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あなたの感情や行動を誘導できるサウンドパワーの秘密を大公開!

PR TIMES / 2019年7月26日 15時40分

この度、(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン(取締役社長:干場 弓子、本社:東京都千代田区)は『サウンドパワー わたしたちは、いつのまにか「音」に誘導されている!?』を発売いたしました。



[画像: https://prtimes.jp/i/18193/298/resize/d18193-298-338925-0.jpg ]

冬の話題で恐縮ですが、年末の街角で流れるクリスマスソングを耳にすると、あなたはどのような気分になるでしょうか? 「ウキウキする」「人恋しくなる」きっといろいろな感情が沸き起こってくるはずです。

本書は、音を利用したマーケティングやブランディング、環境づくり、スピーチの分析・助言などを行う「サウンド表現コンサルタント」として米国で活躍する著者が、豊富なエビデンスをもとに音の知られざる力を大公開したものです。

人間が最も頼りにしている感覚は、その情報量の多さからいえば視覚になるといえます。しかし、聴覚が視覚に勝る点もあります。それは、刺激に対する反応速度。聴覚からの情報は視覚からの情報の2倍速く脳に伝わるといわれています。しかも、私たちの耳は、24時間体制で全方位を感知し、寝ている状態でも、音を感知し危険を察知できる習性を備えています。

そのほかにも、お湯が沸く音、雨の音などで、状態の変化を知ったり、音によって感情を抱いたり、物事を推測したりすることを、私たちは経験上知っています。いま、そのような音の力が注目されており、さまざまな場面で活用されはじめています。その結果、私たちの知らないうちに、多くの音の影響を受けていることになります。では、そんな「サウンドパワー」の一端をご紹介しましょう。

静かな空間とは無音の空間ではない
私たちの身の周りには、さまざまな音が存在しています。自身の動きから、車や機械、植物や動物、海や川、山谷や大地など、あらゆるところから音が発生しているのです。それはあたかもオーケストラのように存在であり、そのような複数の音の組み合わせを「サウンドスケープ」と呼びます。

よく「静かな空間」といいますが、これは物理的に音が存在しない空間ではなく、その空間に存在するサウンドスケープに、人間の意識が向かわない状態によって生じます。ちなみに、「無音」というサウンドスケープを人工的に作ると、私たちの空間感覚は鈍化してしまい、とても不快な空間になることがわかっています。

あなたは音によって誘導されている
スーパーマーケットなどで流されているBGMには、ある目的が隠されています。例えば、曲調がアップテンポだったら「移動速度を速める」「店内滞在時間を短くする」、スローテンポであれば「移動速度を遅くする」「目的以外の商品に目を向かせる」「店内滞在時間を長くする」といった効果を狙っています。

また、レストランでバロック音楽を流した日は、そうでない日に比べて客の滞在時間が長くなり、より高価なワインが購入される傾向があります。このようにさまざまな場所で、私たちの知らないうちに、あなたの選択や行動が音によって誘導されているのです。

ブランドのロゴは、見るものから聞くものへ
これまでヴィジュアル表現が主流だった企業ブランディングも、サウンドを使用する手法に移行しつつあります。有名なのは、マクドナルド社の「Ba da Ba Ba Bah, i'm lovin' it」というお馴染みのサウンド・ロゴ。このロゴを耳にすると、顧客の「ハッピー」という感情が9%上昇するというデータがあります。

サウンド・ロゴには、文化や言語、国籍、さらにはヴィジュアルの世界をも超えて、企業と顧客をつなぐ力があります。ところで、音だけで瞬間的にメッセージが認識できるサウンド・ロゴの活用は、いまに始まったことではありません。金魚売りの声や、豆腐屋のラッパの音など、古くから日本の物売りにもみられた手法です。

あなたの声にもパワーがある
実は、私たちの声にも、人に影響を与えるパワーが秘められています。例えば、高い声は人を覚醒させ、注意を引く効果があります。赤ちゃんの泣き声が、周囲の注意を引くのはそのためです。一方、低い声は聞き手に安心感を与え、社会的優位性、リーダーシップなどを感じさせます。イギリスのサッチャー元首相は、女性ながら低い声で話すトレーニングを行っていたことはよく知られています。


【本書の項目】
第1章 なぜ、音には力があるのか?
第2章 サウンドパワー活用の最前線
第3章 わたしたちをとり囲む音の空間「サウンドスケープ」
第4章 誘導のサウンドパワー
第5章 ブランディングのサウンドパワー
第6章 声のサウンドパワー
第7章 健康と生産性のサウンドパワー
第8章 味覚と食感のサウンドパワー
第9章 子育てと教育のサウンドパワー


【著者プロフィール】
ミテイラー千穂(ミテイラーチホ)
音楽芸術博士。ジュリアード音楽院。R.アブラムソン博士音表現研究室エグゼクティブ・ディレクター。アメリカ音響学会、アメリカ心理学会。米大手百貨店、有名ブランドのマーケティング戦略や、ブランディング、プレゼンテーション、空間のサウンド表現のコンサルティングを行う。また、サウンド表現のデザイン、公的機関における交渉・スピーチの分析と助言など、官民にわたり表現学者として携わっている。サウンド表現コンサルタント、サウンド表現アーキテクト。

【書籍情報】
タイトル:『サウンドパワー わたしたちは、いつのまにか「音」に誘導されている!?』
発売日:2019年7月26日
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判・ソフトカバー/p.232
ISBN: 978-4-7993-2475-2
本体価格:1500円(税抜)


【本書のご購入はコチラ】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4799324756
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/15990748
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107011128

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