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東京芸術劇場 シアター・コーディネーター養成講座≪多文化共生・基礎編≫の受講者募集!2021年11月~2022年2月(全6回)

PR TIMES / 2021年10月14日 21時15分

劇場から多文化共生を考えるー日本に住む外国人や外国ルーツの人々とのアート実践を考える連続講座。

この度、東京芸術劇場では、2021年11月より、劇場を広く社会に開き、芸術文化を通して地域・社会づくりに貢献する人材育成を目指す「シアター・コーディネーター養成講座」の一環として、《多文化共生・基礎編》を開講いたします。
東京都の音楽・舞台芸術を代表する「顔」として、東京芸術劇場がおくる、未来の社会と劇場やアートの関係を考える講座シリーズです。



[画像1: https://prtimes.jp/i/38211/287/resize/d38211-287-04ddfa040464b27af938-2.jpg ]

■日本/東京の現状や課題を捉え、考える
東京に住む外国人は約53万人、180以上の国や地域の人々が暮らしています。仕事や留学をきっかけに暮らす人や、外国にルーツを持ち日本で育つ子どもや若者が増え、すでに多様な背景を持つ人々が生きる社会となっている中で、様々な課題が浮き彫りとなっています。今回の講座では、複雑化する社会において日本/東京に住む外国人や外国にルーツをもつ人々の現状を捉え、それに対し、劇場やアートがどうアプローチできるかを考えていきます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/38211/287/resize/d38211-287-3af789ed72213de2bcdf-1.jpg ]


■ゲスト講師は、多文化共生の最前線で活動する研究者やコミュニティアートの実践者たち
地方自治体の外国籍の子どもたちの不就学の実態を日本で初めて明らかにし、現在、文部科学省外国人児童生徒等教育アドバイザーも務める小島祥美氏をはじめ、「多文化社会、社会包摂とアート」をキーワードに研究・フィールドワークを行う台湾出身の研究者・楊淳婷氏、外国人を対象とした子育て支援グループと自治体、大学が連携しアートプログラムを実施する三代純平氏など多文化共生およびコミュニティアートの第一線で活躍する方々を迎え、多角的にアプローチします。この講師陣の話をシリーズで聞くことができる本講座は、大変貴重な機会です。
ぜひ、奮ってご応募ください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/38211/287/resize/d38211-287-0d9aa7e974c215e6977b-0.jpg ]


【講座内容・スケジュール】
<第1回>オリエンテーション/多文化共生とアート概論
11月21日(日)13:30-16:30
楊淳婷(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 特任助教)
台湾台北市生まれ。自身の経験から移住や移民、社会とアートの関係性に関心を抱き、博士課程ではアートプロジェクトの企画・運営に携わりながら、「多文化社会、社会包摂とアート」をキーワードに研究・フィールドワークを実施。

<第2回>ケーススタディ1. 地域コミュニティの連携~親子で国際交流
12月4日(土)13:30‐16:30
三代純平(武蔵野美術大学 造形学部 准教授)
専門は、日本語教育におけるライフストーリー研究、社会連携による日本語教育実践。主著に、『産学連携でつくる多文化共生-カシオとムサビがデザインする日本語教育』(2021年、くろしお出版、共著) など。
福村真紀子(「多文化ひろばあいあい」代表/茨城大学大学院 理工学研究科 助教)
地域日本語教育の在り方を主なテーマとして実践研究を行う。特に、外国から日本に移住した子育て中の女性の孤立の問題に着眼し、彼女たちに対する日本語教育についての検討を重ねる。
スラマ・ソニア(チュニジア出身/「多文化ひろばあいあい」メンバー/外国語教師)
チュニジア出身。2001年に夫の日本赴任により来日、翌年長女を出産。妊娠、出産、育児を日本で初体験するなかで日野市の子育て支援グループ「多文化ひろば あいあい」に参加。

<第3回>ケーススタディ2. 外国にルーツをもつ青少年の課題とドキュメンタリー演劇の実践
12月11日(土)13:30-16:30
小島祥美(東京外国語大学 多言語多文化共生センター長/世界言語社会教育センター 准教授)
地方自治体(岐阜県可児市)の全外国籍の子どもの就学実態を日本で初めて明らかにした研究成果により、同市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに抜擢されて不就学ゼロを実現。現在、文部科学省外国人児童生徒等教育アドバイザーの一人。
田室寿見子(東京芸術劇場 人材育成担当係長)

<第4回>ケーススタディ3. 多文化・多言語社会に生きる子どもたちとのワークショップ
12月18日(土)13:30-16:30
松井かおり(朝日大学 保健医療学部 教授)
多文化こどもエデュniho☆nico代表。専門は、英語授業研究、コミュニケーション論。近年は、海外にルーツがある子ども達と日本人児童生徒の共同学習の方策に関心を持ち、応用ドラマや写真、工作など身体とアートを用いた学習環境づくりを、地域住民とのグループ実践活動から探究している。
田室寿見子(東京芸術劇場 人材育成担当係長)

<第5回>中間発表&ディスカッション
1月15日(土)13:30-16:30

<第6回>企画発表&フィードバック
2月27日(日)13:30-16:30

■講座情報ページ https://www.geigeki.jp/performance/event292/

[画像4: https://prtimes.jp/i/38211/287/resize/d38211-287-a434cdd881cde0928fa2-3.jpg ]

【会場】東京芸術劇場内※状況により、オンライン開催となる場合がございます。
【受講料】3,000円
【定員】10名程度*応募内容による選考あり
【対象】18歳以上
【応募締切】10/20(水)
【申込み方法】下記からお申込みください。
       https://willap.jp/p/geigeki/tc202111/
【お問い合わせ】東京芸術劇場03-5391-2111(代表)seminar@geigeki.jp
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京芸術劇場

■シアター・コーディネーターとは
劇場と社会の間に立って、両者をつなぐための企画を考えたり、調整したり、発信したりする人たちをイメージした名称です。下記のような資質を複合的に活用できる人材を募集します。
プログラムを開発するプランナー / 教育的視点を持ったエデュケーター
アクティブにプログラムを運営するファシリテーター / 運営に携わるマネージャー
芸術作品やエピソードを横断的に考察し、工夫するドラマトゥルク

■東京芸術劇場とは
東京芸術劇場は、音楽・演劇・ダンス等の舞台芸術文化の振興とその国際的交流を図るために、平成2年10月にオープンした都立の劇場。世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用のコンサートホール、演劇・舞踊等の公演を行うプレイハウスと2つの小ホール(シアターイーストとシアターウエスト)を備えています。創造発信型の劇場として、舞台作品の創作と上演に加えて、アトリエやギャラリーなどでの展示や、講座・ワークショップなど、さまざまな芸術活動を行う複合的な芸術文化施設です。

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