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日本規格協会が認定産業標準作成機関としての範囲を拡大

PR TIMES / 2025年1月24日 11時45分

全ての日本産業規格(JIS)の3割以上が迅速な審議の対象となりました!



一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2025年1月6日付で経済産業大臣からの承認を受け、認定産業標準作成機関としてのJISの対象を約1,300規格追加しました。
この変更によって、JIS約11,000規格の3割以上にあたる約3,500規格のJISが対象となり、より幅広い分野において迅速なJIS作成が可能となりました。

・認定産業標準作成機関とは
 2019年の産業標準化法(旧:工業標準化法)改正によって、認定産業標準作成機関(以下、認定機関)のスキームが導入されました(図1)。
 本スキームは、JIS制定の民間主導による迅速化を目的としたものです。主務大臣が認定した、標準化の専門知識と能力を有する民間の認定機関から申出するJIS案については、日本産業標準調査会(JISC)の審議を経ずに迅速に制定することができます。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4052/325/4052-325-2021492777807d26c596ef0ef6d4a48b-530x257.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
       図1 産業標準化法改正によって追加された認定機関スキーム

・日本規格協会の認定機関の活動及び範囲拡大
 一般財団法人日本規格協会(以下、JSA)は、2019年9月18日に経済産業大臣より第1号の認定機関に認定されました。
 産業標準化法に基づき公正性・中立性・透明性を確保し、かつ、JIS案に係る実質的な利害関係を有する者(利害関係者)の意向を反映するJIS案作成体制を整備したうえで、9分野約2,200規格(基本、計測計量、適合性評価、管理システム規格、電気、電子、情報、機械要素、化学)を範囲として迅速なJIS案の作成を実施してきました。
 JSAでは、さらなるJIS案作成の迅速化に貢献するために、段階的に認定の範囲を拡大することを計画しており、このたび経済産業大臣の認定を受け、新たに2分野約600規格(金属・無機材料、産業機械)及び既存の3分野約700規格(基本、機械要素、化学)を対象範囲といたしました(図2)。この変更によって、JIS全体の3割以上をカバーする約3,500規格のJIS案作成が可能となりました。
 また、来年度はさらに範囲拡大することを計画しています。
 今後もJSAは、認定機関の活動を通じて、産業界のニーズや技術の発展に即した迅速なJIS開発に取り組んでまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4052/325/4052-325-edaa2ed8bf019217a775f599da325572-949x589.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
                 図2 JSAの拡大する範囲及び産業標準作成委員会

★★JSAのウェブサイトで、認定機関に関する情報を公開しています。★★
認定産業標準作成機関(JSA)
認定産業標準作成機関については、こちらをご覧ください。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4052/325/4052-325-73029b9bd05a9040331e58de0d1c32b5-567x124.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



●日本規格協会(JSA)グループについて
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。

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