SHIBUYA SKYにて、ヘラルボニーによるアート企画展「PARADISCAPE」が2025年1月16日より開始
PR TIMES / 2024年11月28日 16時15分
都会の空に広がる多様な生き物と自然の世界。原画50点以上を展示
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-8961cccf54bdf65f997926b84a43af55-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」にて、企画展「「PARADISCAPE」異彩を放つ作家たちが描くせかい」(以下、本展)を2025年1月16日(木)から3月31日(月)までの約2ヶ月半開催いたします。
都市の上空で描かれるのは、多彩な生命が多様に輝く自由な世界。本展では、屋内展望回廊に沿って歩みを進める中で、3つの視点を通じた移り変わる眺めを一連の体験としてお楽しみいただけます。
展示コンセプト
再開発で移ろいゆく都市の上空に、異彩を放つ作家が描く生物たちが力強く躍動する。
そこには、強烈な個性が描く生命の根源的な輝きがある。
いのちを捉えた多様な色彩や繰り返される形は、
都市の水平線と重なり、色めくビルボード、行き交う情報と共鳴し、
生命のリズムが眼下に広がる都市の情景と呼応していく。
都市の上空で描かれるのは、全ての生命が同様に輝く、自由な世界。
共生と多様性が織りなす明日のパラダイス。
ヘラルボニーが示す「ふつうじゃない」ことの新たな可能性は、
違いそのものにこそ魅力があるということを伝え、
私たちの視野を広げ、見えない壁を取り除き、
これからの社会の在り方を見せてくれる。
そう思わせるのは、ここで生まれる「感動」が
人の心を動かし、社会を形成するからだ。
社会は今、変わろうとしている。
そんな景色を是非、体感してほしい。
開催概要
本展は、異彩を放つ作家たちの視点から「生命が輝く風景」を再構築する試みです。ある作家は、動物の「目」に込められた感情に惹かれ、またある作家は「色」や「形」を通じて生命のエネルギーを表現します。彼らが描くのは、日常の中で見逃されがちな生命の瞬間、異なる感覚で捉えた生命そのものの多様な風景です。彼らの視点や感覚を通して、新たな生命の魅力を伝え、訪れるひとびとに「生き物」との心の対話を生み出す空間を構成します。ここ「PARADISCAPE」で、都会に息づく生命と圧倒的な景色が織りなす共生の理想郷を体感してください。
■企画名称:SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.8「PARADISCAPE」異彩を放つ作家たちが描くせかい
■開催期間:2025年1月16日(木)から3月31日(月)※休館日:2月18日(火)
■開催場所:SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」
■特設サイト:https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/exhibition_heralbony
■参加方法:本展の鑑賞には「SHIBUYA SKY」入場チケットが必要です。
※SHIBUYA SKY年間パスポートをお持ちの方は年間パスポートでご入場いただけます
※入場チケットのご購入について、詳しくは下記サイトをご覧ください
https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/ticket/
※SHIBUYA SKYチケットは数に限りがございます。希望日時のチケットが完売の場合は購入いただけません
※入場後の滞在時間に制限を設けていませんが、退場後の再入場はできません
展示構成
都市の上空で描かれるのは多彩な生命が多様に輝く自由な世界。
本展示では3つのテーマに分けて作品を展示します。
屋内展望回廊に沿って歩みを進めることで、移り変わる眺めと共に、3つのテーマを一連の体験としてお楽しみいただけます。
01 アーバンサファリ
渋谷の上空に構成された、都市の人工物と多種多様な生き物が
共存することで生まれる超自然的な風景。
現代的な都市生活と野生動物の生息地が隣り合わせにあるかのような
想像は鑑賞者に新鮮な驚きを与えてくれます。
本展示のために、SHIBUYA SKYの展望体験を
インスピレーションとして制作された作品も展示しています。
■出展作家
鳥山 シュウ|やまなみ工房
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「ひろがる」
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大好きなアニメやゲームキャラクターを模写することから絵を描く楽しみを持った少年期から、彼の世界観は更なる広がりを見せるようになった。 細やかで緻密な線の集合体で描かれた動物や風景、妖怪やモンスターのような生き物が 楽し気に生活される街並みなど、彼の頭の中のイメージそのままが絵に映し出されている。 絵を描くことで人とつながりが生まれ、夢を実現させるための活力であると、彼の創作への意欲が絶えることはない。本展では渋谷スカイを体験し、キービジュアルを制作。
小野崎 晶
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-c417c88d3ae32d4c546922add8c75d0e-1685x638.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「わたしのゲルニカ」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-fb61fa15c8f41ba622fc76df34ccb48e-3359x2240.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
自閉症であることで幼い頃はさまざまな苦境に直面することもあったが、現在は自宅で営業しているヘアーサロンの店頭に立ち、お客さまのシャンプーなどを担当する傍ら休日は精力的に絵を描き続けている。彼女が描く作品は、表情豊かでまるで楽しそうに会話をしているような動物達や、色鮮やかで溢れるほどの生命力を感じさせる草花が画面を一杯に埋め尽くす。描く作品は彼女の心が住む世界の風景であり、同時に現実世界に対する「あなたが笑顔でありますように」という彼女の願いだ。
02 群と移動
厳しい自然を生き抜くための群れが形成する美しいシルエットや、
動きのリズムは、自然界の調和を感じさせます。
また、群れを構成するそれぞれの個体にも独特な特徴や行動、
そして表情があり 、群れの中での役割や関係性が複雑に表れます。
時には、鳥たちの寛容さや癒しの表情を読み取ることもできるでしょう。
眼下に広がる都市と、行き来するひとびとの流れを背景として作品を眺めることで、
いのちが描き出すパターンの中に私たち自身の姿をも見ることができます。
■出展作家
田崎 飛鳥
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-b02aecf1e1f8e64e2bd7fbd4bb2b3623-1062x844.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ウミウ」
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-a1c37947cf76c955945918fa908bd7e9-3332x2222.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
陸前高田市在住。彼は生まれながらにして、脳性麻痺と知的障害がある。幼いころから絵本や画集に興味を持ち、彫金作家である父、實さんの勧めで絵を描き始めるとその才能は伸びていき、アート展では賞を受賞するまでに。東日本大震災の津波により、自宅、今まで描いてきた約200点の絵、親しんできた豊かな自然と、そこに住むひとびと…かけがえのない大切なものを一瞬で失い、あまりの衝撃と悲しみから、ショックで一度は筆を置いてしまったが、父からの言葉で再び筆を取り、壮絶な経験を経て、今まで多くの観る人の心を動かす。
03 境界のない世界
世界を自由に往来する、生き物の声に耳をすませてみましょう。
大地の多様性と生命力を育む大らかさ。
海の神秘的で深淵な世界。
そして人間の夢や希望を象徴する存在としての空。
豊かな表情の生き物や、多彩な色の組み合わせの風景、またそれらが溶け合う創造性に富んだ作品群は、自然界の驚異と美しさ、そしていのちの輝きそのものを伝えます。
異彩を放つ作家の視点で描かれた新鮮な世界像は
日々の生活を営む中で無意識に世界を整理し
境界を引いてしまう私達の意識に語りかけます。
■出展作家
岩瀬 俊一|やまなみ工房
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「くじらとサメ」
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ペンを用いて人物や動物など、モチーフが決まると彼独自の視点で余白を余すことなく、紙面全てにゆっくりと描きこんでいく。彼の内向的で真面目な性格が作品にも反映され描く線の一つひとつがとても丁寧で、まるで細い糸が絡み合っているかのように繊細に描かれる。日常では、ほとんど言葉も発することなく意見を求めても、顔を赤らめながら、か細い声で一言口にする程度しかない彼の作品からは、内に秘めた思い全てが放出され、訴えかける力強さに満ち溢れている。彼もまた自己を表現する術を作品制作に見出した1人であり、これからも彼の世界観は大きく広がっていくだろう。
■キュレーター・主催者コメント
全体監修・キュレーション
黒澤浩美
金沢21世紀美術館 チーフ・キュレーター/株式会社ヘラルボニーアドバイザー
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SHIBUYA SKYの屋上展望空間「SKY STAGE」は360度のパノラマビューが広がり、渋谷駅を中心に放射状に伸びる大きな通りを俯瞰できます。都会の空が狭いなんて間違っていたのだと実感する、開放的なスペース。空が大きく頭上に広がり、地球のどこまでも繋がっていることを実感します。このたび、その屋上の下の回廊に、異彩を放つ作家たちが描く、新しい生態系「PARADISCAPE」を創出。境界のない自由でのびやかな表現に触れて、生きとし生けるものと自然も全てが、ずっと繋がっていることを感じていただければ嬉しく思います。
主催
ヘラルボニー 共同代表 松田 崇弥・松田 文登
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39365/334/39365-334-26a28be276f37e84500035966af99b59-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ハチ公」は、主人である上野英三郎教授の逝去後も変わらず毎日渋谷駅で彼の帰りを待ち続け、その姿は愛と絆の象徴としてひとびとの記憶に刻まれています。その地上の象徴と響き合うかのように、渋谷上空に位置する「SKY GALLERY」に、異彩を放つ作家たちによって描かれた生命の息吹が、力強く躍動します。再開発により絶えず姿を変える渋谷の景色の先にこれからの社会の在り方を想像します。それは生命の普遍的な輝きと存在の根源を鮮やかに映し出す、ヘラルボニーが提案するパラダイス。渋谷上空で、あなたをお待ちしております。
■会期中「HERALBONY」ポップアップストアも登場!
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イメージ
「HERALBONY」のポップアップストアがSHIBUYA SKYに期間限定でオープンします。この機会に、是非お立ち寄りください。
開催期間|2025年1月16日(木)~3月31日(月)
フロア |46F
※本ポップアップストアへのご来店は、SHIBUYA SKY入場チケットの購入が必要となります。
【株式会社ヘラルボニー概要】
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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