長野県軽井沢高等学校、長野県坂城高等学校との経済産業省「未来の教室」実証事業に選定
PR TIMES / 2020年9月8日 12時15分
海外と国内の両方でEdTechを活用した実証事業を同時実施
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、長野県軽井沢高等学校、長野県坂城高等学校とともに経済産業省「未来の教室」実証事業に選定されました。先に選定を受けた海外(インドネシア、フィリピン)に続き、国内でも実証事業に取り組みます。
[画像: https://prtimes.jp/i/3287/292/resize/d3287-292-416127-0.png ]
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,400 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供を開始しています。
経済産業省「未来の教室」は、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための教育環境づくりを目指し、1.学びのSTEAM化、2.学びの自立化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを目指し活動しています。
実証事業では2020年8月から2021年2月までの期間、長野県軽井沢高校では1年生、長野県坂城高校では1、2年生を対象に「すらら」を活用した取り組みにより、1.「生徒の学習意欲向上を実現するための時間」の創出(教員・生徒双方)、2.生徒一人ひとりにあった=個別最適な学習を許容する成績評価制度の設計と導入、3.生徒の学習意欲を向上させる取り組みの増加、4.ツール習得方法や意欲向上の工夫の共有化(多くの教員が簡易に参考できる仕組みづくり)に取り組みます。
2019年度に実証事業を実施した長野県坂城高校では、学習単元を習得する際、「すらら」を活用することによりこれまでと比べ約40%短い時間で単元を習得できたという実績が上がっています。また、教員の一単元当たりの授業準備時間が約30%減少しています。生徒からは「わかりやすい。自分のペースで学習できる。自分で考える時間が増えた。」「わからない問題もその場で説明してくれるからやろうという気持ちが持てた。」「先生と『すらら』、2度のレクチャーのおかげで内容が理解しやすい。」といった声が上がりました。
(参考)2019年度未来の教室実証事業「すらら」×「坂城高等学校」 地方の公立スタンダード高校における主要3科目での個別最適化学習の実現 https://www.learning-innovation.go.jp/verify/d0078/
2019年度実証事業の成果を受け、長野県坂城高校では対象を1、2年生に広げ、引き続き学習生産性の向上に取り組みます。まず、知識技能を短時間で習得することや、理解できなかった単元を理解できるようになるための学習を行います。次に、教員の指導生産性の向上に取り組みます。ティーチングと並行したコーチングを行いながら授業準備時間の削減に努めます。さらに、生徒が学習に向かう意思・意欲の向上に取り組みます。「学習意欲」向上のための時間を確保することは教員・生徒双方に必要であり、この課題は特定の学校だけでなく、全国の学校で発生しています。学習生産性、指導生産性の向上に取り組むことで、生徒のモチベーションアップのための取り組みの時間を創出することができる環境を整備していきます。今年度初めて実証事業に取り組む長野県軽井沢高校においても、長野県坂城高校実証事業で培ったノウハウを活用し、学習生産性、指導生産性の向上に取り組みます。
さらに、2020年度には新たな取り組みとして、学校の成績評価への組み込み、学習活動への保護者の巻き込み、探究的な授業の促進と実現、「すらら」のスムーズな導入・発展のためのノウハウ共有の仕組み構築、先行学校の取り組みの知見の共有による後発教員・学校の支援、生徒自身による学習計画と立案と実行、塾との連携方法の模索といった活動により、成果の拡大を図ります。これにより、本取り組みが特定の学校の限られた活動にとどまることなく、同様の課題を持つ全国の公立学校で運用でき、効果を上げることができる仕組みに発展させていきます。
すららネットは、本実証事業を通じ、「学びの自立化・個別最適化」を進め、生徒一人ひとりが未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)として育つ環境づくりに貢献していきます。
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