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【報道参考資料】イラク北西部・シンジャル 暴力、避難、脱水症状で子ども40名死亡

PR TIMES / 2014年8月6日 11時53分

ユニセフ・イラク事務所代表声明



※本信は ユニセフ・イラク事務所の情報を、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_74676.html でご覧いただけます


【2014年8月5日 エルビル(イラク)/ジュネーブ発】

武力衝突のためにイラク北西部のニナワ州のシンジャル(Sinjar)から避難していた
クルド系少数派ヤズディ(Yazidi)の子ども40人が死亡したとの報道に、ユニセフは
深く憂慮します。


ユニセフが受け取った公式な報告によると、この2日間で、ヤズディの子どもたちは
暴力、避難、脱水症状によって死亡したといいます。

シンジャルから避難していた人には、最大で子ども2万5,000人が含まれ、緊急支援を
求めています。避難してきた人たちは、現在、シンジャル周辺の山々に取り残されて
おり、飲料水と衛生サービスを含む人道支援が喫緊に必要です。

シンジャルには、少なくとも子ども15万人がおり、国内避難民も多く含まれます。
8月3日(日)、シンジャルはイスラム過激派の「イスラム国」に制圧されました。


子どもたちは特に厳しい状況に置かれ、イラク国内で続く暴力や避難生活、戦闘の
影響を最も受けています。ユニセフは、すべての子どもを保護せねばならないこと、
さらなる犠牲を生まないために直ちに支援活動を実施することを繰り返し訴えます。

さらに、女性や子どもたちが避難している地域に無条件かつ安全にアクセスできる
ようにすること、国際人道法また人権法の下に認められている子どもへの特別な
保護を尊重するよう、影響力を及ぼせるすべての組織、勢力に対し、行動することを
要請します。


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所(在アンマン)広報官
Office: +962-6-550-2400 ext. 524, Mobile +962-79-867-46-28, jtouma@unicef.org
Jeffrey Bates, ユニセフ・イラク事務所(在バグダッド)広報チーフ
Mobile: +964 7801 964 524 jbates@unicef.org


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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