デル・テクノロジーズ、「Dell PowerMax」の機能強化を発表 AI活用による効率性、サイバーセキュリティー、マルチクラウドの俊敏性を強化する数々のイノベーション
PR TIMES / 2024年10月23日 13時45分
「PowerMax」が、AI活用による効率向上、サイバー レジリエンスの強化、シームレスなマルチクラウド モビリティーを実現
当資料は、2024年10月22日に米国で発表されたブログをベースにした抄訳版です。
米国ブログ原文:https://www.dell.com/en-us/blog/powermax-innovations-boost-ai-powered-efficiency-cybersecurity-multicloud-agility/
2024年10月22日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、「Dell PowerMax」の大幅な機能強化を発表しました。「PowerMax」は、ミッション クリティカルなワークロード向けに最適化されているとともに、常に最新で高い安全性を備えたストレージ ソリューションです。今回の機能強化では、AI活用による効率向上、サイバー レジリエンスの強化、マルチクラウド環境のシームレスなモビリティーを実現しています。お客様は、変化するビジネス ニーズに、これまで以上に簡単に対応することが可能になります。
AIを活用したミッション クリティカルなワークロードの効率化:
急速に変化するデジタル業界において、需要の増加に合わせながら将来のニーズを予測できるストレージ ソリューションは、企業にとって不可欠です。今回の機能強化では、パフォーマンスの最適化、管理オーバーヘッドの削減、インシデントの事前予防を可能にするなど、AIの活用により幅広いメリットをお客様にもたらします。
・パフォーマンスの最適化:AIを活用したパターン認識と予測分析による動的なキャッシュ最適化でパフォーマンスを高め、管理オーバーヘッドなしにレイテンシーを減らしながら高速化を実現します。
・予測的・予防的管理:インテリジェントな閾値(しきいち)設定による自律的ヘルスチェック機能が是正措置と自己修復機能を提供し、ストレージの容量レベルやケーブルの緩みなどの問題が発生する前に対処することを可能にします。
・自動ネットワーク ファブリック パフォーマンス最適化(FPIN):「PowerMax」がファイバーチャネル(FC)ネットワークの輻輳(ふくそう:低速ドレイン)を迅速に認識して根本的な原因を分離することで、インシデントの解決速度が最大8倍高速化されます(*1)。
・インフラストラクチャーの最適化:生成AI自然言語クエリ(NLQ)を実装したデル・テクノロジーズの「Dell AIOps Assistant」によって、迅速かつ簡単にインフラストラクチャーを最適化できます。
効率の向上:
最新版では、92%のRAID効率(RAID 6 24+2)によって、全体的なストレージ効率とともに、業界をリードする電力および環境監視機能が向上しています(*2)。さらに、お客様はアレイ、ラック、データセンターの3つのレベルで電力使用を追跡できるようになりました。これにより、電力効率を高め、電力の使用に伴う諸費用を管理し、消費電力を効果的に削減することが可能になります。
サイバー レジリエンスの強化:
サイバー脅威がますます高度化している時代において、サイバー レジリエンスはすべてのお客様にとって不可欠です。「PowerMax」には、お客様のデータ保護の強化、アタック サーフェス(攻撃対象領域)の削減、サイバー攻撃からの迅速な復旧を実現するサイバーセキュリティーの新機能が追加されています。
・「Cyber Recovery Services for PowerMax」:デル・テクノロジーズの新しいプロフェッショナル サービスで、サイバー攻撃に対する堅牢な保護を実現します。お客様に合わせてカスタマイズして提供されるこのサービスは、安全な「PowerMax」ボールトと詳細レベルのデータ保護によって、迅速かつ効率的な回復を実現しながら、お客様の厳格なコンプライアンス目標達成を支援します。
・YubiKey多要素認証:強力かつ利便性に優れたセキュリティー ソリューションにより、不正アクセスからの保護を強化しながらユーザー認証プロセスを簡素化します。
大規模環境で卓越したパフォーマンスを実現:
「PowerMax」は、これまでと変わらず大規模環境におけるハイパフォーマンスの水準を設定する存在として、現在のニーズだけでなく将来のニーズも満たすことができるよう、余裕をもたせたパフォーマンスを提供します。今回発表した内容は、以下のとおりです。
・「Dell PowerMax 8500」で最大30%のIOPSパフォーマンス向上(*3)
・新しい100Gb Ethernet I/Oモジュールにより、最大3倍高速なGbイーサーネット(GbE)接続を実現(*4)
・新しい64Gb Fibre Channel I/Oモジュールにより、最大2倍高速なファイバーチャネル(FC)接続を実現(*5)
これらの大幅な機能強化に加え、「Storage Direct Protection for Dell PowerMax」と「Dell PowerProtect」が統合されたことで、効率的かつ安全な超高速データ保護が可能になり、1日あたり最大1PBのバックアップ(*6)、500TBのリストアを実現します(*7)。
マルチクラウドの俊敏性を実現:
進化し続けるデジタル環境の中、リソースを最大限に活用しながらコストを削減し、変化へ速やかに適応していく上で、マルチクラウドの俊敏性は不可欠です。最新のソリューションにより、お客様は以下のことが可能になります。
・シームレスなマルチクラウド データ モビリティー:業界で最も柔軟でレジリエントなクラウド ストレージ「Dell APEX Block Storage」(*8)との間で「PowerMax」のライブ ワークロードを移動させながら、同時にマルチホップOS変換を実行できる、シンプルなオプションを提供します。これによって、1回のスムーズなプロセスでこれらのワークロードをモダナイズできます。
・拡張性に優れたクラウド バックアップとリストア:「Storage Direct Protection for Dell PowerMax」のシンプルかつ安全で効率的なデータ保護環境により、お客様は最適なバックアップ先を選択することができます。AWSやAzure、GCP、Alibabaといった大手クラウド プロバイダーとシームレスに統合する「Dell APEX Protection Storage」によって、お客様は特定のベンダーに依存することなく、自社のニーズに最適なクラウド ベンダーを選択することができます。
・分かりやすい従量課金モデル:「Dell APEX Subscriptions」では、お客様は従量制で使用した分だけ料金を支払い、課金や請求処理、使用容量の監視を簡素化することで予測とスケーリングを向上させることができます。このモデルは導入初期の大規模な設備投資の必要がなく、ライフサイクル管理を簡素化しながら最先端のクラウド活用体験を提供します。
メインフレームのイノベーション:
「PowerMax OS 10.2」は、不均衡なメインフレーム ワークロードのIOPSパフォーマンスを高めながらレイテンシーを削減し、自動学習アクセス パターン検出によってメインフレームへのサイバー不正アクセス検知(zCID)を強化するとともに、IBM社のSystem Recovery Boostによって計画ダウンタイムおよび計画外ダウンタイム時のより高速な復旧を実現します。
よりスマートかつ柔軟で安全なエンタープライズ ストレージの、多数のメリットを活用:
AI活用による効率向上、新しいサイバー リカバリー サービス、マルチクラウド データ モビリティーを提供する「PowerMax」は、お客様がデジタル トランスフォーメーション(DX)の最先端を進めるよう支援します。詳細は、こちらをご覧ください。
*1. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく - 「PowerMaxOS 10.2」および「PowerMaxOS 10」で、SANネットワークの輻輳の解決に要する時間を比較(2024年8月)。実際の時間短縮効果は異なる場合があります。
*2. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく - 「Dell PowerMax」の電力監視機能およびオープン システムとメインフレーム ストレージをサポートしている競合メインストリーム アレイの電力監視機能を比較(2024年8月)。
*3. 「PowerMaxOS 10.2」を実行している「PowerMax 8500」と「PowerMaxOS 10.1」を実行している「PowerMax 8500」を比較した1秒あたりRandom Write Miss(8K)I/Oベンチマークのデル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2024年8月)。実際のパフォーマンスは異なる場合があります。
*4. 100Gbイーサーネット接続の「PowerMax 2500」と25Gbイーサーネット接続の「PowerMax 2500」を比較した1秒あたりRandom Read Hit(128K)GBベンチマークのデル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2024年8月)。実際のパフォーマンスは異なる場合があります。
*5. 64Gbファイバーチャネル接続の「PowerMax 2500」と32Gbファイバーチャネル接続の「PowerMax 2500」を比較した1秒あたりRandom Write Hit(128K)GBベンチマークのデル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2024年8月)。実際のパフォーマンスは異なる場合があります。
*6. デル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2024年3月) ― 「PowerMax 2500」および「PowerProtect DD9900」。単一ストレージ グループのバックアップにEpic GeneratorIOを使用。実際のパフォーマンスは異なる場合があります。
*7. デル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2024年3月) ― 「PowerMax 2500」および「PowerProtect DD9900」。単一ストレージ グループの復元にEpic GeneratorIOを使用。実際のパフォーマンスは異なる場合があります。
*8. AWS、Azure、Google Cloudに展開可能なストレージ ソフトウェアのデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2023年5月)。
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、AI時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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Dell Technologiesが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
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