Visa、社員の出張授業で学生の金融リテラシー向上を支援
PR TIMES / 2024年11月21日 11時45分
~マイナビと共同開発した金融教育コンテンツを活用し、東京都立翔陽高等学校で初授業~
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー、以下Visa)は、金融リテラシー向上と経済社会における必要な知識の啓蒙を目的に、株式会社マイナビと共同で金融教育コンテンツを開発し、金融や経済の仕組みについて学ぶ場が限られている学生たちに向けて、親しみやすくかつ実践的な内容を提供する取り組みとして、社員が講師となり出張授業を実施しました。
■金融教育コンテンツ開発の背景と目的
近年、若年層に対する金融教育の必要性が高まる背景には、金融や決済手段に関する情報が膨大にあふれており、その中から正しい知識を自分で取捨選択する能力が求められていることがあげられます。また、2022年4月の成年年齢引き下げに伴い、若者が直面する金融トラブルも増加する可能性があり、リスク管理の重要性も増しています。Visaは、次世代を担う若い方たちが金融に関する知識を持つことは、経済社会において将来のライフプランニングやキャリア形成において不可欠であり、本取り組みを通じて、学生の皆さんが将来にわたって自立した意思決定を行えるよう、支援したいと考えています。
2023年11月、「マイナビ学生の窓口」が実施する、学生と企業が共創してアイディアを形にするプロジェクト「キョーソウPROJECT」によって、「高校生が本当に受けたい金融教育」というテーマのもと、楽しみながら高校生に必要なお金の管理に関する知識が身につき、Visaデビットについて理解ができるコンテンツのアイデアを創出していきました。大学生のアイデアをもとに、Visaと「マイナビ学生の窓口」が共同開発したカードゲーム「お金の達人一首」をはじめ、開発した各金融教育コンテンツは、日常生活に密接に関わる金融知識を習得し、計画的なお金の使い方や管理の重要性を学ぶことができます。また、マイナビニュース特設サイト他ウェブやSNS上で公開されており、学生たちが自主的に情報に触れたり、友達や家族などに共有することでお金について話すきっかけにもなることを目指しています。
この取り組みを通じて、各金融教育コンテンツを広く普及させるとともに、学習指導要領改訂により学校での金融教育が義務化されたことに伴い、必要とされる内容に対応した授業の実施方法を模索する全国の高校の先生方や学校関係者にとっても、出張授業を通じて直接学生に学習の機会を提供することで、金融リテラシーの向上に貢献していきます。
■金融教育コンテンツ概要
Visaはマイナビの協力のもと、以下の4つの金融教育コンテンツを作成しています。
お金性格診断
[画像1: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-7712b203aa3d5d4e68ec-0.png ]
自分の好みや支払い方法などについての15個の設問に答えることで、性格タイプを分類する診断ツール。二択の質問に直感的に答えていくことで、日々の生活の中では意識していなかった自分自身の価値観やお金の使い方に関する傾向が浮き彫りになり、「江戸っ子型」や「コレクター型」、「常識人型」など8種類のタイプに診断される仕組み。
お金の達人百人一首
[画像2: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-f6181248f3fce3de8daa-1.png ]
前述のマイナビ学生の窓口『キョーソウPROJECT』から生まれたコンテンツ。おもちゃクリエイターの高橋晋平氏と、金融教育家の塚本俊太郎氏が監修し、家計管理や金融・経済の仕組み、消費生活やキャリアなど、幅広い分野をカバーするカードゲーム。読み手が札に書かれた文章を読み、他のプレイヤーが最後に続く下の言葉の札を見つけて文を完成させることで、金融やお金にまつわる知識が楽しく遊びながら身につく。
お金の達人百人一首テキスト
[画像3: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-0caa473173d0cf5834d7-2.png ]
カードゲーム「お金の達人一首」の46枚すべての読み札について、用語の意味や知っておくとさらに理解が深まる仕組みなどを解説しているテキスト。プレイヤーがゲーム中わからなかったことを調べられるだけでなく、学校関係者が授業でゲームを活用する際の手引書としても利用できる。
お金知識検定
[画像4: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-98dc5262bffb74528f53-3.png ]
金融知識の理解度を簡単にチェックできるオンライン検定。自分のお金の知識レベルを試すことができ、全問正解者にはVisaから認定証が発行される。
詳細はマイナビニュース特設サイトをご覧ください。
https://news.mynavi.jp/lp/2024/kurashi/life/visa_financialeducation/
■出張授業の概要
2024年10月23日に東京都立翔陽高等学校にて、『総合的な探究の時間』に、高校3年生約230名を対象に出張授業を実施しました。Visaのコンシューマーソリューションズディレクター松本直久が講師を務め、日々の業務を通じて培った知識や経験を基に、キャッシュレス決済の現状や高校生からでも持てるVisaデビットを使ったお金の管理、また金融トラブルを避けるために留意することなどについて、生徒の目線で理解しやすい形で授業を進行しました。授業は、講義形式だけでなく、カードゲーム「お金の達人一首」をグループで行い、クラスメイトと楽しく競い合いながら、金融にまつわる用語や仕組みを学ぶ機会も設けました。授業後に実施したアンケート結果によると、85%以上の生徒が「金融教育に関する興味や関心が高まった」と回答し、学習意欲への貢献につながりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-8d3426eca6ec7ce01c15-5.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/6846/298/resize/d6846-298-bb7e8b9eb0e3b4b8373d-4.jpg ]
授業を参観した東京都立翔陽高等学校の担当教員は、「今回の金融教育を通して、生徒たちは専門家の方のお話を聞き、普段何気なく使っているお金について、問題点や注意点を含め、深く考えることができました。高校3年生は成年年齢を迎える年であり、自己決定をする場が増えてきます。今後、社会において責任ある行動や選択をしていくためのきっかけにして欲しいと思います。」と述べています。
また、参加した生徒からは「知らないことが多く学べた」「生活に身近な話だったので今後に活かしたい」「キャッシュレスの仕組みが理解できた」という感想があり、キャッシュレス決済の知識を深める機会につながった他、「カードの種類を知ることができた」「デビットカードの利便性に気づくきっかけになった」といった、カード利用に関する知識にまつわる意見があっただけではなく、「お金の適切な使い方に気をつけたい」「将来のお金との関わり方を考えるいい機会になった」との声もあり、授業を通じてお金の管理や金融トラブルへの対策も学んだことが伺えます。(*授業後に実施したアンケートより一部抜粋)
Visaは、決済ネットワークで世界を結び、世界中のすべての人にとって、いつでもどこでも誰からも選ばれ受け入れられる決済手段の提供により、すべての人を包括する経済こそが、豊かな生活の実現につながると信じています。Visaはこれからも、金融についての学びや金融リテラシーの向上に貢献してまいります。
【Visaについて】
Visaは電子決済の世界的リーダーとして、世界200以上の国と地域における決済取引によって消費者、加盟店、金融機関や政府機関をつないでいます。Visaのミッションは、最も革新的かつ利便性や信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。私たちは、世界中のすべての人にとっての包括的な経済こそが、世界中の人々の生活を向上させ、経済へのアクセスが決済の未来へつながると信じています。詳しくは、Visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。
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