プレイド、サーバーレスでKARTEにほしい機能をAI支援のもと開発できる「KARTE Craft」に、サイトホスティング機能「Craft Sites」を追加
PR TIMES / 2024年6月19日 11時15分
サイトの認証、外部サイトの集約も実現。KARTEやCraft Functionsとの連携で、カスタマーデータのリアルタイム活用による動的なアプリケーションの構築も可能に
株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)は、サーバーレスで独自のKARTEの機能やアプリケーションをAIの支援のもと開発できるプロダクト「KARTE Craft」に、サイトホスティング機能「Craft Sites(β版)」を追加したことをお知らせします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10620/299/10620-299-8f184b2d7c0c6e8115c259f6ebe30d6f-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AIによるサイト作成支援機能を標準搭載。複数のAIモデルを活用し、コード作成・画像生成を支援
新たに追加したCraft Sitesは、これまでサイト作成に必要だったSSL証明書の取得・更新やサーバーの設定・管理といった作業なしに、あらゆるファイルをホスティングできる機能です。Craft SitesにはAIによるプロダクト活用・サイト作成支援機能「Craft Sites Copilot(β版)」が標準搭載され、HTMLなどのコード作成や画像生成などでサイトのコンテンツ作成をリアルタイムに支援します。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=sbW-9SnMTmg ]
例えば、コラボレーションツールで作成したワイヤーフレームの画像をCraft Sites Copilotに読み込ませるだけで、それに応じたHTMLコードが出力されます。サイトに掲載したい画像もCraft Sites Copilotで即時生成できます。参考画像と自然言語を組み合わせたプロンプトで作りたい画像を指定することもできるので、イメージ通りのクリエイティブを容易に作成・調整できます。
Craft Sites Copilotは、単一のAIモデルではなく、複数のAIモデルをその特徴や強みに応じて使い分けています。コード生成/改善にはGPT-4oをはじめとしたMicrosoftのAzure OpenAI ServiceやGoogleのGemini 1.5 Flashを、画像生成にはGoogleのImagen 2を中心的なAIモデルに採用しています。
KARTE Craftでは今後も、複数のAIモデルを組み込み、その強みに応じてその活用場面を使い分けられるようにプロダクト改善を推進します。
Craft Sitesでサイトの認証、外部の既存サイトの集約も可能に
Craft Sites はAIによる支援機能以外にもサイト作成に便利な機能を備えています。
Craft Sitesの「Sites Authentication」機能を使うことで、特定ユーザーに対する限定公開コンテンツの作成が可能です。KARTE Craftの中心機能であるCraft Functionsを認証のバックエンドとすることで、あらゆる認証方法に対応できます。
また、Craft Sitesの「Sites Aggregation」機能を活用すれば、Craft Sitesで設定したドメインで、他のサイト制作ツールなどで作成した既存サイトをホスティングでき、キャッシュ機能を活用することで、サイトのパフォーマンス最適化も実現します。
他プロダクトとの連携で、カスタマーデータのリアルタイム活用による動的なアプリケーションの構築も
Craft Sitesは、KARTEやCraft Functionsと組み合わせることで、静的なページだけでなく、閲覧履歴ページやレコメンドページなど、1st Party Customer Dataのリアルタイム活用による動的なウェブアプリケーションの構築も可能になります。また、Craft Sitesで作成したサイトのHTMLコードにKARTEの計測タグを埋め込むコードを生成する機能も備わっており、KARTEとの連携も容易に実現できます。
充実したサポート体制・ニーズに応じて選べるプラン
KARTE Craftの導入および活用に際しては、さまざまなサポート体制を用意しています。プレイドのカスタマーエンジニアが、Craft Sites を利用した実現したい機能の実装方法を支援します。また、さまざまなサンプルテンプレートと解説コンテンツも提供しています。
さらに、マーケティング領域での活用だけでなく、KARTE Craftで顧客起点のビジネス変革およびデジタルトランスフォーメーションを推進する場合には、業務オペレーションの改善、ITアーキテクチャの構築、各種データ活用など、さまざまな領域をカバーする経験豊富なパートナー企業による伴走支援も提供可能です。
Craft SitesはKARTE Craftの「Growth」「Enterprise」プランで利用できます。詳細はサービスサイトをご覧ください。
KARTE Craft サービスサイト
https://ecosystem.plaid.co.jp/product/karte-craft
Craft Sitesの機能詳細については以下の記事もご覧ください。
https://solution.karte.io/blog/2024/06/craft-sites-introduction/
サービスサイトのほか、KARTE Craft デベロッパーポータル、KARTE Craftの機能やユースケースを紹介するPLAID Solution Blogは、Craft Sitesを用いてサイト作成・運用を行っています。
バックエンドの機能開発もフロントエンドのサイト作成も、KARTE CraftであればAI支援のもとワンストップで実現
2024年4月に一般提供開始したKARTE Craftは、KARTEのリアルタイム解析データをトリガーにした独自の機能やアプリケーションをローコードですばやく簡単に開発できるPaaS(※1)です。KARTE Craftで開発した機能を既存の自社システムや活用する外部サービスと連携をさせることで、開発・運用コストを抑えながら自社サービスやサイトをより顧客起点なものへと進化させることができます。
これまでKARTE Craftは、エンドユーザーの行動のリアルタイム解析結果をはじめとしたKARTEの機能にまつわるさまざまな事象をトリガーに任意のプログラムを実行できる「Craft Functions」を主要機能としてきました。今回新たにCraft Sitesが追加されたことで、ユーザーの目に直接触れるフロントエンドの領域もカバーし、ほしい機能やサイトをAI支援のもとワンストップで開発できるプロダクトとなりました。
※1:PaaS(Platform as a Service)はクラウドサービスの一形態で、開発者がアプリケーションを作成、実行するためのプラットフォームとツールを提供するサービスのこと。インフラの設計や保守管理を気にせずに目的に応じたアプリケーション開発を行えることがPaaSのメリットです。
Craft Sites 活用企業のコメント
株式会社NRIデジタル DX企画 プロデューサー 吉田純一氏
これまでのKARTEは既存のサイトに追加するもので、マーケティング施策の実行では静的コンテンツの制作も必要となり、KARTEの機動力を活かしきれないこともありました。 今回、Craft Sitesの登場により、静的コンテンツの配信もKARTE内で完結できるようになりました。単なるコンテンツ配信機能だけでなく、生成AIによるコンテンツの生成も可能であり、従来のCMSにはないユニークなサービスだと感じています。 Craft Sites上のコンテンツに、KARTEのWeb接客やKARTE Blocksを組み合わせることで、KARTEだけで高度なWebサービスの構築が可能となり、お客様にとって大きなメリットがあります。NRIデジタルでも、Craft Sitesと認証基盤を組み合わせた会員コンテンツ配信機能や、汎用フォーム機能を先進的なユーザーに提供を始めています。
PLAID Ecosystemについて
PLAID Ecosystemは、これまでマーケティング領域で先行して活用されてきたカスタマーデータの活用可能領域をパートナー企業と共に拡大し、企業の事業活動における広い領域で顧客中心の新しい価値創出を促進する取り組みです。KARTEを通じてプレイドが培ってきたリアルタイムにカスタマーデータを解析・活用する基盤技術やプロダクト開発、事業化に関する知見などを活用することで、パートナー企業とのビジネス共創アライアンスによる共同事業化やソリューション開発を推進し、顧客中心の企業活動の実現を支援するエコシステムを構築していきます。PLAID Ecosystemの取り組みをパートナー企業との協業にとどまらずクライアント企業においても推進するため、KARTEの機能を拡張するPaaSとしてKARTE Craftの開発・提供を行っています。
https://ecosystem.plaid.co.jp/
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