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新型コロナ禍の最前線で綴られた”真実の記録”にして今年最大の話題書

PR TIMES / 2020年7月20日 10時40分



[画像1: https://prtimes.jp/i/12754/312/resize/d12754-312-711705-4.png ]



株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)は、方方(ファンファン)著『武漢日記』の邦訳出版権を取得し、2020年9月9日に刊行いたします。

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、中華人民共和国湖北省武漢市(人口約1,100万人)が封鎖された2日後、2020年1月25日から武漢在住の著名作家・方方氏が自身のブログ上で武漢の実情を伝える日記を書き始めました。『武漢日記』は、封鎖解除が通達された3月24日までの60日間に及んだ日記をまとめた衝撃のドキュメントです。

 前例のない都市封鎖下での魂の記録は、この災厄の「記憶」を忘れずに次の世代へつなげていくためにも、後世に残すべき内容です。コロナウイルスが世界中で猛威をふるっている混迷のいまにこそ、全ての人に読んでいただきたい希望の書です。現在、アメリカ、イタリア、ドイツなど世界15か国で出版が決まっており、世界から注目されている今年最大の話題書です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/312/resize/d12754-312-991983-2.jpg ]


【本書の特徴】
●1 億人以上が読んだ「武漢で何が起きていたのか」を知る〈真実〉のドキュメント
日記の更新はいつも深夜12 時頃でしたが、「彼女の日記を読まずには眠れない」と多くの中国人がその更新を毎日心待ちにしていました。いつ終わるともしれない封鎖生活に不安を抱えている人々にとって、その冷静な視点で綴られる言葉は、〈真実〉を知る手がかりや大きな心の慰めを与え、読者は “億単位” とも言われました。

●個人的な記録にとどまらない 緊迫感のあるノンフィクション
「個人的な」記録としながらも、政府会見や医者への聞き取りなど、多面的な要素を取り入れ、身近な人が次々と死んでいく悲惨な状況、食料品やマスクの不足、医療現場の疲弊と焦燥などをリアルに追体験することができます。メディアでは報道されない無数の悲劇をすくいあげており、封鎖下で何が起きていたのかを包括的に知ることのできる第一級の資料です。

●未曾有の災厄に作家・個人としてどうあるべきかを真摯に考え、発信し続けた強いメッセージ
その日の気候などの美しい描写から始まりつつも、「言葉」「個人」に何ができるのかを真摯に問うており、
「ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度をとるかだ」(2月24日)
「無数の個人の記録を集めれば、あらゆる角度からあらゆる過程の真相を明らかにすることができるだろう。」(3月4日)
など、世界に共通するこの災厄へ向き合うヒントがちりばめられています。


『武漢日記』や著者・方方氏につきましては、今日までもさまざまなメディアで記事が掲載されておりますが、本書刊行を期に、あらためまして記事掲載や取材などのご検討を何とぞよろしくお願いいたします。

※著者は、本書の印税を武漢の医療従事者およびその家族に寄付することを表明しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/312/resize/d12754-312-274904-1.jpg ]


【著者紹介】
方方(ファンファン)
1955年、中国・南京生まれ。武漢在住の著名な女性作家。2010年、中国で最も名誉ある文学賞のひとつである魯迅文学賞を受賞。武漢を舞台に、社会の底辺で生きる人々の姿を丁寧に描いた小説を数多く発表。


【書誌情報】
書名:武漢日記
副題:封鎖下60日の魂の記録
著者:方方
訳者:飯塚容、渡辺新一
予価:本体1600円(税別)
仕様:46変形判(191×131mm)、並製、本文320頁予定
ISBN:978-4-309-20800-8
発売日:2020年9月9日(予定)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208008/

【日本のメディアによる紹介(一部)】
◆2020/3/6 ダイヤモンド・オンライン
〈武漢から新型コロナ禍を発信して読者1億超、当局の削除にも屈しない「方方日記」とは〉
──彼女のブログがなぜ、それほど注目されるのか。それはどんな「官製メディア」を見るよりも、現在の武漢や市民の生活の様子が手に取るようにわかるからだ。

◆2020/3/12 毎日新聞 〈「武漢日記」が示す真実〉
──中国ではメディアよりも作家の方が大胆だ。

◆2020/3/19 朝日新聞夕刊 〈ありのままの武漢 作家がつづる〉
──支持が広がる背景には、当局への不信と「真実を知りたい」という中国の人たちの強い思いがある。

◆2020/3/27 東洋経済オンライン
〈武漢の作家が語った「都市封鎖」60日間の惨状【著者インタビューの日本語訳】〉
──この事態が収束した後、彼らの死が無駄になってしまうのではないかと不安に思っています。私は生きている人々が、(自分たちの)利益のために、死者が何のために亡くなったのか軽んじてしまうのではないかと心配しています。

◆2020/4/8 時事ドットコム 〈封鎖解除の武漢、コロナ「記憶」は消し去られるのか〉
──日記は、検閲に遭って削除され、(中略)それでも筆を置くことはなかった。それは武漢の人々の「記憶」を引き継ぎ、「記録」として残すためであった。

著者から日本の読者へ
 『武漢日記』が日本で出版されると聞き、大変うれしく思います。この本は、私の人生において、とても重要な記録となりました。
 武漢封鎖の前夜、娘が旅行先の日本から帰ってきたので、私は空港まで迎えに行きました。その日の武漢は重苦しい雰囲気に包まれ、人々はみな緊張と恐怖のただ中にありました。私が深夜に帰宅して、最初に目にしたのは、まさに武漢が封鎖されるというニュースでした。
 娘は日本の文化が大好きです。毎年、日本を旅行しています。今年は私を連れて京都観光に行くと言っていたのですが、思いがけず感染症のために計画は棚上げになりました。この災厄が一日も早く終息し、私の京都旅行が実現することを願っています。
──方方

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