中南米地域を対象とする森林ファンド The Reforestation Fund への出資契約を締結
PR TIMES / 2025年1月20日 15時45分
~ネットゼロに向けたCO2除去の取り組みを拡大~
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は昨年12月に中南米地域を対象とする森林フ ァンド、The Reforestation Fund I, LP(本部:カナダ、読み「ザ リフォレステーション ファンド ワン エルピー、以 下「TRF」、註1)への2,500万ドルの出資に関する契約を締結しました。ネットゼロ・エミッション達成に向け、 ネガティブ・エミッション(大気中のCO2除去)に寄与する取り組みを進めます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92744/310/92744-310-49f9708958fbe659cd3efd44c2f4dfe3-722x502.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
TRFは、米国での森林管理ファンドや中南米地域での商業植林ファンドの運用実績を有するBTG Pactual Timberland Investment Group, LLC (本部:米国、読み「ビーティージー パクチュアル ティンバーランド インベストメント グ ループ」)が運営しており、南米の放牧地における木材生産を目的とした商業植林と原生樹種森林の再生・保全によってカーボンクレジット発行を行う森林ファンドです。本ファンドでは、国際的な環境 NGO である Conservation International(註2)が事業の説明責任や社会影響に関するアドバイスを行うことで、地域雇用や教育機会の創出、生 物多様性の保全や水環境の改善などコベネフィット(共通便益)を生み出し、持続可能な森林経営が行われます。また プロジェクトから発行されるCO2除去系カーボンクレジットは米国の大手環境先進企業などもその質を評価し、本フ ァンドから発行されるカーボンクレジットの購買契約締結を発表しております。
本ファンドには世界各国の出資者が参加していますが、当社はアジア域で初の参画事業会社となります。ファンドを 通して獲得する質の高いCO2除去クレジットは、当社が掲げる「商船三井グループ 環境ビジョン2.2 」の「2030年ま でに累計220万トンのCO2除去に貢献する」というマイルストーンにも貢献します。 当社は、今後も国内外の様々な組織とパートナーシップを構築しながら、目標達成に向け戦略的かつ多様な手法で CO2除去を進めていく方針であり、社会全体のネガティブ・エミッションの普及・拡大に努めます。
商船三井グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」において社会インフラ企業を目指し、非海運分野の強化およ び、積極的な投資を計画しています。さらに「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」において、2050年までにグルー プ全体でのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。ネガティブ・エミッションの普及・拡大への貢献 を通じて社会全体の脱炭素の実現を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92744/310/92744-310-06fbb64c53d35ce36ed8c657c9a8e95c-659x237.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(註2)Conservation International(読み「コンサベーション・インターナショナル」):米国バージニア州アーリントンに本 部を置く国際的な自然保護団体。https://www.conservation.org/japan
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