博報堂、クリエイティビティでDXを支援する専門チーム「hakuhodo DXD」を発足 エンジニアリングとクリエイティブの両面から、価値ある顧客体験やサービスを創出
PR TIMES / 2020年9月17日 11時45分
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、テクニカルディレクターなどの専門人材によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進プロジェクトチーム「hakuhodo DXD」(博報堂ディーエックスディー)を発足しました。
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システムやデータ基盤の上に真の体験価値を創造し、生活者から長く愛されるサービスを生み出すことが「hakuhodo DXD」のミッションです。そのために、博報堂が強みとするクリエイティビティや生活者発想のスキルと、体験価値を実装するための最適な技術を選び出し理想的な形にまとめあげるテクニカルディレクションのスキルを掛け合わせた、独自のチームを構成しました。構想にとどまらず、実装/運用までを一気通貫で担うことも特徴です。チームの名称は“DX&Design”を由来としています。
多くの企業が、IoTサービスやサブスクリプションモデルといった新しい顧客接点を開発する際に、システムやデータ基盤を構築する人材と、顧客体験を設計・開発する人材のコミュニケーションが分断されるという課題を抱えています。結果として、システム視点では正しいものの誰にも使われない、もしくはサービス視点では正しいけれどビジネス成果に結びつかないものが数多く生み出されています。
「hakuhodo DXD」は、その課題に応えるために、システムエンジニアリングの知見とクリエイティブの知見の両方をあわせもつテクニカルディレクターと言われる人材を中心に、コミュニケーションの分断を解消し、企業と顧客にとって真に価値のあるサービスや体験の創出を目指します。
「hakuhodo DXD」は、テクニカルディレクターとUXデザイナー、アートディレクターを中心に構成します。テクニカルディレクター・アドバイザリーとして、この分野の草分け的存在であるテクニカルディレクター集団BASSDRUM(ベースドラム)が参画します。BASSDRUMと博報堂が複数年にわたり行ってきた共創プロジェクトを経て、このチームで企業向けの本格的な協働を行っていきます。また、BASSDRUMの協力を得て、博報堂社内のテクニカルディレクター育成も加速させます。
博報堂の体制としては、広告領域の外側にある顧客接点の開発に先進的に取り組んでいるマーケティングシステムコンサルティング局が中心となり、ブランディング領域においてはHAKUHODO DESIGN、実装・運用に強みのある博報堂プロダクツ、博報堂アイ・スタジオ、博報堂マーケティングシステムズとともに、プランニング・開発から開発後の中長期的な運用まで一気通貫で支援します。
案件の内容によっては、コンサルティング会社やシステム会社など、他業界との協業も可能です。
博報堂はこの取り組みを通じて、企業がDXの一歩目を踏み出すことを支援し、生活者と企業をつなぐ新しい価値の創造に貢献してまいります。
<参考資料>
■「hakuhodo DXD」
システムやデータ基盤の上に、生活者視点で真の体験価値を実装するクリエイティブチーム。エンジニアリングとクリエイティブの両方の視点を持ち、生活者と企業の両方に価値のあるDXを実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/8062/331/resize/d8062-331-321511-0.png ]
■「hakuhodo DXD」が生み出すサービス/プラットフォームのイメージ
さまざまな顧客接点をデジタル化し、生活者に長く愛されるサービスを開発します。
・検討行動のデジタル化:AIを活用したリコメンデーション
・購買行動のデジタル化:ECとのシナジーを前提とした店舗、IoT化された自動販売機
・顧客化のデジタル化:オンラインイベントを起点としたコミュニティ
・ブランド全体のデジタル化:D2Cブランド、IoTサービス など
■提供プログラム
(1)DX Sprint Program
たとえば「店頭サイネージ」「会員プログラム」「D2Cプラットフォーム」「サブスクリプションサービス」など、キーとなる顧客接点を1つ設定し、デザインとエンジニアリングの視点から、そのプロトタイプを構築するプログラム。(期間:2~3ヶ月)
(2)DX Brand Design
デザインとエンジニアリングの視点から、企業やブランドのDXビジョンを経営層とともに構築し、そのビジネスデザイン/UXデザインも含めて検討するプログラム。(期間:6ヶ月~)
※オーダーメイドでのご相談にも応じます。
【博報堂マーケティングシステムコンサルティング局】
企業活動のデジタル化に必要な事業戦略を描き、データ基盤の構築/マーケティングシステムの設計開発/それらの上で実現させる体験価値の設計開発/集客やグロースまで一貫して行います。多様な職能を持った専門家が集結し、最先端テクノロジーへの知見をベースに、実効力のある戦略やシステム構築と、心揺さぶるデザインやクリエイティビティを融合したソリューションを提供する専門組織です。
【BASSDRUM(ベースドラム株式会社)】
フロントエンド/バックエンド、ソフトウェア/ハードウェアなど広がり続ける技術領域をカバーし、実装に向けてそれらをインテグレーションするテクニカルディレクター・コレクティブ。「テクニカルディレクター」という領域の重要性をいち早く提唱した草分け的存在です。
【HAKUHODO DESIGN】
2003年、デザインによるブランディングの会社として永井一史が設立。様々な企業・行政の経営改革支援や事業、商品・サービスのブランディング、VIデザインを手掛ける。全体のデザイン設計や、DX施策のブランディングを担当。また、近年注目されているデザイン経営をテクノロジーと掛け合わせることで、企業全体のDXビジョン策定や経営のDX化も後押ししていく。
博報堂サイト ニュースリリース
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/83796/
https://prtimes.jp/a/?f=d8062-20200917-7590.pdf
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