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粘着ラベル用基材の「LIMEX Sheet」80μmが、八千代ポートリーの看板商品「食菜卵」のラベルに採用

PR TIMES / 2023年7月15日 17時40分

~石油由来プラスチック、CO2削減に貢献できる環境性能を評価~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)の石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」が、株式会社八千代ポートリー(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:笠原政利、以下八千代ポートリー)の看板商品「食菜卵」のラベル基材に採用されたことをお知らせいたします。なお本ラベルは、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:松口正)によって製造されます。



[画像: https://prtimes.jp/i/16815/307/resize/d16815-307-adb7312ea803d1643657-0.png ]

粘着ラベル用基材のLIMEX Sheet 80μmは、表面に印刷可能なインク受理層が塗工されており、裏面には粘着剤塗工が可能です。LIMEX Sheetは、ラベル用途として一般的に用いられるPP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテフタレート)シート等の合成紙と比較し、石油由来プラスチック使用量とライフサイクル全体でのCO2を含む温室効果ガス排出量を削減することができます。また、紙製ラベルと比較し、製品の原料に木材パルプを一切使用せず、製造時の水使用量を大幅に削減できるため、森林と水資源の保全に貢献できます。
「自然とともに歩む」を企業理念に掲げる八千代ポートリーは、循環型農業をはじめ持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進している中で、ラベル基材としてのLIMEX Sheetの環境性能を評価いただき、今回の採用に至りました。八千代ポートリーの全商品のラベルを、LIMEX Sheetを基材に使用したラベルへ切り替えた場合、石油由来プラスチックの使用量を年間で約9トン、 CO2を含む温室効果ガス排出量を年間で約104トン削減できる効果*1が見込まれます。
*1 2022年の八千代ポートリーの販売実績に基づくTBMによる環境負荷の算定(原材料調達・シート製造・処分工程を対象とするライフサイクルアセスメント)より。参考値であり保証値ではありません。製造条件によって変動の可能性があります。

・LIMEX Sheetについて:https://tb-m.com/products/products-sheet/

■ LIMEX Sheet 80μmの特長
LIMEX Sheetは、溶融状態の複合体であるLIMEX(炭酸カルシウム等無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材)をTダイから押出し、シート状に成形したのち、延伸加工によってシート内部に白さや軽さを生み出す空孔構造を形成しながら製造します。LIMEX Sheetを製造している白石工場と多賀城工場は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しています。
※ラベル印刷に使用されるUVインキを使った凸版印刷、オフセット印刷等に対応しております。

・石油由来プラスチック使用量削減と、水や森林資源の保全
一般的な合成紙と比べ、石油由来プラスチックの使用量を抑え、CO2を含む温室効果ガスの排出を抑えられます。また、紙と比較し、原料に木材パルプを一切使用せず、製造時に水をほぼ使用しません。

・安定した価格
LIMEX Sheet 80μmの主原料である石灰石は、地球上に豊富に存在する資源で、日本国内においても自給自足が可能なため、価格の変動が少なく、安定した価格での原料調達・生産ができます。

・優れた耐久性と耐水性
紙と比較し、耐久性と耐水性に優れているため、水滴の付着が想定される製品の粘着ラベル用途に適しています。

[ご注文・お問い合わせ先]
LIMEX Sheetの使用を検討されている方、また環境配慮の取組みや現行品の見直しを検討されている方は、お問い合わせフォーム (https://tb-m.com/contact/) よりご連絡ください。

■ LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。

■ 株式会社TBM
代表者 :山崎 敦義
所在地 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立年 :2011年8月
資本金 :234億2,993万円(資本準備金含む)
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/

2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択

2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施

2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)

2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択

2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞

2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加

2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品
としてLIMEX製品が採用

2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結

2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表

2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始

2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)

2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意

2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換

2022年 資源循環コーディネートサービス「MaaR(マール)」を開始

2022年 科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得

2022年 Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名

2022年 温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始

2022年 神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックを自動選別・再生するリサイクル工場を建設(処理能力:40,000トン/年)

2022年 CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得


*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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