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30~60歳代女性の「薄毛・抜け毛」の意識と対策を調査 5人に一人が薄毛・抜け毛の自覚・関心アリ!

PR TIMES / 2017年12月15日 12時1分

女性にとって医薬品や病院はハードルが高い?



株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢)は、全国の16~69歳の男女2,241人を対象に、「健康」に関する意識と実態の把握を目的とした自主企画調査「生活健康基礎調査」を実施しました。今回はその中から、30~60歳代の女性の「薄毛・抜け毛」の意識と対策に関して調査結果をまとめました。

◆調査結果のポイント


「薄毛・抜け毛」の悩みは男女共通!悩みを抱える人はこの10年間で増加傾向に
30~60歳代以上は5人に一人が自覚症状または関心がある
実際の対処方法として市販薬を使用している人は3割以下


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調査結果の詳細
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薄毛・抜け毛は男性だけの問題ではない! 13.6%が「自覚症状あり」

最近一年間に経験した健康に関する自覚症状について聞いたところ、「薄毛・抜け毛」を挙げた人が30~60歳代トータルで13.6%となりました。2007年の調査時と比較すると、全体では2.6ポイントの増加となり、年代別では特に50歳代で3.9ポイント増加していました。

【最近1年間に「薄毛・抜け毛」の自覚症状があったと回答した人】
[画像1: https://prtimes.jp/i/1551/333/resize/d1551-333-496179-0.jpg ]


市場の成長性がありそう?40歳代以上は 5人に一人が自覚症状または関心アリ

前述した最近一年間に『「薄毛・抜け毛」の自覚症状がある人』と、自覚症状はないものの『「薄毛・抜け毛」に関心がある人』をあわせると、全体で18.7%となりました。また、年代別にみると60歳代が最も高く、20.2%となりました。

【「薄毛・抜け毛」の自覚症状がある人と自覚症状はないが関心ある人の合計】
[画像2: https://prtimes.jp/i/1551/333/resize/d1551-333-557367-1.jpg ]


実際の対策方法として市販薬を使用している人は3割以下

自覚や関心の有無に関わらず「薄毛・抜け毛」の対策をしていると答えた人(n=55)に実際の対策方法を聞いたところ、最も多かったのは「その他」の49.1%となりました。次いで、「市販の薬」が27.3%、「健康食品・サプリメント」「食品・飲料」が10.9%となり、病院に行く人は10%を下回る結果となりました。

【「薄毛・抜け毛」の対策をしている人の対処方法】
[画像3: https://prtimes.jp/i/1551/333/resize/d1551-333-557466-2.jpg ]


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考察
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「シャンプーの時に抜ける髪の量が増えてきた気がする・・・」
「屋外で撮った写真を見たら、頭皮が透けて見えていた・・・」
こうした薄毛・抜け毛に関する話題は30~50歳代の男性特有の関心事と思われていますが、今回の調査で、女性でも薄毛・抜け毛に関心のある人が一定数いることが分かりました。

30~60歳代の女性が最近一年以内に薄毛・抜け毛を自覚した割合は各年代別で10.7~14.2%となっており、その割合は10年前と比較するとどの年代でも上昇。薄毛・抜け毛に悩む女性の割合は近年増加傾向にあると言えます。さらに、自覚症状がなくても、薄毛・抜け毛に「関心がある」と答えた女性の割合を合わせると30~60歳代の女性トータルで約18.7%となり、5人に一人が薄毛・抜け毛を自覚していたり、関心があったりすることが分かりました。

薄毛・抜け毛への対策方法は「その他」の割合が半数近くとなっており、シャンプーやマッサージといった手軽に取り組みやすいものが選ばれている様子がうかがえます。最近では、アンファーの「スカルプDボーテ」など、女性ホルモンの低下による薄毛への効果をうたった商品も発売されていますが、「病院に行く」や「市販薬」を使用しているという女性は少なく、まだ本格的な対策を講じていない、という潜在的なユーザーが多く存在しているのではないかと考えられます。

壮年性脱毛症における発毛・育毛効果をうたった大正製薬のリアップシリーズは、一年間で約178億円(※)を売り上げるメガブランドとなっていますが、女性用の「リアップ リジェンヌ」は約9億円と、その割合に占める率はまだ小さい状況です。薄毛・抜け毛の対策商品市場は男性向け商品の市場というイメージがありますが、調査の結果を鑑みると、女性向け商品の拡大が期待できる、ポテンシャルが高い市場と言えるのではないでしょうか。
※SDIデータ(毛髪用剤カテゴリー)の2016年12月~2017年11月の販売金額

コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部 小林 智子


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調査概要
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「生活健康基礎調査」は、生活者の健康状態・健康意識、OTC薬の使用実態を捉え、OTC薬と生活者との関わりに関する経年データを整備することを目的としたものです(本年で27回目)。今回は健康や美容に関する意識調査もあわせて実施しました。なお、このリリースは本調査の中から、調査結果を抜粋して作成しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1551/333/resize/d1551-333-763489-3.jpg ]



【株式会社アンテリオ】 http://www.anterio.co.jp/
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 御茶ノ水ソラシティ 13階、設立年月:1994年12月、代表取締役社長:仁司与志矢)は、調査、企画、分析における高度なスキルと豊富な経験・知識をコア・コンピタンスとし、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチに精通したトップカンパニー。インテージグループの一員として健康食品から一般用医薬品、医療用医薬品まで幅広いヘルスケア領域のあらゆる課題に対して最適な意思決定をサポートしています。

【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社アンテリオ
経営企画部 林(はやし)/上村(うえむら)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:pr-ant@anterio.co.jp

【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社アンテリオ
コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
担当:戸根(とね)/小林(こばやし)
TEL:03-5294-8393(代)
アンテリオ「お問合せフォーム」 http://www.anterio.co.jp/contact/service.php

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