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【石川高専】コマツ、クオリカとDX人材育成に関する包括連携協定を締結

PR TIMES / 2023年3月30日 10時45分

生産性改善IoTシステムを活用し、産業DXをけん引する高度産業DX人材を育成

独立行政法人国立高等専門学校機構 石川工業高等専門学校(石川県河北郡津幡町 校長:嶋倉 剛 以下石川高専)は、2023年3月15日(水)、コマツ(所在地:東京都港区 社長:小川啓之)と、TISインテックグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:辻本誠、以下「クオリカ」)と、石川県における高度産業DX人材育成を目的とする「デジタルトランスフォーメーション人材育成に関する包括連携協定」(以下、本協定)を締結しました。



<「デジタルトランスフォーメーション人材育成に関する包括連携協定」の調印式>
[画像1: https://prtimes.jp/i/75419/328/resize/d75419-328-c6d68eed9dbaa7473d18-0.jpg ]




協定の概要


 本協定は、石川県を創業地とするコマツとIT企業のクオリカが石川高専のデジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)人材の育成を支援する、産学連携の取り組みに関する包括協定です。本協定を通じて三者は中長期的な関係を結び、それぞれの知識、技術、資源を生かし、主に石川県の企業への貢献につながる、より実践的なデジタル技術をもつ人材の育成を推進していきます。
 具体的には、石川高専の実習用工作機械に、機械の状態監視および加工作業改善を行うための生産性改善IoTシステムを導入します。また、従来の実習で学んできた「理論」と「作業」に「数字」を加えることで、データドリブンな学習、すなわち、データを収集・分析し、さまざまな課題に対する判断力や意思決定能力を養う学習のカリキュラムなどを開発します。これらにより石川高専において産業DXをけん引するDX人材の育成を推進し、将来的にはこのカリキュラムをブラッシュアップし、教育事例として全国の高専へ普及させていきたいと考えています。




協定締結の背景・狙い


 本校・石川高専を含む高等専門学校(以下「高専」)は、実践的技術者の養成を目的とする高等教育機関です。デジタル人材が不足する現在、高専に対して企業から「専門性を有しつつデジタル技術を活用できる人材」の輩出が期待されています。一方、コマツは、石川・北陸地区における産業技術人材の育成と産業活性化に資する活動を推進しています。また、クオリカでは企業のDX化推進には、ソリューションの提供だけではなく、デジタル技術を活用できるエンジニアの育成が必要であると考えていました。
 そこで今般、三者間での協定を締結し、DX人材の育成および産業活性化などを共同で推進していくことを決定しました。




取り組み概要


 石川高専は、コマツが開発しクオリカが販売する、工場の生産性改善のためのIoTシステムを導入しました。
 石川高専は現在推進しているDX人材育成において、DXの基礎教育(情報基礎教育や数理データサイエンス教育)に加え、実習用の工作機械に接続された生産性改善IoTシステムにより取得できる機械の稼働データを活用し、単なる機械の使い方だけでなく、データに基づくより実践的な視点で生産現場のデジタル化を学ぶためのカリキュラムを開発していきます。
 また、コマツからは生産性改善IoTシステムの自社での活用事例やノウハウの提供を、クオリカからは同システムの活用方法や管理支援などを通じて、石川高専でのカリキュラム化を支援していただきます。
 今後は石川県下の企業とも連携し、実企業での生産性向上や課題の把握などを行うことで、新たな価値を創造することができるDX人材の育成を三者で推進していきます。




コマツについて


 1921年の創立から、約100年にわたって、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、社会ニーズに対応した製品・サービス・ソリューションを提供している建設・鉱山機械メーカー。現在は140を超える国と地域で事業を展開。今後も、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指す。




クオリカ株式会社について


 1982年、世界的建設機械メーカーのコマツから情報システム会社として独立、創業。以来、製造業、流通サービス業(外食業・小売業)の企業様を中心に、現場の課題解決に向け幅広いITサービスを提供。これまで培ってきた技術力と業務知識で、国内外のお客様のビジネスの成長とより良い社会・環境の実現を目指す。




石川工業高等専門学校について


 本科5学科(機械・電気・電子情報・環境都市・建築)、専攻科2専攻(電子機械・環境建設)から成り、1965年に設立されて以来、我が国産業界、国・自治体、教育機関はもとより、国外でも活躍する人材を輩出。社会が大きく変動する中、先端技術を学び、自ら実践的創造的に切り拓いていく技術者を育成し、地域産業・社会に貢献する人材の育成を目指している。令和2年度には、石川県内の大学に先駆けて政府の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に全学科が認定されるなど、DX人材の育成にも注力している。

【学校概要】
[画像2: https://prtimes.jp/i/75419/328/resize/d75419-328-60d93ef47a84a424e179-2.jpg ]

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 石川工業高等専門学校
所在地:石川県河北郡津幡町北中条タ1
校長:嶋倉 剛
設立:1965年4月
URL:https://www.ishikawa-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
石川工業高等専門学校
総務課総務係
e-mail:s-somu@ishikawa-nct.ac.jp
[画像3: https://prtimes.jp/i/75419/328/resize/d75419-328-c25d9e04811f1a1cfabe-1.jpg ]

~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/



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