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「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」作曲家・羽田健太郎、唯一の交響曲をライヴ新録音、発見された直筆スコアに基づくオリジナル版で初CD化!

PR TIMES / 2019年3月8日 19時40分

2019年4月17日(水)、UHQ-CD仕様でRELEASE



日本のアニメ史の金字塔「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ・モチーフを用い、作編曲家・ピアニストの“ハネケン”こと羽田健太郎が作曲した、
20世紀に生み出された名交響曲のひとつ「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」の最新録音盤がリリースされる。

「ヤマト交響曲」は、数多くの音楽を生み出してきた羽田健太郎が35歳で作曲した唯一の交響曲であり、宮川泰・羽田の両名が生み出したヤマトのモチーフを用いながら、古典的な交響曲を目指したオーケストラ曲だ。
第1楽章は有名なメインテーマと「イスカンダルのテーマ」を用いたソナタ形式、第2楽章は羽田も作曲家として参加した『完結編』の音楽が取り入れられ、第3楽章にはヴォカリーズを起用、そして「大いなる愛」をテーマに独奏ヴァイオリンと独奏ピアノによるドッペルコンチェルトとして発展させた終楽章で幕を閉じる。
この曲は1984年にNHK交響楽団×大友直人指揮にて初演。その音源はLP/CDでリリースされ、また、2009年のセッション録音盤も存在した。

今作は2018年8月、東京交響楽団とミューザ川崎シンフォニーホールによるクラシックの“名曲全集”に組み込まれた演奏会をライヴ収録。
初演時から指揮を務めている大友直人がタクトを振り、ヴォカリーズにソプラノ小林沙羅、東響の名誉コンサートマスター大谷康子、ピアニスト横山幸雄という前作の2009年セッション録音盤のソリストが再集結。東響のホームグラウンドでもあるミューザ川崎シンフォニーホールに鳴り響いた「ヤマト交響曲」は、まさに熱のこもった名演でブラボーの嵐となり、6分にも及ぶ惜しみない拍手が続いたという。
その好評の声にこたえ、羽田の生誕70周年となる今年、約10年ぶりにライヴ・新録音盤としてリリースされることとなった。

さらに今回の演奏は、羽田の逝去後に発見された自筆譜をもとにおこされたオリジナル・エンディングを採用。
これまでの録音とは異なる完全オリジナルスコア版での録音となった。
羽田の長女である羽田紋子は、『生前、自分が作曲した楽譜は世に出したらほぼ全て処分していた父ですが、この「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」の楽譜だけは、袋にしまい大切に仕事部屋の棚に保管されていました。いつか今日の様な日が来る事を願っていたのではと思わずにはいられません』とコメントを寄せている。

【羽田紋子(羽田健太郎 長女)コメント全文】
「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」は、羽田健太郎が35歳の時に作曲した作品です。
意外かも知れませんが、生涯の中でこの様な本格的な交響曲を作曲したのは、娘である私が知る限り、後にも先にもこの「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」だけです。
生前、自分が作曲した楽譜は世に出したらほぼ全て処分していた父ですが、この「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」の楽譜だけは、袋にしまい大切に仕事部屋の棚に保管されていました。
いつか今日の様な日が来る事を願っていたのではと思わずにはいられません。

今回、初公開で直筆スコアの一部を掲載していますが、茶色く変色している楽譜やセロハンテープの跡、鉛筆で書かれた細かい音符の一つ一つに、この曲に懸ける当時の父の思いが伝わって来ます。ラスト、第4楽章最後にあえて赤字で書かれている「完」の文字は、一体どんな思いで書き入れたのだろうと。

1984年当時、他の仕事を全て断り、半年以上に渡ってこの「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」に捧げた羽田健太郎の情熱を、35年の時を超えて今、皆様に感じ取って頂ければ幸いです。

有限会社 羽田音楽事務所 代表取締役 羽田紋子


【アルバム情報】
羽田健太郎:交響曲 宇宙戦艦ヤマト
[画像1: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-178774-5.jpg ]

2019.4.17 RELEASE
■COCQ-85460 ■¥3,000(+TAX) ■UHQ-CD

羽田健太郎
テーマ・モチーフ 宮川 泰/羽田健太郎
交響曲 宇宙戦艦ヤマト
1 第一楽章 誕生
2 第二楽章 闘い 〈スケルツォ〉
3 第三楽章 祈り 〈アダージョ〉
4 第四楽章 明日への希望 〈ドッペルコンチェルト〉

大友直人 指揮
東京交響楽団

大谷康子(ヴァイオリン)
横山幸雄(ピアノ)
小林沙羅(ヴォカリーズ)

録音:2018年8月25日 ミューザ川崎シンフォニーホール


【プロフィール】
■プロフィール
羽田健太郎 Kentaro Haneda, piano/composer
[画像2: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-872559-0.png ]

(C)田中聖太郎

大友直人 Naoto Otomo, conductor
[画像3: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-844044-1.png ]

(C)Rowland Kirishima

桐朋学園大学を卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘各氏に師事した。桐朋学園大学在学中からNHK交響楽団の指揮研究員となり、22歳で楽団推薦により同楽団を指揮してデビュー。
海外のオーケストラにも多く客演し、2013年にはエネスク国際音楽祭に招かれ「弦楽八重奏曲op.7」を演奏。“繰り返し演奏されているが、今回の演奏は最高の演奏″“日本のオーケストラ演奏が西洋音楽への新しい希望を見出した″と評され、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。(C)田中聖太郎
現在、東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督。
また、2004年から8年間にわたり、東京文化会館の初代音楽監督を務めた。
第8回渡邊暁雄音楽基金音楽賞(2000年)、第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞(08年)を受賞。

大谷康子 Yasuko Ohtani, violin
[画像4: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-686186-4.png ]

(C)尾形正茂

2020年にデビュー45周年を迎え、ピエトロ・グァルネリ(1708年製)での深く温かい演奏は「歌うヴァイオリン」と評される。これまでにスロヴァキアフィル、モスクワフィル、キエフ国立フィル等、国内外の著名なオーケストラと多数共演。1公演で4曲のヴァイオリンコンチェルトを1日2公演行うという前代未聞の快挙を達成し話題となった。イタマール・ゴラン(ピアノ)との共演をはじめ全国各地でリサイタルを行っている。

CDは「R.シュトラウス/ベートーヴェン・ソナタNo.5(ピアノ:イタマール・ゴラン)」他、多数リリース。
文化庁「芸術祭大賞」受賞。東京音楽大学教授。東京藝術大学講師。(公財)練馬区文化振興協会理事長。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。(公財)日本交響楽振興財団理事。
BSテレ東(毎週土曜朝8時より放送)「おんがく交差点」では春風亭小朝と司会・演奏を務める。著書に「ヴァイオリニスト 今日も走る!」(KADOKAWA)がある。
オフィシャル・ホームページ http://www.yasukoohtani.com

横山幸雄 Yukio Yokoyama, piano
[画像5: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-698198-2.png ]

(C)アールアンフィニ

1990年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
ショパン生誕200年を迎えた2010年に、ポーランド政府より世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」を授与される。同年、「ショパン・ピアノ独奏曲全166曲コンサート」を行い、ギネス世界記録に認定され、翌年「212曲」を演奏して記録を更新した。
毎年恒例のショパン連続演奏会、シリーズ「ベートーヴェン・プラス」といった意欲的な取り組みは高い評価を確立している。
CDは、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等受賞の他、2018年9月に「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」、12月最新アルバム「ドビュッシー:前奏曲第1集・第2集」を相次いでリリース。
東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。
エリザベト音楽大学客員教授、日本パデレフスキ協会会長。2019年4月より名古屋芸術大学特別客員教授に就任予定。

小林沙羅 Sara Kobayashi, soprano
[画像6: https://prtimes.jp/i/19470/288/resize/d19470-288-227891-3.png ]

(C)NIPPON COLUMBIA

東京藝術大学及び同大学院修了。2010年度野村財団奨学生、2011年度文化庁新進芸術家在外研修員。2014年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2010~15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。2006年『バスティアンとバスティエンヌ』でデビュー後、東京芸術劇場『トゥーランドット』リュー、兵庫県立芸術文化センター『こうもり』アデーレ/『魔弾の射手』エンヒェン、新国立劇場『パルジファル』花の乙女等に出演。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタで欧州デビュー、海外へも活動の幅を広げる。2015年野田秀樹演出『フィガロの結婚』にスザンナ役で出演し好評を博す。2017年『カルメン』ミカエラで藤原歌劇団に初出演を果たした。2019年には全国共同制作オペラ『ドン・ジョバンニ』にも出演。2020年には『紅天女』タイトルロール役でも出演予定。
2014年、2016年に日本コロムビアよりCDアルバムをリリース。2017年第27回出光音楽賞受賞。2019年第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。

東京交響楽団 Tokyo Symphony Orchestra
1946年、東宝交響楽団として創立。1951 年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。
2004年7月より、川崎市のフランチャイズオーケストラとしてミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に定期演奏会や特別演奏会を開催するほか、市内での音楽鑑賞教室や巡回公演、川崎フロンターレへの応援曲の提供など多岐にわたる活動を行う。これらが高く評価され、2013 年に第 42 回川崎市文化賞を受賞。また、文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸
術賞、サントリー音楽賞など日本の主要な音楽賞の殆どを受賞している。
新国立劇場では 1997年の開館時からレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。教育面でも「こども定期演奏会」「0 歳からのオーケストラ」が注目されている。海外公演も多く、これまでに 58 都市 78 公演を行っている。
音楽監督にジョナサン・ノット、正指揮者に飯森範親、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、名誉客演指揮者に大友直人を擁する。2016 年に創立 70 周年を記念し、ウィーン楽友協会を含むヨーロッパ 5 カ国で公演を行う。また 2018 年 8 月には日中平和友好条約締結 40 周年を記念し上海・杭州にて公演を行い、日中の文化交流の役割を果たした。

公式サイト: http://tokyosymphony.jp/

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