・システムズは、スタートアップ企業をはじめ、航空モビリティ分野に新たに参入する企業や小規模な企業が、持続可能性を踏まえながら、インダストリー・ルネサンス期を迎えた航空市場を変革できるよう支援していきます。
「電動航空機は今後、21 世紀を変革するような影響力を持つはずです。当社では自律飛行でき、垂直離着陸も可能な電動航空機を開発していますが、これが実用化されれば通勤時の移動が、より高速で楽しい体験に変わります」と、米国の航空機開発ベンチャー、ジョビー・アビエーション社の創立者である JoBen BeVirt 氏は述べています。「クラウドベースのソリューションであれば、当社でもリーズナブルな価格で大規模 OEM の使用するツールと同等のものにアクセスでき、社内のニーズに合わせて機能を追加できます。ダッソー・システムズの『リインベント・ザ・スカイ』なら、IT ハードウェアの管理に手間取ることもなく、最良の試作機の開発に集中できます」
たとえば自動車産業においては、バーチャル技術の進化と普及によって、発明や学習、生産といった各段階における既存の手法が刷新されており、「モビリティ (移動手段) 」という概念も、従来の「自動車」部門の枠を超えるものになりつつあります。同じく航空産業においても、小規模で革新的な企業が市場に参入しやすくなっており、そうした企業が自律飛行可能な空飛ぶ電動タクシーや宅配ドローンといった、人、モノ、スマートシティを対象とする持続可能な航空モビリティ ソリューションの数々を考案しています。「リインベント・ザ・スカイ」であれば、コストを最小限に抑えながら最初の試作機の開発にかかる時間をこれまでの半分に短縮できるので、製品の市場投入までのイノベーション・プロセス全体を加速させる大きな原動力となります。
「軽飛行機や多目的ドローンのニーズは、2020 年までに 150 億ドルに達すると考えられており、陸上や空中ベースで進行中のモビリティプロジェクトの数は世界全体で 450 以上にも上ります。小規模な OEM が競争力を持つためには、厳しい時間枠の中で投資家の期待に応えながら、独創性のある価値を示していかなければなりません」と、ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイス・プレジデントであるデビッド・ジグラーは述べています。「『リインベント・ザ・スカイ』を活用すれば、こうした競争から抜け出して、一歩先を行く存在となることができます。小規模な OEM であっても期日通りに型式証明を取得し、証明にかかるコストを削減しながら、リーンな製造プロセスを計画できるようになるので、パフォーマンスを向上できます」
『リインベント・ザ・スカイ』の仕様は、スタートアップ企業、新規参入企業、小規模 OEM での開発を念頭に特化されており、業界標準に基づいたセキュアな単一環境から、デジタル設計やシミュレーション等の各アプリケーションに、クラウドベースで、かつスケーラブルにアクセスできるため、迅速かつ簡単に開発を進められます。チームメンバーが複数の部門にまたがる場合でも、リアルタイムに連携して要件を定義でき、かつ初期構想から製造段階までのトレーサビリティーも確保できます。共通するプロセスや部品にも確実にアクセスして再利用でき、早期に意思決定してエラーを削減することも可能です。
詳しくはこちら:
ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス
https://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D 設計ソフトウェア、3D デジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
http://www.3ds.com/ja
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(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーとして、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。
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