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阪急電鉄神戸市内線高架橋が 「土木学会選奨土木遺産」に認定されました

PR TIMES / 2020年10月6日 10時45分

阪急電鉄の「神戸市内線高架橋」(神戸本線:王子公園-神戸三宮駅間)が、歴史的な価値のある土木構造物として、公益社団法人土木学会から「※土木学会選奨土木遺産」に認定されましたので、お知らせいたします。



阪急神戸本線は、1920年7月16日に梅田-上筒井間で営業を開始、その16年後の1936年4月1日に高架線により神戸三宮への乗り入れを行いました。今回、認定された「神戸市内線高架橋」は、神戸三宮乗り入れ時に建造された鉄筋コンクリート造りの高架橋で、日本初の鉄筋コンクリート造りの高架橋である東京-万世橋間高架橋を設計したこと等で知られる建築家の阿部美樹志氏が手掛けたものです。
この高架橋のうち、3か所のアーチ橋部分(原田拱橋(きょうきょう)・灘駅前拱橋・灘拱橋)は、幹線道路との交差部において優美な景観とすべく採用されたものですが、道路と斜交しているため、ねじれて見えるのが特徴で、迫石(せりいし)を模した装飾を施すなど、細部に行き届いた配慮を施しています。その他のラーメン高架橋についても、高架下の利用に配慮しつつ、隅角(ぐうかく)部に円曲線を取り入れるなど、洗練された設計となっています。
また、スタイリッシュな中にクラシックなデザインを備えた同高架橋は、戦争や水害、阪神淡路大震災など幾多の試練を乗り越え、完成から80年以上にわたり、神戸の街の風景のひとつとして多くの人に親しまれています。
なお、阪急電鉄では、2000年度に認定された「阪急大宮駅と大宮・西院間の地下線路」に続き、本件が2例目となります。

※土木学会選奨土木遺産とは・・・
公益社団法人土木学会が、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的として、
平成12年に認定制度を設立。推薦および一般公募により、年間20件程度を選出している。
詳細は次のとおりです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5181/299/resize/d5181-299-488862-0.jpg ]

阪急電鉄神戸市内線高架橋について

1.所在地 神戸市灘区~中央区(延長:2.426km)

2.形式・規模
■アーチ橋部分
鉄筋コンクリート充腹アーチ橋(以下、東側より)
(1)原田拱橋:長さ=65.5m
(2) 灘駅前拱橋:長さ=25.0m
(3) 灘拱橋:長さ=49.07m
■その他部分
鉄筋コンクリートラーメン橋

3.供用開始年月日 1936(昭和11)年4月1日
[画像2: https://prtimes.jp/i/5181/299/resize/d5181-299-578566-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/5181/299/resize/d5181-299-962427-2.jpg ]


参考資料:https://prtimes.jp/a/?f=d5181-20201005-3214.pdf


阪急電鉄株式会社 https://www.hankyu.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/a2f6683940381590050c5234ae238dd4a52aa583.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

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