11月29日.30日(金.土)、12月1日(日)広島県内にて官民連携の「多機関連携災害時医療救助訓練」を開催!
PR TIMES / 2024年11月20日 16時0分
民間初の「民間災害医療支援船 “Power of Change(PoC)”」内での訓練や、令和6年度中国地区DMAT連絡協議会実働訓練との連携も
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(本部:広島県神石高原町 代表理事:大西健丞)が運営する空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、2024年11月29日(金)から12月1日(日)の3日間、国内外から集まる様々な機関が被災地で連携して支援活動にあたれるよう、実災害を想定とした「多機関連携災害時医療救助訓練(以下、本訓練)」を広島県内にて実施します。
なお、本訓練は2023年7月に運用を開始した民間初の「災害医療支援船 “Power of Change(PoC)”」内での訓練も含むほか、令和6年度中国地区DMAT連絡協議会実働訓練と同じ日時で開催し、広島県保健医療福祉調整本部やDMAT活動拠点本部等とのリアルな連携を実現します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35080/312/35080-312-fe8a00c5b7814d1f759a236943156417-1775x997.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズが運用を開始した、民間初の災害医療支援船Power of Change
●空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”が取り組む社会課題
大規模災害時には、道路の寸断や医療機関の被災などにより、多くの人々が必要な手当てを受けられない恐れがあると指摘されています。
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、発災後の最初の処置を担うフィールドホスピタル(野外病院)の開設を想定し、運用準備・訓練に取り組んでいます。被災地域の医療リソースを私たちが外部から補完することで現地の医療機関への負担を軽減し、大規模災害時に発生しうる社会課題の1つとされている、医療にアクセスできないことによる「未治療死」を減らしたいと考えています。
●多機関連携災害時医療救助訓練とは
多機関連携災害時医療救助訓練とは、大規模災害時に救命救急活動に携わる団体と連携し、患者の捜索、救護、搬送までの一連の訓練実施と運用時の課題を明確化、また、多機関での災害支援ネットワーク形成・協働の円滑化と災害時に即時対応できる体制づくりを目的とした訓練です。
本訓練は年に一度開催され、今回で第5回目となります。大学やDMAT、消防、企業、NGO、学生など、様々な機関が参加し、昨年度の訓練では46団体・191名が参加しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35080/312/35080-312-0f7654cb27ae47f3525c5896b8152d56-1500x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
昨年の訓練にて、設営したフィールドホスピタル内に患者を搬送、他の医療支援チームと連携し処置を行う様子(2023年12月 多機関合同訓練)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35080/312/35080-312-0c08ec22b04903bdf1779bf0ff17eb5c-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
多機関との連携訓練を重ねてきたことが実際の救出現場で生かされている(2024年1月 能登半島地震 緊急支援)
2023年度に実施した、多機関連携災害時医療救助訓練の様子を収めた動画はこちら
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=j7Bkoru7bX8 ]
本訓練で『「災害医療支援船 “Power of Change(PoC)”」を活用した医療の提供』および、『「災害医療支援船”Power of Change(PoC)”」をHUBとした多機関との連携』の実証を行うことで、大規模な国内災害に備え、平時からの災害支援ネットワークの形成・強化により、被災地で「一秒でも早く、一人でも多く。」の命を救うことを目指します。
●訓練概要
・実施日時:2024年11月29日(金)~12月1日(日)
・訓練場所:広島県内
・訓練内容:広島県付近にて震度6強の地震が発生したという想定で実施いたします。
※セキュリティの都合上、本訓練は一般の方のご見学はいただけません。
団体概要
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
代表理事兼統括責任者:大西 健丞
設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町近田1161-2 2F
東京事務所:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2F
主な活動:海外人道支援、災害緊急支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
団体URL :https://peace-winds.org/
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”について
団体URL:https://arrows.peace-winds.org/
所在地:〒720-1622 広島県神石高原町近田1161-2 2F
TEL:0847-89-0885(代)/ FAX:0847-82-2949
活動開始:2019年12月
プロジェクトリーダー:稲葉 基高(医師)
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事兼統括責任者:大西健丞、本部:広島県神石高原町)が運営する、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。航空機やヘリコプター、船などの輸送手段を活かし、医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの救助チームが被災地に赴きます。東日本大震災以降、ほぼ全ての国内大災害に出動し、多くの被災者の方々を支援してきました。
現場では自治体、病院、NPO、企業、さらに自衛隊・消防などとも連携を図り、発災直後の救助・救命活動から物資配布や避難所運営、中・長期的な復興のサポートまで必要な支援を最適な形で届けます。
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