テラドローン、自社開発の国産UAVレーザ2つの新製品を同時発売
PR TIMES / 2024年5月22日 11時45分
国内初の陸空両用で3次元測量が可能な「Terra Lidar Dual」と、1,000万円以下で測量精度5センチ以下の高精度・高点群密度のUAVレーザ「Terra Lidar R」
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、43都道府県に導入済みで国内シェアトップクラスの自社開発の国産UAVレーザ「Terra Lidar」シリーズにおいて、「Terra Lidar Dual(以下、TLD)」と「Terra Lidar R(以下、TLR)」の2つの新製品を2024年5月22日(水)に発売します。
国内初(※1)となるUAVレーザとSLAM(※2)技術の一体化により1台で補測まで完結でき、陸上でも上空でも使用できる「TLD」と、スキャナ単体価格が従来の約3分の1である1,000万円以下で、測量精度5センチ以下、照射点数50万点/秒の最高水準(※3)のハイエンドUAVレーザ「TLR」を新たにシリーズに加えることで、測量現場のさらなる効率化を実現します。また、公共測量に求められる精度が確保でき、安心してご利用いただけるような充実したカスタマーサポートも提供しています。
※1 UAVレーザとSLAM技術両用の製品としては国内初、自社調べ
※2 SLAM(Simultaneous Localization and Mapping):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術
※3 当社従来製品比較
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-b927fd78cfe114657695737ccf901cd4-3000x1572.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■開発背景
国内の建設業界では昨今、高齢化や生産年齢人口の減少に伴う人手不足(※4)などを背景に、「2024年問題」に直面しています。テラドローンではこうした課題を解決するために画期的な技術の開発やサービスの提供に取り組んでおり、今回の2製品の開発・発売に至りました。
※4 出典:総務省「労働力調査」より(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd121110.html)
■新製品について
「Terra Lidar Dual(TLD)」
これまで、オーバーハング箇所(※5)をはじめ、橋梁下や電線が上を通っていてドローンが上空飛行できない場所などの現場は、UAVレーザに加えてトータルステーション(※6)や地上型レーザで補測を行っていますが、もっと効率よく簡単に補測を行いたいという現場の声が多数ありました。これらを解決するために、「陸上でも上空でも1つのデバイスで可能」となる製品となる「TLD」を開発しました。
※5 オーバーハング箇所:岸壁の上方が下方より突き出ている箇所のこと
※6 トータルステーション:水平角と鉛直角を計測する経緯儀という器械に、測距儀の機能が内蔵された測量器械(出典:国土地理院HPよりhttps://x.gd/1dkS8) ;
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-8fedf5b09b4c9baeb8a481c8dc341eac-3695x1536.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【特徴1.】地上も上空も1つのデバイスで補測まで完結
”UAVレーザスキャナ”と”SLAM技術を搭載したハンディ型スキャナ”の2つの機能を兼ね備えており、簡単に切り替えて計測ができます。そのため、他の機材を用意せずに最小限の初期費用で導入可能です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-c7d53787f64f5064f12068ac1092984a-3223x1180.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【特徴2.】補測で取得したデータの統合が可能
オーバーハングの箇所や橋梁下、ドローンが飛行できない場所をSLAMで計測し、UAVレーザで計測した点群と統合することが可能です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-93fcf9f2bb47b6d2442a46414af2768a-3348x2189.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Terra Lidar R」
これまで、高精度UAVレーザは、活用が難しく高額で、限られたユーザーしか利用ができなかったため、一般的に幅広く活用できることを目的に本製品を開発しました。
【特徴1.】従来の3分の1のコストでハイスペックUAVレーザ導入
1つ1つの構成部品までこだわって独自開発を行っているため、従来の高精度UAVレーザの3分の1となるスキャナ単体で1,000万円以下という低価格を実現しました。さらには、自動色付け点群機能を搭載しているため、着陸時に下記のような点群データを出力できます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-019d5e2a7fe1428e425095c2de0170af-3820x1245.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【特徴2.】高高度でも高精度な点群データの取得
従来製品と比較してスポット径が小さいため、高度が上がっても精度5センチを維持したまま、地上の物体の細部をしっかりと捉えた綺麗な点群データを取得できます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-9ed86716642b9e9a6675ecc99f0e5c3f-3428x1107.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、点密度も高い(1秒間に50万点)ため、建物のエッジや白線までクリアに捉えることができるのに加えて、植生が多い現場でも、地表面の十分な密度の点群データが取得できます。
このようなデータ取得時から精度の高いデータが取れることで、完成度の高い地図や3次元モデルなどの成果物を納品することができ、全体の作業効率の向上や時間やコスト削減につながります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-454551665737461c9565c81f8ec5895b-3900x1418.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高度100メートルでも構造物の形状を明確に捉えています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-c41902955f14d28b657c8a8510941437-3079x1609.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【2製品の共通の特長】
・カスタマーサポートの充実と公共測量対応可能
導入、運用支援の他、クラウド解析サービスを通じた精密な点群生成まで対応します。また、公共測量に必要な要求精度も確保できるため、公共測量にも活用が可能です。
・自動色付き点群データの出力
着陸時に自動で色付けされた点群データが出力される機能を搭載しているため、点群を色付けするためのオルソ画像作成が不要となり、従来機器と比較して、業務の効率化が可能です。
■スペック
「Terra Lidar Dual」
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-f2b9b409f65ad10d74f4e4d38350d445-963x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-3833b9daca0a4c9a83b31de51f5c3f4e-802x358.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Terra Lidar R」
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-e65208f936b870a579bad310818d0ae0-3886x1613.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<本件に関するお問い合わせ>
・特設サイト:https://lidar.terra-drone.net/
・問い合わせフォーム:https://pdt.terra-drone.net/l/1016432/2024-05-14/2njyp
・資料請求フォーム:https://pdt.terra-drone.net/l/1016432/2024-05-14/2njy9
<Webセミナー開催情報>
新製品の開発・発売にあたり、各プロダクトのご紹介を始めとした3種類のWebセミナーを開催します。ご興味のある方はぜひお申込みください。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/303/20194-303-2fdb5b11ec6e2e636fe0f1b667ce4950-1790x935.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
>>> Webセミナー申込ページ:こちらをクリック <<<
■Webセミナーのお問い合わせはこちら
Terra Drone株式会社 Webセミナー運営事務局
メール:support-terralidar@terra-drone.co.jp
電話:080-7041-7057
■今後
これからも、より多くのユーザーが高精度な3次元測量を実施できるように高精度なプロダクトの開発、ドローンの導入・運用支援のサポート体制の拡充と高い解析技術の提供を通じて土木建設業界の生産性や安全性の向上に貢献していきます。
■Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
■本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
最新ドローンポート DJI Dock 2 での測量・点検・調査の全自動化を実演!ドローンの業務効率化がわかる無料実演セミナーを大阪府大東市で開催
PR TIMES / 2024年6月11日 13時15分
-
高所点検や計測、測量業務を効率化するドローン活用がわかる無料実演セミナーを6月・7月に滋賀県長浜市で開催
PR TIMES / 2024年6月7日 12時45分
-
<明日から使える測量スキルを伝授!>UAV写真測量を実践的に学べるコースを開講します
PR TIMES / 2024年5月29日 16時45分
-
ドローン搭載型LiDAR「FLIGHTS SCAN」、バックパック・ハンドヘルド等マルチユースに対応!SLAMで屋内のレーザ測量も実現へ
PR TIMES / 2024年5月22日 10時45分
-
自社開発の国産UAVレーザ「Terra Lidar」シリーズのクラウド解析サービス「Terra Cloud」の機能をアップデート
PR TIMES / 2024年5月21日 16時15分
ランキング
-
1作家も悲鳴、KADOKAWA「サイバー攻撃」の深刻度 ニコ動は復旧に1カ月、損失はどこまで膨らむ?
東洋経済オンライン / 2024年6月18日 8時40分
-
2アメリカ産の米「カルローズ」日本産との違いは?国産米の価格高騰で「低価格帯のコメは品薄」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月17日 21時34分
-
3万博開幕まで300日前 一般向け前売り券販売伸び悩み、機運醸成が課題
産経ニュース / 2024年6月17日 20時12分
-
4鈴木金融担当大臣「大変遺憾。厳正に対処」三菱UFJグループ3社への処分勧告
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月18日 11時34分
-
5赤字ローカル線は「ガソリン税」で維持すべきだ 「道路財源を回せ」藻谷浩介氏インタビュー
東洋経済オンライン / 2024年6月18日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください