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第63回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞、第16回鶴屋南北戯曲賞受賞作品『4』。世界各国での上演を経て、作者・川村毅による初・演出公演。カンフェティでチケット発売。

PR TIMES / 2021年7月8日 18時45分

T Factory(ティーファクトリー)2021/2022あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ『4』が8月18日 (水) ~8月24日 (火) にあうるすぽっと(東京都豊島区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月4日(日)より一般発売開始いたしました。



カンフェティで一般発売開始中
http://www.confetti-web.com/four

公式ホームページ
http://www.tfactory.jp/data/4_2021.shtml

[画像1: https://prtimes.jp/i/13972/291/resize/d13972-291-89df1c68063e28dbba09-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/13972/291/resize/d13972-291-914ba6769bcd5228277e-1.jpg ]


『4』は、2010年度世田谷パブリックシアター学芸企画<劇作家の作業場>「モノローグの可能性を探る」というワークショップからスタートしました。改稿とリーディングを重ねて2012年白井晃氏演出により初演。
その後、ニューヨークでの英訳版、コペンハーゲンでのデンマーク語訳リーディング上演、韓国では現地カンパニーによる韓国語版上演がソウル演劇祭他にて上演されています。

昨年5月、川村毅劇作40周年記念事業として企画された魅力的な俳優陣による初演出上演は、緊急事態宣言に伴う劇場休館により、この8月、キャスト・スタッフ誰一人替わることなく、あうるすぽっと公演へ延期の運びとなりました。

ようやく今回、劇作家自らが初めて演出し上演するにあたり、6月27日(日)に行われたプレイベントでは『4』がたどってきた軌跡をこれまでの上演舞台映像を交えながら紹介し、今回の上演への意気込みを川村毅が語りました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/13972/291/resize/d13972-291-c6c27e38135fc840c4d0-2.jpg ]


【作・演出 川村毅より、今回の上演にあたって】
「去年延期した『4』がいよいよ始まります。作者である私が初めて演出する『4』は、言葉と身体のぶつかり合い、俳優どうしの台詞の応酬、つまり、台詞・俳優・空間の総合格闘技にしたいと目論んでおります。私自身が楽しみです。キャスト・スタッフ誰一人代わることなく延期上演できること、お客様ももちろん、みんなこの上演を待っていてくれてるんだ、と嬉しいです」


公演内容(戯曲『4』(論創社刊)より)


F 家に帰る途中、イチョウの葉を踏んだ。どこから落ちてきたのかと見上げると、秋晴れだった。イチョウの木はどこにもない。

O この月の満ち欠けは危ない。気をつけろ。今日は事故が起こりやすい日だ。月がそう語ってる。...別に。ひとりごとだ。...花見?いつだっていい。それが君に関係することなのかね。

U 今朝も木は七月の朝の光を浴びて立っています。私はまず木のそばの太陽の光が落ちている場所に入り、体に溜まった毒素や邪気を取り除きます。大きく深呼吸をして太陽と木々のエネルギーを存分に吸い込むのです。それが終わると、私は木を抱き締め、まずは自分のこと、昨日のことを話しました。

R 季節は冬だ。木曜日に勃発した「よみがえり」が翌朝になっても消えず、土曜日曜と続き、今日はもう月曜だ。完璧にぼくは死と隣り合わせの世界に没入した。そう、それが、まぎれもない、ぼくの現実なのだ。


川村毅 作『4』上演記録

http://www.tfactory.jp/data/4.shtml

■2011年3月29日 世田谷パブリックシアター稽古場B
世田谷パブリックシアター学芸企画 劇作家の作業場vol.1 <モノローグの可能性を探る>
CAST:金尾哲夫、伊達暁、原金太郎、真那胡敬二
※スタートラフリーディング。川村毅の戯曲に触れたことのない俳優陣による。当日テキスト配布、配役を替えながらリーディング発表。上演予定のないWSとしてスタート。

■2011年11月21日 シアタートラム
世田谷パブリックシアター主催 ブラッシュアップのための一部リーディング
CAST:手塚とおる(F)、吉田鋼太郎(O)、扇田拓也(U)、中村崇(R)
※川村作品で重要な役柄をつとめたことのある俳優陣に読んでもらうというコンセプト。

■2012年11月5日~25日 シアタートラム
世田谷パブリックシアター主催公演 白井晃演出
CAST: 池田鉄洋(F)、田山涼成(O)、須賀貴匡(U)、高橋一生(R)、野間口徹(男)
※戯曲『4』論創社刊(初版) ※高橋一生氏、文化庁芸術祭新人賞受賞
※川村毅 第16回鶴屋南北戯曲賞、第63回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞

■2015年3月9日 Martin E. Segal Theatre Center(ニューヨーク)
ニューヨーク市立大学大学院主催 英訳版リーディング ジョン・ジェスラン演出

■2017年5月19日 Sort/Hivd teatro (コペンハーゲン)日本戯曲フェスティバル
デンマーク語訳版リーディング 川村毅ポストパフォーマンストーク出演

■2017年7月12日~16日 セウォル号演劇祭2017(ソウル)
恵化洞1番地 6期同人企画招請公演 韓国語訳版公演
翻訳:イ・ホンイ 演出:マ・ドゥヨン(ディレクターグ42)

■2018年5月4日~13日 ソウル演劇祭招聘作品
アートワンシアター3館 大学路 川村毅ポストパフォーマンストーク出演

■2018年10月21日 京都芸術劇場 春秋座 「モノローグの可能性について」
戯曲『4』を検証する、様々なモノローグ作品のリーディング、レクチャー、トーク
CAST:三田村啓示(F)、ごまのはえ(O)、西村貴治(U)、藤原大介(R)※関西の俳優陣

■2019年6月12日~16日京都芸術劇場 春秋座「『4』上演の可能性を巡る劇場実験」京都造形芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>2019年度共同研究プロジェクトCAST:坂川慶成(F)、木之瀬雅貴(O)、金子仁司(U)、御厨亮 (R)※京都造形芸大(現・京都芸術大学)卒業生俳優

■2020年5月29日~6月7日シアタートラム、6月13日~14日京都芸術劇場 春秋座 川村毅初・演出による上演企画 ⇒新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言に伴う劇場休館により、全キャスト・スタッフそのままに、2021年8月あうるすぽっと公演と春秋座公演に延期

『4』プレイベント~<川村毅作『4』の旅2011~2021>
2021年6月27日(日)14:00-16:00 あうるすぽっと3F会議室A
川村毅レクチャー 聞き手:小宮山智津子(劇作家の作業場2011)


公演情報

『4』
川村毅作・演出
杉浦英治(SUGIURUMN) 音楽
出演: 今井朋彦 加藤虎ノ介 川口覚 池岡亮介 小林隆
2021年8月18日(水)~24日(火)あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
2021/2022あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ
共催:公益財団法人としま未来文化財団

【チケット料金】
全席指定:6,000円(税込)
※他各種割引券あり http://www.tfactory.jp/

2021年8月28日(土)-29日(日)京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術劇場内)
主催・企画:学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
前売券発売中 http://www.k-pac.org/

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