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2024年1月~3月中古スマホ取引数ランキング

PR TIMES / 2024年6月12日 17時15分

スマホ2台持ちが中古市場に与える影響は?主要4市場より抽出された中古スマホ相場データより分析

株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリマアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。
調査の詳細はこちら: https://www.kashi-mo.com/media/269205/



分析結果概要


1. iPhone 8・iPhone SE(第2世代)は根強い支持も、高まる新しい機種の需要
2.顔ぶれに変化 iPad Air人気が急上昇
3. Androidは新たに6機種がランクイン
【総評】スマホ2台持ちが与える中古市場への影響は

1.iPhone 8・iPhone SE(第2世代)は根強い支持も、高まる新しい機種の需要


[画像1: https://prtimes.jp/i/15239/287/resize/d15239-287-75b2fa41d57f47af4e8c-1.png ]

前回の調査(2023年10月~12月)と比べ、多少の順位変動はあったものの、前回同様、iPhone 8とiPhone SE(第2世代)の取引量が目立つ結果となりました。平均価格は、iPhone 8が10,000円前後、iPhone SE(第2世代)が15,000円前後と前回の調査より1,000円程価格が下がっており、値頃感が高まっています。今後も平均価格の値下げが続けば、しばらくこの人気が続くと考えられるでしょう。加えて、今回注目したいのが、前回調査時43位から8位へと大きく順位を伸ばしたiPhone 12(ソフトバンク版)です。前回調査より約2倍の取引がされており、今回のiPhoneに関する調査のランキングの中では、取引数変化率が最も高い結果となりました。円安の影響により、iPhone価格が値上がりする一方で、緊急値下げキャンペーンが実施され、前回調査より3,200円程値が下がったことが、順位変動の大きな要因だと推測されます。iPhone 12は5G通信や、マスク着用時の顔認証など充実した機能を備えた機種で、お得感を感じる人が少なくなかったのでしょう。加えて、10位にはiPhone SE(第3世代)がランクインしました。iPhone 12同様、比較的新しい機種の需要の高まりが感じられます。この傾向が、中古市場にどう影響を与えていくのか、今後の動向に注目です。

2.顔ぶれに変化 iPad Air人気が急上昇


[画像2: https://prtimes.jp/i/15239/287/resize/d15239-287-6aa133599c38f089ec81-2.png ]

今回の調査では、前回の調査と大きく顔ぶれが代わり、iPad Air cellularの取引が目立つ結果となりました。この機種は、発売から10年と決して新しい機種ではないものの、うまく活用すれば、今なお充分に機能するモデルです。その上、平均価格が4,000円程度と非常に安く、購入しやすさが取引を増加させたと言えるでしょう。近年、プライベート用のスマートフォンを2台所有する「スマホ2台持ち」が支持されていますが、動画視聴専用で使用するなど、限定的な用途のために購入する人が増えている可能性があります。

3.Androidは新たに6機種がランクイン


Androidに関する詳しい解説は、こちらをご覧ください。
https://www.kashi-mo.com/media/269205/

分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則


今回の調査では、比較的新しいiPhone機種の需要増大が見られました。iPhoneにおいては、価格の安さではなく、高い機能性を求めて、機種を選ぶユーザーが一定数いると言えるでしょう。その一方で、iPadでは、発売から10年が経過した古いモデルが上位にランクインし、高機能よりも価格の安さを重視するユーザーの存在を示していると言っても過言ではないでしょう。今回の調査からは、「利用目的に適う実用性」を求めるユーザーが増えており、その利用目的が多様化しているのではないかと感じています。昨今、若い世代を中心にプライベート用スマートフォンの2台持ちが支持されています。このトレンドからは「エモい写真を撮るために古い機種を使用している」・「動画視聴中にメッセージのやり取りをして、動画視聴を中断したくないので、動画視聴専用のスマホを持っている」など、目的に合わせて、効率やパフォーマンスを重視する傾向が見てとれます。こういった背景から、iPhoneやiPadでは、メイン機種とサブ機種で価格や発売年数の二極化が見られるかもしれません。スマホ2台持ち需要が、中古市場にどう影響していくのか、今後の動向から目が離せません。
                   調査の詳細はこちら:https://www.kashi-mo.com/media/269205/

[画像3: https://prtimes.jp/i/15239/287/resize/d15239-287-c59313bcae0ee4392f63-3.png ]


株式会社マーケットエンタープライズ 
メディアカンパニー
執行役員 菅野 辰則

ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、デジタルマーケティング事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析する中古モバイル市場アナリストも兼任する。

■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格を集計
調査対象期間:2024年1月1日から2024年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ

■運営メディア
iPhone・Wi-Fi・WiMAXの情報をわかりやすく解説
・iPhone 格安SIM通信:https://www.kashi-mo.com/media/
ガジェット・通信ニュース情報をわかりやすく解説
・iPhone 格安SIM通信YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCakZHegYrdh-Y3EasvGf7bw
格安SIM・スマホの通信速度や選び方を解説
・SIMチェンジ:https://simchange.jp/

■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ720万人を達成しました。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

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