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「課長 島耕作」シリーズ作者、弘兼憲史氏推薦! 人気シニアライフアドバイザーが教える、人生100年時代の仕事の見つけ方とは?

PR TIMES / 2019年12月5日 16時25分

(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン(取締役社長:干場 弓子、本社:東京都千代田区)は『定年後も働きたい。人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』を2019年11月28日に発売いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/18193/326/resize/d18193-326-533475-0.jpg ]


いま、60~70代の人達をとりまく環境が大きく変わろうとしています。まず「人生100年時代」を念頭におけば、定年を迎えた時点で約40年の人生が残っているという点です。これは、生活のための経済活動が、その後も必要になることを意味します。次に、少子化による労働人口の減少という問題があります。その影響によって、多くの企業にとって人材不足が大きな課題となりつつあります。

このような状況から、社会を支える人材として、シニア世代の存在が期待され始めています。しかし、彼らが仕事探しをしても、望むような仕事がほとんど見つからないのも事実です。

本書では、迷えるシニア世代に数多くのキャリアコンサルティングを手掛けてきた著者が、セカンドキャリアをどう考え、自分の仕事を見つけるかについてのノウハウを惜しみなく解説するとともに、シニア世代を対象にした様々な公的制度や、官民の支援体制に関する情報、及び、知っておくべき最新データを体系的に紹介しています。シニア世代の再就職の心構えから実際の活動まで、強力にサポートする総合ガイドブックです。

なぜ、定年後の仕事探しでは「やりたい仕事」が見つからないのか?
「やりたい仕事が見つからない」と嘆くのは、シニアのなかでも就労意識が高く、生活資金に余裕がある人たち。富裕層ではないもののそれなりに蓄えがあり、気がすすまない仕事ならしないほうがいいと考えています。

65歳以上の求人は、慢性的に人手不足な建築や清掃の作業員、警備員、介護施設などの求人が圧倒的に多くなります。働く意欲や能力があるにもかかわらず、本人の希望する仕事とはマッチせず、活躍のチャンスが得られないシニア世代がたくさんいるという実態があるのです。

「シニア世代の活用」がうまくいかないのは、シニア自身、企業、国・自治体など、誰にとっても初めてのことで、お手本がないことが原因になっていると著者は指摘します。「人生100年時代」には、本人次第で活躍できる舞台がいくつもあるはずです。そんな舞台を手に入れるためには、広い視野で見渡し、柔軟な頭で、自分を生かせる場所はどこか、仕事は何かを探してみることが大切です。

安易に再雇用を選択してもいいのか?
日本の企業の約8割は60歳定年制を採用しています。そして、定年を迎えた多くの人は65歳までの再雇用制度を利用しています。これはとてもありがたい制度ではありますが、何も考えず再雇用に飛びつくのは考えものです。

定年後の働き方には、さまざまな選択肢があります。それを示したのが、本書で紹介する「定年後の働き方チャート」です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/18193/326/resize/d18193-326-132796-1.jpg ]

まず、「仕事を続ける」または「仕事はしない」のどちらかを選びます。
「仕事を続ける」を選んだ場合は、さらに「雇われる」または「雇われない」のどちらかを選びます。仕事をすることは就職することだと思っている人は多いのですが、実は「雇われない」にもたくさんの可能性があります。

リタイア後の活動では仕事と趣味の区別はあまり意味がありません。「仕事をする」をどこかの会社に雇われて、毎月決まった給料をもらうこととしか捉えていないと、セカンドライフの生き方は限定され、つまらないものになってしまいます。働き方や仕事のイメージを現役時代のままに固定せず、自由な気持ちで可能性を探ってみてはどうでしょうか。

最終的に再雇用を選ぶとしても、ほかにどのような可能性や選択肢があるのか、再就職期間に自分は何ができるのか、終了時にどうなっていたいのか、などをよく検討して結論を出す必要があります。再雇用制度が始まって10年以上たったいまも、多くの企業で受け入れ態勢が整っていません。会社側は自社の定年退職者の経験やスキル、功績を把握しているはずです。これからは、自社に役立つ再雇用の在り方を検討し、人材の活用を図ることが得策といえます。

新卒で入社し自社一筋でやってきた人たちが、定年後に全く異なる環境を恐れるのは当然です。しかし、シニア自身も、定年は人生のターニングポイントであり、大きなチャンスだと考えるべきです。

「スターティングノート」で自分に合った働き方を見つけよう
シニア世代の中には今後どうしたいのか、ということが曖昧で整理されてない人が意外に多いのです。
「スターティングノート」を書くことで、今までの生き方を検証し、いったん区切りをつけ、新たな気持ちでこれからの仕事や人生に前向きに取り組むことができます。

60年以上生きて、その人生の半分以上働いてきた人には、必ず、それなりの経験や考えがあります。それを“見える化”しておくことは、今後の生き方を考える際にも役に立ちます。

「スターティングノート」に書き出す大項目は、次の4つです。

過去を分析する
現状を見つめる
意思確認
今後の人生シナリオと行動プラン作成


パソコンやノートにこの4項目を作ったら、そこに以下の例で示した細かい内容をどんどん思いつくままに書き込んでいきます。棚卸やエンディングノートなどにありがちな、決められた枠やスペースはありません。枠に収まる人生はもう終わりです。自由に思いのたけを書き出してみてください。

シニア世代の後悔しない仕事の見つけ方
実際に、シニア世代はどのようにして仕事を見つければよいのでしょうか。

すぐ思い浮かぶのは、個人的なネットワークを利用する方法ですが、それだけでは限界があります。本書では、いま増えつつある様々な官民の支援体制やネットワークを紹介しています。

例えば、いま全国の主要ハローワーク180か所に55歳以上を対象とした「生涯現役支援窓口」が設置されており、今後も拡大される予定です。また、そこで求人登録をすれば、キャリアコンサルタントの具体的なアドバイスを無料で受けることができます。

また、今は、パソコンとスマホがあれば仕事はできる時代です。個人事業主やフリーランスは、定年となり、他人に拘束されずに、自分の考えで好きな仕事をやっていきたいシニア世代にも適した働き方だといえます。

自分にふさわしい仕事は、現役時代と同じ会社にあるとは限りません。これまで培ってきた経験や能力を、別の会社や別のやり方で生かせる場合もあります。そのためにまずシニア自身が、機会をただじっと待つという、受け身の姿勢を変えなくてはなりません。あらゆる機会を通して、自分の経験や能力を積極的にアピールする姿勢が必要です。

定年後の準備は50歳時点から始めるのが理想的です。もし60歳を超えてしまっていたら、65歳以降の自分を想定して考えてみましょう。要は、準備は早いければ早いほどいいのです。情報をつかんだ人と、知らない人との間には大きな差ができてしまいます。必要な情報を自分でつかんでいく姿勢が肝心です。


【本書の項目】
第1章 定年後の仕事探しは「悩む」ことから始まる
第2章 なぜ「やりたい仕事」が見つからないのか
第3章 定年後の仕事の考え方と見つけ方
第4章 シニア女性の働き方
第5章 こうして彼らは自分の仕事を見つけた

【書籍情報】
タイトル:『定年後も働きたい。――人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』
本体価格:1500円(税抜)
著者:松本すみ子
発売日: 2019/11/28
判型:小B6判・ソフトカバー/350ページ
ISBN:978-4-7993-2567-4
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

【書籍紹介】
松本すみ子(まつもと すみこ)
有限会社アリア代表、「NPO法人シニアわーくすRyoma21」理事長、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、シニアライフアドバイザー
早稲田大学第一文学部卒業。IT企業に20数年勤務後、2000年に起業。2007年には同世代が集うNPOを設立。行政・自治体・市民団体などにおいて、セカンドライフや地域デビューに関する講座の企画・運営・講師を担当、当事者目線での提言に特徴がある。企業や研究機関に向けてはシニア市場に関するアドバイスとコンサル、メディアなどではシニア世代の取材や執筆活動を行う。
著者に『55歳からのリアル仕事ガイド』『地域デビュー指南書』『心理系の仕事の見つける本』など。アクティブシニアのためのインターネットラジオ「あすも」を運営。東京都主催「東京セカンドキャリア塾」講師。

【本書のご購入はコチラ】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799325671/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/16131979/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784799325674

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