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モーターファン・イラストレーテッド vol.162は、「軽量化の正体」特集

PR TIMES / 2020年3月13日 16時5分

クルマは重い。だから、クルマを1gでも軽くしたい──

株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:星野邦久)は、2020年3月14日より『モーターファン・イラストレーテッド(MFi) vol.162』を発売いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/23526/277/resize/d23526-277-152301-3.jpg ]

■クルマは「重さ」と闘っている
クルマが軽くなれば、走行性能にも、操縦性にも、そしてなにより燃費に効くということは、クルマ好きの人ならばご存じだろう。しかし、そのメリットを周知しながら、昨今における自動車業界の流れは、衝突安全の確保、パワートレーンの電動化、快適装備の充実などの要求が高まっており、クルマの車重は年ごとに少しずつ重くなっている傾向にあります。
自動車業界は厳格化する環境規制や低燃費競争に対応するため、激しい開発競争が繰り広げられていますが、それにともなって、車体の軽量化もまた注目されている技術のひとつです。MFi vol.162号では、コストやサイズなどの制約のなかで、材料置換に頼らない軽くするための素材や形状の工夫だったり、軽量化したことによる弱点を補う技術といった、軽量化技術の裏側にスポットを当てています。
三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11329

[画像2: https://prtimes.jp/i/23526/277/resize/d23526-277-792605-0.jpg ]

■クルマが重くなった理由はなに?
手っ取り取り早い燃費削減の方法は、パワートレーンの電動化です。つまり、電気自動車(EV)、ハイブリッド(HEV)の普及なわけですが、これらに必要なバッテリー等をコンベンショナルなクルマに搭載すると、100~150kgくらい単純にクルマの車重が増加すると言われております。軽量化技術の本題に入る前に、まず50年前、25年前、そして現在というボリュームゾーンのなかで、全幅と車重の関係から本当に重くなっているのか。逆に重くなっていないクルマはあるのか? を分析してみました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/23526/277/resize/d23526-277-451264-1.jpg ]

■50%クルマを軽くすることは可能なのか?
今回の軽量化技術特集のなかで、「50%軽量化は可能なのか」を共通のテーマに、プラットフォーム、ボディ、シャシー、シートといったカテゴリーごとにその手法とメカニズムを取り上げました。さまざまなものを少しずつ軽くして進化させるのか、それとも材料置換などによって大きくジャンプさせるのか。50%軽量化の実現によって出てくる課題はなにか、いやそもそも50%軽量化は可能なのか? を紹介します。


[画像4: https://prtimes.jp/i/23526/277/resize/d23526-277-169141-2.jpg ]

■軽量化による弱点を補う技術
残念ながら「軽くする」ことで失われるものがあります。剛性と静粛性です。構造材を薄くすれば軽くはなるが、断面積に比例する剛性は低下します。ガラスや遮音材を薄くすれば、車室内への騒音侵入が増えます。軽くすることで相反する問題に対して、構造用接着剤や遮音材といった解決する素材や技術を紹介します。


[画像5: https://prtimes.jp/i/23526/277/resize/d23526-277-707188-5.jpg ]

■電動化が進むとベアリングになにが求められるのか
自動車に用いられるベアリング(軸受)の数は、100個以上にも及ぶと言われております。「工業技術の米」と言われるベアリング技術は、自動車技術においても根幹を支える要素であり、ベアリングの性能は自動車の能力や機能の限界を決めるといっても過言ではありません。それは環境規制の厳格化により、パワートレーンの電動化が加速しても変わりませんが、求められる性能は少しずつ変化しています。より高い回転数と厳しい環境に耐えながら、さらに低損失化への期待がベアリングに向けられています。第2特集では、電動化時代のベアリングについて基礎と最新技術を紹介します。


モーターファン・イラストレーテッド vol.162
特集「軽量化の正体」

発売:2020年3月14日
定価:1760円(本体価格:1600円)
ISBN:9784779641091

三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11329
三栄/ebooks(電子書籍):https://3a.as-books.jp/books/?no=13
アマゾン:https://amzn.to/2urnMhq


【主なコンテンツ内容】
Lightweight Technology
軽量化の正体

CHAPTER1:分析
クルマが重くなった理由
直4エンジン重量の変遷は軽量高出力へ
世代別比較「トヨタ・ヴィッツ/ヤリスとホンダ・フィットの関係」

CHAPTER2:50%軽量化は可能なのか
case1 プラットフォーム&モノコックボディ(スズキ)
case2 ボディのマルチマテリアル化と剛性(ホンダ)
case3 機能追加を最小限の重量アップで(マツダのシート)
case4 樹脂化に立ちはだかる数々の難問(八千代工業の樹脂製バックドア)
case5 ばねを軽くするための軽量化以外のノウハウ(ムベア)

CHAPTER3:軽量化の「弱点」を補う
case1 構造用接着剤で要所を固める
case2 遮るのに必要なのは“質量”

第2特集:電動化時代のベアリング
BASICS 構造用接着剤で要所を固める自動車に使われている主なベアリングの種類と用途
電動化で求められるベアリングの性能「高速回転化と低フリクション化」
case study 1 日本精工:希薄潤滑環境向け円すいころ軸受
case study 2 日本精工:電動車駆動モーター用高速回転玉軸受
case study 3 ジェイテクト:電動ブレーキ用非循環ボールねじ
case study 4 不二越:超高速回転軸受/電動コンプレッサー用軸受
case study 5 NTN:ハブベアリングの低フリクション技術


2020年3月13日
株式会社三栄

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