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【飲食店企業経営者意識調査】6割以上の飲食店経営者がさらに厳しくなると予想

PR TIMES / 2024年11月29日 16時40分

―原材料費の高騰や人手不足、後継者不在などの経営課題―



M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(東京都中央区・代表取締役社長 中村悟)は、飲食店の経営者・役員122名を対象に、飲食業界の事業承継に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-a083b457cfa41a689028465f1ff528d5-964x539.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査概要
調査名称:飲食業界の事業承継に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年10月16日~同年10月21日
有効回答:飲食店の経営者・役員122名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「M&Aキャピタルパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.ma-cp.com/



〇調査結果まとめ
・8割以上の飲食店が原材料高騰や約7割が人件費高騰を経営課題に挙げる
・事業成長(25.5%)より現状維持(42.6%)を重視する経営者が多い結果に
・飲食店の7割以上の経営者が後継者不在であり事業承継について検討は進んでいない
・8割以上が、M&Aによる第三者承継について「詳しく知らない」と回答し、M&A認知は低い

 今回は、飲食店の経営者・役員122名を対象に、飲食業界の事業承継に関する実態調査を実施しました。
 まず、現在の業績状況やについて尋ねた結果、40.2%が「コロナ禍以前よりも業績が下がった」と回答しました。物価高や人手不足が特に経営を圧迫しており、84.4%が「原材料費の上昇」、68.9%が「人件費の高騰」を経営課題として挙げています。さらに今後の飲食業界の先行きについては、「さらに厳しくなる」と6割以上が予測しています。また、今後の事業展開について、「事業拡大・成長を計画」が25.5%に対し「現状維持を目指す」が42.6%となり、成長よりも現状維持を目標に経営を推進している経営者が多いことがわかりました。多くの飲食店は、コロナ禍や物価高、人手不足など、厳しい経営環境が続く中、経営を進めている実態が明らかになりました。
また、事業承継について質問したところ、「社内に後継者がおらず、検討中」が20.5%、「事業承継について考えていない」が50.8%の結果が出ており、実に7割以上の経営者が後継者不在であることがわかりました。さらに、8割以上が、M&Aによる第三者承継について、詳しく知らないと回答しており、飲食店経営者の皆様の事業承継に対する意識やM&Aによる第三者承継の認知が低い実態が明らかになっています。
 今回の調査では、飲食業界が依然として物価高や人手不足に直面しており、厳しい経営環境が続いていることが明らかになりました。加えて、後継者不在の企業が多く、事業承継問題に対する意識は高くないため、事業承継について検討や情報収集が進んでいなことが推測されます。さらに多くの経営者は、事業承継やその選択肢の一つであるM&Aによる事業承継についての認知が進んでいない現状が浮き彫りとなり、今後事業承継問題がさらに深刻化してしまうことが懸念されます。
海外から高い評価を得ている日本の食文化。日本独自の食文化は世界に誇るべきものであり、守っていかなくてはならない重要なものです。厳しい市場環境の中、食文化、歴史、伝統を守っていくためには、飲食店は永続的に存続し成長していかなくてはなりません。そういった企業の継続的な事業成長及び事業承継の選択肢の一つとして、M&Aは有効な選択肢の一つとなります。飲食店の経営者の皆様には、経営課題の解決策だけでなく、今後の事業成長やさらなる発展の経営戦略の一つとして、M&Aについて情報収集だけでもしていただくことをおすすめしています。
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
企業情報部 部長  桑原 正樹(くわはら まさき)
大手証券会社入社後、未上場企業・オーナー経営者の資産運用コンサルティングに従事。
2015年に当社入社後はM&Aアドバイザリーとして事業承継に関わる数多くの仲介実績を有する。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-2c59ecadcfb8dc252265fb8f1c9a6eba-218x252.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


〇調査結果
■4割以上が、コロナ禍以前と比較して「業績が下がった」と回答
 「Q1.コロナ禍以前と比較して、現在の業績状況を教えてください。」(n=122)と質問したところ、「業績が上がった」が21.3%、「業績が下がった」が40.2%という回答となりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-4417f8315b504e794ed0c0da50e905e4-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■直近のエネルギー高、物価高騰、インフレにより「業績が下がった」飲食店経営者は、62.3%
「Q2.直近のエネルギー高、物価高騰、インフレが与えた業績への影響を教えてください。」(n=122)と質問したところ、「業績が上がった」が9.9%、「業績が下がった」が62.3%という回答となりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-688fdb168908af7f75f0720cf0a33363-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■6割以上が、今後の飲食業界の先行きは「さらに厳しくなる」と予測
 「Q3.今後の飲食業界の先行きに対してどのように感じていますか。」(n=122)と質問したところ、「さらに厳しくなる」が64.7%、「現状維持」が23.8%という回答となりました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-3ced47907b0d843442b6e9ec7defdee9-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■現在の飲食業界における経営課題、第1位「物価高による原材料費の上昇」、第2位「人手不足による人件費の高騰」
「Q4.現在の飲食業界における経営課題を教えてください。(複数回答)」(n=122)と質問したところ、「物価高による原材料費の上昇」が84.4%、「人手不足による人件費の高騰」が68.9%、「消費者の節約志向」が45.1%という回答となりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-d0ab9ebd26da245447a112bb2109f786-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■経営課題への有効な対策、「メニュー価格の見直し」や「業務効率化によるコスト削減」が上位
 Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.経営課題への対策として有効だと感じていることを教えてください。(複数回答)」(n=116)と質問したところ、「メニュー価格の見直し」が62.1%、「業務効率化によるコスト削減」が51.7%、「仕入れ先の見直し」が43.1%という回答となりました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-28a21b9f579a0482bcf1602dcd726737-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■飲食店経営者の42.6%が「現状維持を目指す」、「事業拡大・成長を計画」を上回る
「Q6.あなたの会社の今後の事業展開について、最も当てはまるものを教えてください。」(n=122)と質問したところ、「事業拡大・成長を計画」が25.5%、「現状維持を目指す」が42.6%という回答となりました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-f033deef28894dd2d6c9e0024617b308-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■「事業承継について考えていない」が半数超の50.8%
「Q7.事業承継について、現在の状況を教えてください。」(n=122)と質問したところ、「社内に後継者がおらず、検討中」が20.5%、「事業承継について考えていない」が50.8%という回答となりました。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-bb2d4c0556dc172026e45d8d204f8f9c-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■8割以上が、M&Aによる第三者承継について「詳しくは知らない」「知らない」と回答
「Q8.M&Aによる第三者承継を知っていますか。」(n=122)と質問したところ、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」が54.1%、「知らない」が28.7%という回答となりました。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-fafdf354496c2a67940b5e34da940d09-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■M&Aによる第三者承継を「検討している」のは、1割弱 
「Q9.あなたは、M&Aによる第三者承継を検討していますか。」(n=122)と質問したところ、「検討している」が9.0%、「検討していない」が73.0%という回答となりました。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51639/325/51639-325-2bd716288a3f6003b884745504a05433-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■会社概要
社名:M&A キャピタルパートナーズ株式会社(東証プライム上場 証券コード 6080)
所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
代表者:代表取締役社長 中村 悟
設立:2005 年 10 月
事業内容:M&A 仲介事業
URL:https://www.ma-cp.com/

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