ビビッドガーデン、農水省とともに有機農業の普及を推進。消費者理解と行動変容を目指すツアーやワークショップなどを開催
PR TIMES / 2024年11月6日 10時45分
作り手と食べ手をつなぎ、有機農業への正しい理解と消費者の行動変容を生み出す包括的な取り組みを開始
認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、農林水産省の「有機農業推進総合対策事業のうち国産有機農産物等需要拡大支援事業」の事業実施主体として採択され、全国各地で有機農業の普及と消費者理解を促進するための取り組みを本格的に開始します。
本事業では、消費者が実際に有機農家を訪れ、農場での体験を通じて有機農産物の魅力を直接感じるツアーや、全国各地で有機農業生産者と消費者が交流するワークショップを開催し、消費者理解の促進を図ります。
また、ビビッドガーデンの100万人を超える顧客基盤を活用したデータ分析を通じて、消費者の行動変容を推進するための情報発信も行います。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25043/290/25043-290-041db1eacb95c8c61e2becdc685436a8-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
取り組み内容
(1)有機農業生産者と消費者の交流ワークショップ(全国3地域で開催)
有機農業生産者と消費者が直接交流するワークショップを開催します。生産者からの直接の声を聞くことで、消費者は有機農産物の生産背景や価値をより深く理解できる機会を得られます。既に2回実施済みで、参加者から好評を得ています。
■実施済のワークショップ
2024年7月20日(土)「有機農業を学べる有機桃の収穫体験」を山梨県南アルプス市で開催しました。有機農業で桃を栽培する「くだものびよりさとう農園」にて、有機農法での桃の生産について学びながら、収穫体験ができるワークショップです。首都圏や山梨などから17名が参加し、「有機栽培について、自分自身の知識を深めることができた!」「佐藤さんのご苦労話や完熟桃の試食など、普段できないことを経験させていただけた」などの声が寄せられました。
■くだものびより さとう農園
さとう農園では、除草剤や化学合成農薬、化学合成肥料を使用せずに栽培した『美味しい桃』をはじめ、葡萄や李、梨の栽培においても慣行比90%前後の化学合成農薬の削減堆肥と自家製ぼかしに天然液肥を用いて、南アルプスの麓の自然の中で、自然環境に配慮した"超"のつく減農薬レベルで育てた美味しい果物を栽培している生産者さんです。
生産者ページ:https://www.tabechoku.com/producers/25237
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25043/290/25043-290-2707912740c572e03848ff047b67a132-840x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生産者さんのお話の様子
(2)有機生産者へのツアー
有機農家の現場を訪れ、生産過程や栽培のこだわりを実際に見学できるツアーを開催予定です。消費者が実際に生産が行われている現場で農業体験を通して有機農業について学ぶことで、有機農産物への共感を深め、購買行動に繋がることを目指します。
■開催予定のツアー
2024年11月16日(土)、千葉県木更津市の「クルックフィールズ」にて、有機野菜の収穫体験や、生物多様性などについて学べる日帰りのファームツアーを開催。その場でお話を聞きながら目で見て、手で触って、味わって「自然との共生」を体験してもらうツアーです。募集開始から6日間で50名以上の方にお申し込みをいただき、満員御礼にて開催をいたします。
■クルックフィールズ
循環型農業と有機農業を実践。農地と自然環境を一体化させた広大な敷地で、動植物と共生しながら持続可能な農業を推進しています。堆肥を使った土づくりや、未利用資源の活用など、資源を循環させる工夫が随所に見られます。また、ここで生まれる農作物や乳製品、卵などを使った食体験も提供されており、訪れる人々に「食」と「環境」のつながりを伝えています。自然を感じながら、循環する暮らしを楽しむことができる特別な場所です。
ツアーの詳細:https://www.tabechoku.com/feature_articles/fieldtour_202411
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25043/290/25043-290-85948cc4597d92874acc83ec2dce5a49-900x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ツアー中の画像
(3)食育イベント
消費者に有機野菜の使い方や保存方法を学んでもらう食育イベントを1回開催予定です。有機農産物を日常生活に取り入れるための具体的な提案を通じて、消費者の購買意欲を高めることを狙います。
(4)有機野菜マルシェ(新宿で出店予定、1回実施済)
東京都新宿区で有機野菜マルシェを出店します。生産者と消費者が直接対話しながら商品を購入できる場を設けることで、有機農産物の魅力をリアルな体験を通して伝えます。既に1回、新宿にて2日間実施し、12月に第2回を出店予定です。
(5)消費者向けアンケートとデータ分析
消費者の意識や行動変容を促進するため、100万人を超える顧客基盤を活用してアンケートを実施し、そのデータを分析しています。このデータをもとに、今後の施策やイベントの改善に活用します。
(6)有機農業理解促進のWebページ制作
消費者が有機農業についてより深く理解できるよう、専用のWebページを制作し、情報発信を強化します。これにより、有機農産物に対する消費者の理解促進を図り、行動変容に繋げます。
取り組みの背景
日本の有機農業の発展には、消費者の理解不足と、それに伴う需要低迷が大きな障害となっています。2022年に実施された有機農業に関する調査(※1) では、64%の小売業者が国産有機食品の取り扱いを今後望まないと回答、82%の有機農家が栽培規模を現状維持もしくは縮小する意向を示しています。このように、有機農業は生産者側でも需要の伸び悩みが原因で進展が停滞しているのが現状です。
特に課題となるのは、消費者の行動変容が進まず、日常的な買い物で有機食品を選択する習慣が根付いていない点です。政府統計によると、有機食品を購入する消費者の58%は農家との直売所や相対取引を利用していますが、これらの取り組みが広がらない限り、消費者全体の理解は限定的なものに留まります。
この課題に対処するため、ビビッドガーデンは農林水産省と連携し、国産有機農産物等需要拡大支援事業の一環として、消費者理解と行動変容を促す取り組みを展開します。この取り組みを通じ、単なる理解促進にとどまらず、消費者が実際に有機食品を購入し、日々の食卓に並べるという行動変容を目指します。そして、その結果として、有機農家の持続可能な経営を支援し、有機農産物の需要拡大と普及を実現していくことを目標としています。
(※1)
農林水産省・大臣官統計部発表 「令和3年度 食料・農林水産業・農山漁村に関する意識・意向調査」における「有機農業等の取組に関する意識・意向調査結果」
(https://www.maff.go.jp/j/finding/mind/attach/pdf/index-75.pdf)
自治体・各省庁の皆様へ
■ビビッドガーデンの環境保全の取り組み
ビビッドガーデンは、官公庁や企業とも連携して環境保全の取り組みを行っています。「食べチョク」内に特集を設置し消費者への発信を行っている他、環境省と連携した「デコ活」の取り組みでスタートアップ数社を巻き込んだ食品ロス削減プロジェクトを行ったり、企業・生産者と連携をして、衣類の再利用堆肥で育てた野菜を販売したりなど、さまざまな観点で取り組みを推進しています。
また、「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」として、別業界の企業などと連携をしながら、持続可能な食・一次産業に向けた企画も行っています。
- 食べチョクサイト内のSDGs特集
URL:https://www.tabechoku.com/feature_articles/sdgs2022
- 食べチョク一次産業SDGsプロジェクト
URL:https://www.tabechoku.com/ulp/for-business/sdgs/
- 食べチョク、衣類の再利用堆肥で育てた野菜を販売開始。鴨志田農園・ピエクレックス社との連携により実現。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000025043.html
- 脱炭素社会の実現に向けて環境省とともに「デコ活」推進事業で食品ロス削減の取り組みを本格始動
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000025043.html
- 廃棄予定の食材や伝統野菜などを活用し、企業と共同で非常食を製造
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000025043.html
- 東急電鉄沿線の寺社において手水にお花を浮かべる企画を通しフラワーロス問題を啓発
URL:https://www.tabechoku.com/ulp/gosyuin-meguri/
■ビビッドガーデンと連携することでできること
「食べチョク」を活用した取り組みのみではなく、官公庁それぞれの課題に応じた柔軟な連携が可能です。(特設ページ:https://www.tabechoku.com/slp/government)
・ECサイトを利用した農林水産物の販路拡大
・特産品のブランディング
・観光地やその他の地域資源のPR
・100万人の顧客基盤を活用した調査事業
・物流拠点の構築による生産者の出荷作業の負荷軽減
・食や一次産業の体験を通じた根強いファンの獲得
■官公庁との取り組み事例
- 2024.6:食べチョク、熊本市と3度目の連携を開始。熊本市及び連携中枢都市圏の生産者の販路拡大や販売促進をサポート。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000025043.html
- 2024.5:食べチョクが、経済産業省のALPS処理水関連の支援事業に参画。対象商品が送料無料になる「#ホタテを食べて応援」プログラムを開始。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000025043.html
- 2022.4:農水省とともに、食べチョク生産者と学生が働く機会を提供。佐賀、石川、沖縄などの全国各地で1年を通して実施。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000025043.html
食べチョクについて
食べチョクは、こだわり生産者から直接食材や花きを購入できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※2)を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・肉・⿂・飲料といった食材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。
また、好みに合う生産者を選んでくれる野菜定期便「食べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「食べチョクフルーツセレクト」なども提供。さらに、企業の福利厚生や販促キャンペーンに活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」も展開しています。
2024年10月時点でユーザー数は100万人、登録生産者数は10,000軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。
・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式X(Twitter):https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
・食べチョクのコンセプトやストーリーがわかるサービス紹介動画
(※2)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。
プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000025043.html
ビビッドガーデンについて
代表者:代表取締役社長 秋元里奈
本社所在地:東京都港区浜松町1丁目7番3号 第一ビル4F
設立日:2016年11月29日
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」の開発・運営
会社HP:https://vivid-garden.co.jp/
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