カリウムが豊富な沖縄三大野草の一種 クミスクチン
PR TIMES / 2015年10月7日 15時26分
サニーヘルス株式会社は、沖縄情報発信サイト【沖縄だより(沖縄酵素)】にて『カリウムが豊富な沖縄三大野草の一種 クミスクチン』を公開致しました。http://okinawakouso.com/544
クミスクチンってどんな野草?
[画像1: http://prtimes.jp/i/1593/323/resize/d1593-323-700585-1.jpg ]
クミスクチンとは東南アジアの言語で「猫の髭」という意味。ピンと伸びたおしべとめしべが猫の髭を連想させることから名づけられました。和名も直訳の「ネコノヒゲ」。成長すると1メートルほどになるクミスクチンはシソ科の多年草で、6月から11月にかけて白や薄紫の可憐な花を咲かせます。
クミスクチンの葉茎を乾燥させてつくるお茶は、沖縄ではグァバ茶やうっちん(うこん)茶と並んでポピュラーなもので、アジアやヨーロッパでも古くから健康茶として愛飲されています。沖縄酵素で使用するのも葉と茎の部分で、葉にはポリフェノールの一種であるロズマリン酸や、カリウムを多く含んでいます。
クミスクチンの成分
ロズマリン酸、カリウム塩、オルトシフォニン、セスキテルペン類
フラボン類、ヘキソース、サポニンペントース、グルクロン酸、ミオイニシトール
※「ハーブティー薬草データベース」より
こだわりの農薬不使用!安心して飲んで欲しい
[画像2: http://prtimes.jp/i/1593/323/resize/d1593-323-941892-2.jpg ]
クミスクチン農家・仲松真徳さん(61歳)
沖縄酵素の原料の1つ、クミスクチン生産者の仲松さんにお話を伺いました。
「1年間で何回出荷できるのですか?」
3回ですね。多い時には4回出荷することもあります。天気と雨の状況によって変わりますね。台風でも雨だけなら大丈夫だけれど、風が強い台風の場合は潮風が当たってしまうので、全部枯れてしまいますから。3~4回の出荷といっても、育つのは夏の期間の5月~10月だけ。この期間に高温多湿な沖縄独特の気候が保たれていないといけませんね。
「肥料はどんなものを使われていますか?」
堆肥です。農薬は使わずに、自然のものだけを使っています。だから虫も多いですね。虫以上に手間がかかるのが、雑草取りです。この雑草を取らないと栄養分が雑草の方にも回ってしまい、クミスクチンの発育が遅くなってしまうんです。クミスクチンがまだ背丈の低くて若いうちに雑草はよく生えます。というのも、背丈が低いとその周辺にも太陽光が届きやすい=周辺の雑草が生えやすい、というわけです。背丈の低い時期のクミスクチンは茎の部分が硬くて手に刺さったりするので、雑草を取るのは結構大変ですね。
「クミスクチンの刈り取りは、基本は手作業ですか?」
そうです。鎌を使って刈り取ります。丁寧に『切る』ように刈り取らないと茎が折れてしまうので、その辺も気を使いますね。
「クミスクチンの栽培は何年ぐらいやっていらっしゃいますか?」
私がやり始めてからは14~15年くらいですね。父親が育てていて、それを引き継ぎました。知り合いの薬草会社の人から頼まれたのがきっかけだそうです。リュウキュウヨモギなどと同じく、昔から薬草として使われていたようですね。私もリュウキュウヨモギは育てていて、クミスクチンと一緒に出荷しています。わざわざ栽培している農家は、少なくなりましたね。
「沖縄ならではの野草というのは、昔と比べると少なくなっているのでしょうか?」
そうですね。ヨモギにしても出回っているのはほとんど内地からの物のようですね。
「クミスクチンを育てるにあたって、土へのこだわりはありますか?」
町ごとに堆肥の管理場所があるんですが、この堆肥の成分には気を使っています。成分をきちんと確かめて、問題なく使えるものだけを仕入れるようにしています。堆肥の状態が良くないとクミスクチンにもすぐに影響が出て、普通ならば青々とした色が赤黄色っぽい色になって栄養不足になってしまいます。農薬を使わなくても堆肥を入れ続けると成長が早いので、虫が寄って来ても養分を吸われ過ぎることがなく、生き生きとした状態が保たれるんです。
「仲松さんは、子供の頃から野草などはよく食べていましたか?」
ボロボロジューシーの中に野草を混ぜて、よく食べましたね。ヨモギやコイモなどはひんぱんに使ってましたね。畑のそばに生えているものを取って来て食べる、という感じです。それは今でも変わってません。畑の側に自分たちが食べる野草が生える場所を確保してあって、そこから摘んで食べるという具合です。わざわざ肥料をやらなくても畑の側だから、土の状態も非常に良いですね。
「日頃から野草はたくさん食べてらっしゃいますか?」
クミスクチンとグアバは日陰で乾燥させて、混ぜてお茶にして飲んでます。味はちょっと苦いですよ。でも、肌に良いと言われていますからね。沖縄は自分たちで作って飲んでる人は多いと思います。たくさん作り過ぎて飲み切れない場合には、顔を洗うのにも使ったりしています。
「61歳とお伺いしましたが、御歳の割には肌艶が良くて若々しいですね。子供の頃から野草を食べたり、今でも煎じて飲んでらっしゃったりということですが、お身体の調子はどうですか?」
特に悪いところはないですね。畑で常に動いているので、痛みを感じるところも特にないですよ。ただ、このクミスクチンの作業も夏の時期が本番ですから、大変は大変ですね。真夏などは倒れそうになるくらいですから。ただ、身体にも良いものだし、全国のお客様がお待ちになっていることを考えると、まだまだ続けていかなければならないと思いますね。
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