『山梨デザインセンター』永井一史センター長、深澤直人・柴田文江・林千晶デザインディレクターの体制で山梨県の政策・産業・観光などをデザインの力で変えていく。

　山梨県（知事：長崎幸太郎）は本年１１月、県のデザイン推進拠点として、県立美術館附属『山梨デザインセンター』を県庁舎内に開設します。
　本日付けで永井一史ＣＤＯがセンター長に就任し、デザインディレクターである深澤直人氏、柴田文江氏、林千晶氏と共に、「政策デザイン」「地域デザイン」「産業支援のデザイン」を柱に、デザインの力で地域活性化や社会課題の解決を図っていきます。
　また、デザインによる思考や方法論を理解する人材を幅広い層で育成するための場を提供します。更には、デザイナーを中心としたクリエイターのネットワークを形成し、企業などの民間も巻き込んで新たな価値が自律的に創出される場を目指します。

■基本理念
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■設置目的
１.多くの人や組織がデザインの力を生かして身近な課題に取り組み豊かな地域社会を形成する「デザイン先進県」を構築します。
２.県立美術館や多摩美術大学と連携するとともに、日本を代表するデザイナーの知見を生かして各産業の高付加価値化を推進します。
３.デザインによる思考や方法論を活用した政策形成により、地域の活性化や社会課題の解決を
図ります。

■アクション
１.文化的テロワールの基盤づくり
　歴史/自然/産業/人/文化について山梨らしさを明らかにしながら活動の基盤にし、課題の捉え方、プロセス、価値観、アウトプットなどデザインの全てに反映していきます。
２.政策デザイン推進
　施策の立案やコンセプト、運営等にデザインの視点を加えることで、県民のニーズと期待に基づいた解決策を開発し、新しいアイデアや革新的な政策を探究していきます。施策を磨き上げ、本来の魅力や価値、成果を更に高めます。
３.地域デザイン推進
　持続可能性といった時流の中で、地域資源や産業、技術、人材をどのように組み合わせ、パッケージすれば提供価値が高まるのか、新たな活用方法を見いだし、地域活性化に繋げます。
４.商品開発・プロモーション支援
　地場産品などについて、洗練されたデザインによる地域の価値の見える化やプロモーションへの助言、支援を行います。
５.デザインリテラシー向上
　デザインによる思考を持つ人材を幅広い層で育成するため、多摩美術大学等の様々な機関と連携しながら、各年代に応じた学びの機会を提供します。
６.デザイナー等のネットワーク形成・コミュニティ創出
　デザイナー/アーティスト/クリエイター等をネットワークし、政策立案へのアドバイス、地域アイデンティティの創出などにアサインします。

■センター長・デザインディレクター
　包括連携協定を締結している多摩美術大学の協力のもと、日本を代表するデザイナーが参画します。
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■永井ＣＤＯ　センター長のメッセージ
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78927/303/78927-303-d24f93c2eb024154169837d58b65f05b-1971x927.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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