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米アカデミー賞(R)、エミー賞7部門受賞の傑作ドキュメンタリー 高さ975mの断崖絶壁に命綱なし、素手で挑む「フリーソロ」ナショナル ジオグラフィックで放送 2019年11月22日(金)夜9時

PR TIMES / 2019年10月18日 16時0分



[画像: https://prtimes.jp/i/3179/293/resize/d3179-293-748053-0.jpg ]

 ドキュメンタリー専門チャンネル、ナショナル ジオグラフィック(運営:FOXネットワークス株式会社、本社:東京都品川区、以下ナショジオ)は、第91回アカデミー賞(R)ドキュメンタリー部門作品賞を受賞した話題作「フリーソロ」を2019年11月22日(金)夜9時よりTV初放送いたします。

 「フリーソロ」はフリーソロ・クライミング界の若きスーパースター、アレックス・オノルドが人類史上最大とも言われる前人未到の挑戦に挑む様子を、余すところなくカメラに収めたドキュメンタリー映画です。カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえ立つ約975メートルの断崖絶壁エル・キャピタン。世界屈指、難攻不落の巨岩を、命綱などの安全装置を一切付けず、おのれの手と足だけを頼りに登る、そんな無謀とも思える挑戦に、アレックスがいかに向き合っていくのかに迫ります。フリーソロでの失敗は死を意味する「生きるか死ぬか」の極限体験。世界中が息をのみ、誰もが手に汗を握るラスト20分のクライミングシーンを臨場感溢れる圧巻の映像美でお届けします。またフリーソロという究極のクライミングスタイルを貫くアレックスを取り巻く人々・・・家族、友人、恋人の感情や人間関係、さらに撮影チームの葛藤もリアルに描き、単なるクライミング映画を超えた傑作に仕上がっています。

 ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリーフィルムズ製作の「フリーソロ」は第91回アカデミー賞(R)長編ドキュメンタリー賞をはじめ、英国アカデミー賞(BAFTA)2019ドキュメンタリー賞、トロント国際映画祭2018観客賞など多数の賞を受賞し、さらに第71回エミー賞ではノミネートされた全7部門で受賞を果たす快挙を成し遂げました。世界中で絶賛されている本作をぜひナショジオでご覧いただけたらと思います。

 これからもナショジオはあらゆる領域の“未知”へ挑み、宇宙、自然、動物、科学、そして時事など、幅広いジャンルのドキュメンタリー番組をお届けいたします。

<放送スケジュール>
『フリーソロ』
ナショナル ジオグラフィックでTV初放送
<字幕版> 2019年11月22日(金)夜9時~11時 ほか
<二ヶ国語版> 2019年11月23日(土)夜11時~1時 ほか
■番組公式ページ: https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/2677
※番組公式ページでは予告編映像やアレックスのインタビューなどを公開しています。

【参考資料】
監督インタビュー
Elizabeth Chai Vasarhelyi エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ | 監督・プロデューサー
『フリーソロ』は、極めて私的な物語です。私自身も伴侶(ジミー・チン)がクライマーということで、クライミングを取り巻く人間の感情というものに興味がありました。この映画では、アレックスの内的な対話だけでなく、後に恋人となるサンニ・マッカンドレスとの間に芽生える恋愛関係を含め、家族や友達など、アレックスの個人的な人間関係をカメラに捕らえることが重要でした。サンニが、アレックスが冒す危険にどう対処するのか、アレックスが私生活と登山への野心のバランスをどうとるのかを描きたかったのです。アレックスとサンニの2人の驚くほど率直なシーンは、いつまでも私の心に残り続けると思います。

映画の製作途中の会話を入れるかどうか悩みましたが、最終的に、映画の製作過程そのものも、物語の中の重要な要素であるということが明らかになりました。毎日、リスクと映画製作における道徳的な問題と向き合う日々でしたから。主役のアレックスと、映画を撮る側のジミーと私との間のやり取りが常に繰り広げられていました。

でも、アレックスという人間は、決して異端児ではないと思います。彼は非常に整然としていて、彼のフリーソロ・クライミングが成功したのは、あの着実さがあったからこそだと思います。アレックスの物語は、向上心に溢れ、私に深く影響を与えました。私は、アレックスと関わる中で私の心に浮かんだ問いかけを、今度は観客に投げかけたかったのです。その問いかけとは、「もし、アレックスが恐れに直面しながらも、これを達成できるのであれば、私は自分自身の恐れを抱えながらも一体何ができるだろうか。人間の精神の限界とは、どこにあるのだろうか?」というものです。この映画では、こういった大きなテーマを扱いたかったのです。この映画は、私たちが日々、下している決断に意図的に目を向けさせ、私たちに「意味ある人生とはなんだろう?またそれはなぜだろう?」という問いを投げかけるのです。

Jimmy Chin ジミー・チン | 監督・プロデューサー・撮影監督
フリーソロ・クライミングは、凄まじい集中力を要するスポーツです。自分をキャッチしてくれるような安全装置が全くないわけですから。簡単に言うと、完璧にこなさなければ、死を意味する。最もシンプルで、最も危険なクライミングスタイルなのです。あるのは、自分と岩のみ、ミスの余地は一切ないのです。アレックス・オノルドは、フリーソロに向けて綿密に計画を練るタイプで、彼には特別な才能があります。それは、「自分の恐怖を完璧に操ることができる」才能です。偉大なるアスリートたちは、プレッシャーの中でいかに能力を発揮できるか、という点で評価されます。常に「生きるか死ぬか」というリスクにさらされながら、一度に数時間もの間、完全なる平静さを保ちながら、完璧にやり遂げなければならない。これはとても凄いことだと思います。フリーソロイストになる人は、非常に難しい決断を迫られます。それはある意味、人が人生の中で下さなければいけない決断の中で最も苦しい決断かもしれません。自分の野心か家族/恋人か、リスクか報酬か――。

この映画を作るにあたって、僕はアレックスが、100%準備が整った時にだけ、エル・キャピタンのフリーソロを実行すると最初から信じるしかありませんでした。実際、「エル・キャピタンのフリーソロの準備が100%整った」と思える人間がいたということ自体、いまだに信じられません。プロの登山家が絶好調の日にロープを使って登っても落ちる可能性があるくらい難易度が高いからです。フリーライダーのクライミングは、非常に不安定で複雑で、超人的な力と忍耐力以上のものが必要になってきます。非常に洗練された技術を使い、微妙な体位を保たなければならない。完全に摩擦の力だけで身体を支えなければならないこともあります。つまり、足を引っかける場所もなければ、手で捕まる場所もないということです。「完璧」でなければならない。そして、彼は完璧だったのです。

ナショナル ジオグラフィックとは
ナショナル ジオグラフィックは、空中都市マチュピチュ(1911年)や沈没したタイタニック号(1985年)の発見など、歴史に残る数多くの実績を有するナショナル ジオグラフィック協会を母体とし、あらゆる領域の“未知”へ挑み、次世代の“知”へと変えていくドキュメンタリーチャンネルです。
事実に基づき、エンターテイメント性を兼ね備えたコンテンツを創造し、より多くの人の知的好奇心を刺激し続けます。

<公式リンクとSNSアカウント>
Web: natgeotv.jp
Facebook: @ngcjapan (アカウント名: ナショナル ジオグラフィック)
Twitter:     @natgeotv_jp (アカウント名: ナショナル ジオグラフィック TV (JP))
Instagram: @natgeotv_jp (アカウント名: ナショナル ジオグラフィック TV (JP))

※ナショナル ジオグラフィックはFOXネットワークス株式会社が運営しています。

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