2021年 年頭所感 マーケティング活動の強化で更なるチャレンジを推進
PR TIMES / 2021年1月4日 10時45分
株式会社ニトムズ(本社:東京都品川区、代表取締役:中村 晃章)より2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、誰もが経験したことのない事態となり、生活はもちろんのこと、働き方もこれまでとは違う変化を余儀なくされる1年となりました。弊社におきましても、お取引先様や従業員の安全を考えて、3月より在宅勤務を行い、現在までも出社人数の制限をしてリモートワークの併用で業務を行っております。
このような状況下、私は2020年4月1日付でニトムズの代表取締役に就任いたしました。就任時は在宅勤務ということもあり、従業員とのコミュニケーションを取りづらく、もどかしい状況もございましたが、さまざまな新しいスタートをきる準備も行うことができました。
弊社では働き方改革の一環で、一昨年よりテレワークについて検討・準備を進めてまいりました。この準備もあり、予定より早まったものの、3月からの在宅勤務はオンライン会議や決裁のシステム化をはじめ、円滑に業務を進める体制を作ることができました。在宅勤務によるテレワークで、働き方改革につながる新たな発見もでき、ピンチをチャンスに変える発想で、従業員一丸となって苦境を乗り切りました。
また、4月の緊急事態宣言以降、家で過ごす時間が増え、掃除を今まで以上に行う方が増加したことで、弊社の主力製品である粘着クリーナー「コロコロ」は、以前にも増して多くのお客様からご支持を頂きました。「コロコロ」は9月にテープ幅が従来から約1.25倍の200mm、テープの巻芯内径が約1.3倍の50mmという新サイズの製品を発売いたしました。この新サイズは、1シートで掃除できる面積が約 1.6 倍にアップし、忙しい生活の中で効率よくご使用いただける製品として、注目をいただいております。
さらに、消費者の生活様式が変わる中、ECの強化や、7月には筋肉サポート用キネシオロジーテープ「NITREAT」のより一層の普及を目的に開発した、快適なスポーツライフをサポートするアプリ「NITREATサポート」をリリースするなど、DX化に向けた新たな取り組みも開始いたしました。
「ありそうで、なかった」がコンセプトの文房具ブランド「STALOGY」は、メーカーとして市場や顧客分析が大切だと常々考えている中で、店頭でさまざまなお客様の生の声を聞ける機会として、東京・二子玉川の人気スポットである二子玉川 蔦屋家電にて、4月から半年間の期間限定ショップ「STALOGY LABORATORY」をオープンいたしました。オープン直後に発令された緊急事態宣言に伴い、施設の休業や時短営業も相次ぎ、また、ご来店いただくお客様や店舗スタッフの安全も心配となる中、無事に運営することができ、足を運んでいただいた数年来のブランドご愛用者様をはじめ、店舗をきっかけにブランドを知り、何度も足を運んでくださる方など、多くの方に新しい文房具の楽しみ方を伝えることができました。店頭での経験やお客様の声は、今後の新たな製品開発やブランド展開に生かしていく所存です。
京都・八坂で運営する日常を丁寧に支える日本の道具店「日東堂」は、9月に開店2 周年を迎えました。オープン以来、国内だけでなく、多くの外国人観光客にもお越しいただく店舗になっていますが、インバウンド需要が見込めない状況となってしまった2020年は、店舗スタッフによるSNSでのライブ配信をはじめ、国内のお客様へ向けた新たな取り組みを開始しております。日東堂は、「コロコロ」や「STALOGY」をはじめとするニトムズの4ブランドの製品をはじめ、日本独自の細やかな技術が活きた日用品や生活道具を取り揃えています。京都という素晴らしい立地において、2021年はより魅力的な提案ができる店舗として企画・運営してまいります。
空間装飾テープブランド「HARU stuck-on design;」は、11月にドイツのデザイン賞であるGerman Design Award 2021のExcellent Architectureにおいて、優秀賞を受賞いたしました。「HARU stuck-on design;」が国際的に権威あるデザイン賞を受賞したのは、2017年のドイツ、2019年の香港の賞に続いて3回目となります。ノミネートされるだけでも名誉とされる賞において、優秀賞という栄誉ある受賞ができたことは、機能や利便性だけでなく、人々の感覚や感情へも作用する「色を貼る」という新しい文化を、日本のみならず世界でも提案してきた結果と捉えています。「HARU stuck-on design;」は、色彩の豊かさと貼ってはがせる実用性から、昨年からはソーシャルディスタンスにおける足元の目印としてもオフィスビルや店舗などで活用されています。今年はさらに、「HARU stuck-on design;」のブランドコンセプトである心に響く空間づくりの創造ができる製品特徴を生かした、世の中の皆様に元気と勇気を与えるような新たな施策も検討しております。
ウィズコロナが定着しつつある今年は、更なるチャレンジの年になると考えています。各ブランド共通のテーマとしては、Nittoグループ全体で取り組む独自のマーケティング活動である「三新活動」のさらなる強化です。「三新活動」は、新用途開拓と新製品開発に取り組むことで、新しい需要を創造するマーケティング活動です。2020年に新発売した「コロコロ」の新サイズと同様に、既存製品の新しい用途を開拓して、そこに新たな技術を加える、もしくは新しい技術を用いて新製品を開発したうえでその用途を広げる、そして新しい需要を創出することを続けてまいります。
2016年に日東電工株式会社の連結子会社3社が統合して新ニトムズとなった弊社は、あと5年で50周年を迎えます。代表就任後に全ての管理職の面談を行い、弊社は非常に多様性ある人財の集まりだということを実感いたしました。統合から時を経て一枚岩となった今、シナジー効果を発揮して、新しいことにチャレンジしながら市場を積極果敢に攻めていこうという狙いです。
2021年も皆様の益々のご繁栄とご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、引き続き弊社へのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
株式会社ニトムズ 代表取締役 中村 晃章
会社概要
会社名 株式会社ニトムズ
設立 1975年4月1日
本社住所 東京都品川区東品川4丁目12番4号 品川シーサイドパークタワー7階
代表者 代表取締役 中村 晃章
資本金 1億6,000万円(2020年4月1日現在)
社員数 366名(2020年4月1日現在)
URL https://www.nitoms.com/
事業内容 日用家庭用品、文具、医療・ヘルスケア製品などの企画・製造・加工・販売及び輸出入、小売店の運営
株式会社ニトムズは、日東電工株式会社(東証一部上場) のグループ企業です。
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