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生成AIの全社導入は約6割に拡大、RAGは5割以上が取組中

PR TIMES / 2024年12月23日 12時45分

~262社310人へ生成AIの利用実態調査を実施、AIエージェントに関心が集まる~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-280e67f3511fa69a65dcc6e1955efe09-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、2024年11月28日および12月9日に開催した生成AIセミナーにおいて、「生成AIの利用実態調査」を実施し、262社310人から回答を得ました。本調査は2023年4月から継続的に実施しており、今回で5回目となります。本調査では、全社導入を行う割合が引き続き増加し約6割へと拡大、RAG(データ連携)*は5割以上が取組中と回答し、組織としての生成AIの利用が本格化したことがうかがえました。

今回の調査レポートは、以下のURLよりダウンロードできます。
https://event.exawizards.com/misc/2024176?utm_source=pr

*RAG(Retrieval Augmented Generation、ラグ)とは、顧客独自のデータを生成AIで加工・分析できるようすることができる機能であり、生成AIを活用する上で、より正確な回答が得られるなどの理由から注目が高まっています。

☑本調査のポイント
- 全社導入を行う割合が約6割へと増加、組織内の利用率が「8割程度利用」が2割へと大きく上昇し、組織としての利用が本格化
- RAGの活用がさらに進み、5割が「RAGに取組中」と回答
- RAGの活用は個人の生成AI活用レベルで差が出つつあり、活用レベル3においてはほぼ未着手となった
- 自律的に稼働する「AIエージェント」について約5割が「関心あり」と回答、特に個人の活用レベルが高い層での関心が高い結果となった

☑︎生成AIの導入部門の推移 ~全社的に導入が約6割へ~
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-b8eb661f9157335671fa71c32d2834d8-981x480.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 生成AIの導入部門の推移(出所:Exa Enterprise AI)

 2024年5月に実施した第4回調査で全社的な導入が急拡大し本格導入期に入った後、引き続き全社導入の割合が増加し約6割まで拡大しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-51ebf14ffb5b86d99ebe62edb636652f-954x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 生成AIの組織利用率の推移(出所:Exa Enterprise AI)

 また、どの程度の社員が生成AIを活用しているかについて「8割程度の社員」以上の回答が約2割と、前回調査に比べて大きく上昇し、「ほぼ使われていない」の回答は減少しています。組織として生成AIの利用が本格化していることがうかがえました。
☑︎個人の業務における生成AI活用レベルの推移 ~活用レベルがさらに向上しレベル5が最大多数に~
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-b3b2c1aca1d2bf3b76f8bff42e302f7f-979x432.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3 個人の業務における生成AI活用レベルの推移(出所:Exa Enterprise AI)

 本調査では、2023年4月の調査開始から「ChatGPT」など生成AIの業務での利用状況を、レベル1(関心なし)、レベル2(関心はある)、レベル3(試しに利用)、レベル4(時々使用)、レベル5(日常的に使用)の5段階に分類し、調査を実施しています。
 2023年4月に実施した第1回調査では、日常的に活用するレベル5の回答が1割弱だったのが、今回の調査では約5割まで増加し最大多数となりました。
☑︎RAGの取組状況 ~2割以上ですでに業務で活用、5割以上で取組中~
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-e233a7599b02d009cc513e1017874991-981x458.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図4 データ連携(RAG)への取組状況 (出所:Exa Enterprise AI)

 本調査でRAGの活用状況を聞いたところ、「すでに業務で活用している」が2割以上と前回調査から大幅に上昇し、「取組中」以上が全体の5割以上となりました。図1において生成AIの組織での活用が本格化していること、図2において生成AIの活用レベル5の割合が増加したことがRAGへの取組を加速させているものと考えられます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-d5193772b8630a75a49b25424a99c14a-981x443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図5 活用レベル別のデータ連携(RAG)への取組状況 (出所:Exa Enterprise AI)

 RAGへの取組状況を個人の業務における生成AI活用レベル別に見てみると、活用レベル5の層においてすでに約3割が成果を出し始める一方で、活用レベル3の層では「取り組みたいが未着手」が7割以上と、RAGの取組に差が出始めていることが分かりました。
☑︎関心のある生成AIの最新トレンドについて ~5割以上がAIエージェントに関心あり~
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30192/308/30192-308-8deed0d9f7af32cebdf8ecdc68de53ed-981x440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図6 関心のある生成AIの最新トレンド(出所:Exa Enterprise AI)

 関心のある生成AIの最新トレンドについてみてみると、自社データ連携「RAG」と自律的に稼働する「AIエージェント」について約5割が「関心あり」と回答しました。AIエージェントは、人が設定した目標に対して自らが考えて自律的に動くAIであり、RAGと同様にAI技術の付加価値を高める進化への期待が高いことがうかがえました。特に、個人の活用レベルが高い層ではAIエージェントの関心が高いことが分かりました。
☑︎調査結果を踏まえたコメント
Exa Enterprise AI 代表取締役 大植 択真
 ChatGPTの一般公開から約2年が経ちました。5回にわたる「生成AIの利用実態調査」を通じて、生成AIの業務における活用レベルや組織における利用率が確実に向上してきていることを実感しております。当社として今後も企業における生成AIサービスの拡充、更なる活用促進を進めてまいります。
 RAG(データ連携)についても取組中の企業が増え、成功事例も増えておりますが、一方で活用レベルが低い層ではRAGの取組に差が出始めているのは課題と感じています。RAG技術を取り入れるのに一定のデータ整備などのノウハウが必要となることや、コストの面でハードルがあると考えております。当社では「RAGの民主化」を進めるべく、GPT-4o miniにおけるRAGの無料提供、RAGの活用促進サポートなどの取組を開始しています。企業におけるRAGの活用が促進されるためのサービスに力を入れていきたいと考えております。
 また、AIエージェントという新しい技術に関心が集まっており、当社サービスにおけるAIエージェントの検討も進めて参ります。AI技術の進歩は目覚ましく、今後さらに自社の業務に組み込んでいくことが企業の生産性向上に繋がるカギとなると考えています。
☑︎本調査・分析の詳細
調査では、生成AIの現在の利用目的・用途、活用の課題、活用の推進策などについても詳細を聞いています。以下のURLを通してダウンロードできる調査レポートではそうした情報も含めて、今回の集計・分析の詳細を入手できます(会社名や氏名、連絡先などを入力していただきます)。
https://event.exawizards.com/misc/2024176?utm_source=pr
☑︎exaBase 生成AIについて
 exaBase 生成AIは、2023年6月の有料サービス開始以来、約650社、6万以上のユーザーにご利用いただいています。
 法人が生成AIを利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側での利用状況の把握、禁止ワードの登録などに対応しています。また、それぞれのユーザーが、生成AIの利用でどの程度の生産性を向上させたのかを推定しており、画面からグラフ形式で確認できます。
 生成AIを自社独自のデータを基に活用することも可能です。利用者や管理者が自社独自のファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も装備しています。
 exaBase 生成AIについては以下のリンクをご覧ください。 https://exawizards.com/exabase/gpt
☑︎セミナーのご案内
 本調査の内容も含め、生成AIの最新情報やこれまでの変化などを1時間で解説するセミナーを開催いたします。ぜひご参加ください。
・タイトル:262/310人への調査から見えてきた 生成AIの利用実態と2025年のトレンド予測
・開催日時:2024年1月20日(月) 12:00-13:00
・講演内容:第5回生成AI利用実態調査から分かってきた、生成AIの活用レベルの変化や、生成AIサービスの導入・定着化施策の様相、関心の変化などについてお伝えします。
・お申込み:以下URLよりお申込みください。
https://event.exawizards.com/misc/2024177

【Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立  :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL :https://exawizards.com/eai/

【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

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