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「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト」で採択国内初となる洋上での浮体式太陽光発電の技術実証に向けて、「洋上浮体式太陽光発電設備」を海面へ設置完了、実証開始

PR TIMES / 2024年5月10日 17時40分

~最先端テクノロジーの社会実装と環境配慮で、東京ベイエリアでのエネルギー地産地消実現をめざす~



 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明)とSolarDuck B.V.(本社:オランダ、ロッテルダム、CEO:Koen Burgers)は、京セラコミュニケーションシステム株式会社との連携のもと、東京都政策企画局が主導する「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト(以下「先行プロジェクト」)に採択された、国内初となる洋上での浮体式太陽光発電の技術実証に向けて、「洋上浮体式太陽光発電設備」の海面への設置を完了したことをお知らせいたします。

 先行プロジェクトは、東京都による東京ベイエリアから世界最先端の発信をめざす実証事業で、二社は2022年11月にエバーブルーテクノロジーズ株式会社とともに「最先端再生可能エネルギー」の分野で採択され、実証に向け調査や開発に取り組んできました。この度、設備設置完了につき、洋上浮体式太陽光発電設備での発電、地上の蓄電池への蓄電、蓄電池の運搬・消費の実証を開始します。

 また、東京都によるイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」では、海の森エリアで2024年5月12日から5月21日にかけて本実証の取り組みの出展を行うとともに、本取り組みで発電した再生可能エネルギーを活用し、最新電動モビリティへの給電や、電動船への給電を実施する予定です。また、今後東京湾岸エリアの竹芝地区におけるイベント等においても本取り組みで発電した再エネ活用を検討予定です。

 今後、国内初となる「洋上浮体式太陽光発電」の実用化をめざすとともに、東京ベイエリアを中心としたエネルギーの地産地消の実証実験により、国内外各地へ展開しうる都市モデル検討に寄与します。

 ※本事業の詳細な実施内容については、東京都との協議により確定となる為、今後変更となる場合があります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6953/318/resize/d6953-318-9534d05e67c251036cb5-1.png ]

■ 実証内容
1.概要
中央防波堤エリアに設置した、洋上太陽光発電設備(約30m×約26m×約6m)にて発電した再生可能エネルギーを陸上に設置した蓄電池に蓄電します。随時モバイルバッテリーに移し、竹芝地区等湾岸エリアでのイベントや電動モビリティへの給電等を行います。

2.実証実験の背景・目的
昨今のエネルギーの需給問題が取り沙汰される中、一大消費地である東京は郊外からの送電に依存しています。ベイエリアでの再生可能エネルギーの発電と消費が達成されると、東京ベイエリアならではのエネルギーの地産地消による都市モデルの実現、さらに今後の国内外各地への展開が期待できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/6953/318/resize/d6953-318-e82e450f0e2c2bd5c475-2.png ]


■ 再エネの地産地消の取り組み(予定)
1. 電動モビリティへの再エネ給電
下記イベントにおいて、Open Street株式会社との連携のもと、発電した再生可能エネルギーを同社の最新電動モビリティに給電するデモンストレーションを実施します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6953/318/resize/d6953-318-155985413a57de6db0ba-2.png ]


<出展概要>
・イベント名:「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラム
・日時:2024年5月12日~21日
・場所:東京湾海の森エリア(中央防波堤)
・内容:洋上太陽光発電設備の概要紹介
    電動モビリティへの給電デモ
    電動船のバッテリーへの給電 等

2. 東京湾岸エリアで開催イベントでの再エネ給電(今後実施予定)
再生可能エネルギーの地産地消の取組みとして、東京湾岸エリアである竹芝地区でのイベント等での再エネ活用を検討しています。

■ 会社概要
【東急不動産株式会社】
 東急不動産は、東急不動産ホールディングスの中核企業として、都市事業、住宅事業、ウェルネス事業、海外事業などを展開する総合不動産企業です。

 東京ベイエリアにおけるまちづくりの実績も多数ある中で、2020年に開業した東京ポートシティ竹芝は、竹芝エリアの新たなランドマークとして、地域の特性とテクノロジーを活かした「デジタル×コンテンツ」のまちづくり、スマートシティを目指し様々な取り組みを行っています。「東京ベイeSGプロジェクト」においても、洋上において生成されたエネルギーを輸送し、実際に竹芝エリア等で消費する実証を行うことで、「未来の東京ベイエリアにおけるエネルギーの地産地消」の実現と共に、東京ベイエリアが世界に誇る都市モデルとなる未来に寄与していきたいと考えています。

 本プロジェクトを通じて、東急不動産ホールディングスが策定した「中期経営計画2025」、および「GROUP VISION 2030」において掲げている環境経営、DXを推し進めるとともに、SolarDuck B.V.、エバーブルーテクノロジーズ株式会社をはじめとする連携予定企業とのパートナー共創による事業価値の最大化をめざします。

【SolarDuck B.V.】
 SolarDuck B.V.は、オランダとノルウェーにまたがる、海運業に根ざした洋上浮体式太陽光発電の企業です。創業以来「洋上浮体式太陽光発電で世界を電化する」というビジョンに向けてたゆまぬ努力を続け、独自の最先端技術を駆使して洋上太陽光発電を地域の用件に合わせて行っています。

 SolarDuck B.V.は、世界のエネルギー需要の増加に対応するための持続可能なソリューションを提供しており、特に脱炭素化の必要性と限られた土地面積のために、海洋空間でのソリューションが必要とされています。ソーラーダックの技術は、サンベルト地帯の島々からオランダを含む北海のハイブリッドオフショアパークに至るまで、幅広いユーザーケースにおいて魅力的な価値を提案します。

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