【プレスリリース】スーダン・北ダルフール州 ユニセフ職員ら約1カ月ぶりに解放
PR TIMES / 2014年7月22日 15時14分
人道支援関係者の安全確保を求める
※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_74444.html でご覧いただけます
【2014年7月19日 エル・ファシール(北スーダン州、スーダン)発】
2014年6月18日、北ダルフール州のクトゥム(Kutum)で誘拐されたスーダン人人道支援
関係者3名が、7月19日、32日ぶりにクトゥムで無事解放されました。
ユニセフ職員のムスタファ・アブダラ・アダーゲ(Mustafa Abdalla Adarge)、国際NGO
“Goal”のモハメド・アブ・エルガセム(Mohamed Abu Elgassem)とアフメド・エルサエド
(Ahmed Elsayed)は、直ちにクトゥムにあるダルフール国連AU合同ミッション(UNAMID)
の病院で検査を受けました。3名とも無傷で体調もよいとのことです。
モハメッド・イブン・チャムバスUNAMID合同特別代表は、人道支援関係者の無事の解放に
尽力してくれたスーダン政府ならびにスーダン国家情報セキュリティーサービス、
北ダルフール州の知事に対し、UNAMIDを代表して感謝の意を表しました。続けて、
「ダルフールにいる人道支援組織の役割は、支援を必要としている人たちが支援を受けられる
ようにするうえで重要です。人道支援組織が安全に活動を続けられるように安全を確保する
ことは、皆の利益でもあります」と述べました。
2014年6月18日に、クトゥムでは、武装グループが3件の誘拐事件を起こし、25名が誘拐
されました。同日中に25名のうち20名が、7月2日に現地NGOの“Sustainable Action Group”
の2名が14日ぶりに解放されました。今回解放された3名をもって、6月18日に解放された25名
全員が解放されました。
ユニセフ・スーダン事務所代表のギールト・カペラエレは、以下の声明を発表しました。
「北ダルフール州でユニセフ職員であるムスタファ・アブダラ・アダーゲが32日ぶりに解放
されたことを、ユニセフは心より歓迎しています。ムスタファは、ダルフールやスーダンで
人道支援にあたるユニセフのほかのスタッフと同じく、極めて厳しい環境下にあるスーダンの
子どもたちの生存と成長のために、たゆむことなく活動しています。スーダンの子どもたちは
支援を必要としています。ユニセフは、人道支援に取り組む全職員に対し、敬意が払われる
こと、また安全が確保されることを求めます」
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Lone Hvass, UNICEF Sudan, Tel: +249 156 553 670, Mobile: +249 969 272 680,
lhvass@unicef.org
Sarah Crowe, UNICEF New York, Tel: + 1 646 209 1590, scrowe@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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