[Marantz アップデート情報] AVアンプのファームウェア・アップデートを実施
PR TIMES / 2023年3月15日 19時45分
室内音響最適化ソリューション「Dirac Live」への対応や、スピーカーレイアウトの柔軟性向上、インターフェースの改善などを含むAVアンプのファームウェア・アップデートを実施
マランツは、2023年3月15日に対象のAVアンプに対する最新のファームウェアを公開しましたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3601/335/resize/d3601-335-99a0a4e3de7f66e072e4-0.jpg ]
オンラインでファームウェア・アップデートを行うことにより、室内音響最適化ソリューション「Dirac Live」への対応や、Dolby AtmosやAuro-3Dを再生する際のスピーカーレイアウトの柔軟性の向上、スピーカーのマニュアルセットアップのインターフェースの改善などが適用されます。
※ アップデートの内容は製品ごとに異なります。
※ ファームウェア・アップデートを行うにはインターネット接続環境が必要です。
※ Dirac Live の機能を使用するには、有料のライセンスおよび対応する測定用マイクの購入が必要です。
個別の製品のアップデート内容については下記をご覧ください。
1. Dirac Liveに対応
対象製品
AVプリアンプ:AV 10
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50
AVアンプの上級機がファームウェア・アップデートにより、室内音響最適化ソリューション「Dirac Live」に対応しました。対象製品のファームウェアをアップデートして、Diracのウェブサイトから有料のライセンスをご購入いただくと、Dirac Liveの機能が使用可能になります。20Hzから500Hzまでの測定および補正に対応する「Dirac Live Room Correction Limited Bandwidth」および、20Hzから20kHzまでに対応する「Dirac Live Room Correction Full Bandwidth」をご利用いただけます。Dirac Liveの測定では、ネットワークに接続されたWindows PC / MacとDirac推奨の測定用USBマイクを使用するため、測定用のマイクをAVアンプに接続する必要はなく、AVアンプが機材室などの視聴位置から離れた場所にあっても測定を行うことができます。PCが別室にある場合は、AVアンプに測定用USBマイクを接続して測定を行うこともできます。
※ Dirac Live の機能を使用するには、有料のライセンスおよび対応する測定用マイクの購入が必要です。
Dirac Live Room Correction Limited Bandwidth:259ドル
Dirac Live Room Correction Full Bandwidth:349ドル
(上記の価格は2023年3月15日現在のものであり、Diracによって変更されることがあります。)
※ Dirac Liveのライセンス購入についてはDiracのウェブサイトをご覧ください。
https://www.dirac.com/marantz/
※ Dirac Liveの使用方法についてはこちらの取扱説明書をご覧ください。
https://manuals.marantz.com/DiracLive/ALL/JA/index.php
※ Dirac LiveとAudyssey MultEQによる補正を同時に使用することはできませんが、それぞれの設定を「スピーカープリセット」に登録して切り替えて使用することができます。
Dirac Liveについて
サウンドシステムのクオリティの大部分は、スピーカーやアンプの品質など、コンポーネントの品質によって決定されます。一方で、サウンドシステムが設置されている部屋もサウンドクオリティに対して重要な役割を担っているという事実は案外見逃されがちです。
Dirac Liveルームコレクション・ソフトウェアは、独自のアプローチでお部屋の音響特性を分析し、システムのサウンドを補正することで、可能な限り最高の結果をご提供します。Dirac Liveルームコレクションは、最先端の特許取得済みアルゴリズムによって、部屋の特性がサウンドに与える影響を解析。デジタル処理によってその影響を軽減し、スピーカーが持つ本来の性能を引き出します。そうすることで、他の方法では実現不可能な、リスニング時のスイートスポットの拡大、正確なステージング、透明感、声の明瞭さ、そして深く引き締まった低音を実現します。
2. トップスピーカーを使用したAuro-3Dフォーマットの再生に対応
対象モデル
AVプリアンプ:AV 10、AV8805A、AV8805
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50、SR8015
従来対象の製品では、Auro-3Dフォーマットを再生する際には壁面の上部に設置するフロントハイト、サラウンドハイトおよび試聴位置の真上に設置するトップサラウンドスピーカーが必要でしたが、この度のファームウェア・アップデートにより、天井に設置したトップフロント、トップミドル、トップリアスピーカーを用いたAuro-3Dの再生が可能になりました。そのため、Dolby Atmosの推奨スピーカーレイアウトのまま、スピーカーを追加することなしにAuro-3Dのコンテンツを楽しむことができます。
※ トップフロントおよびトップリアスピーカーは、フロントハイトおよびサラウンドハイトスピーカーのサウンドを再生します。
※ センターハイトスピーカーが設置されていない場合には、センターハイトスピーカーのサウンドはトップフロントスピーカーから出力されます。
※ トップミドルスピーカ―は、トップサラウンドスピーカーのサウンドを再生します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3601/335/resize/d3601-335-5005c86d23e0766b2315-1.png ]
3. サラウンドハイトスピーカーを使用したDolby Atmosフォーマットの再生に対応
対象モデル
AVプリアンプ:AV 10、AV8805A、AV8805
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50、SR8015
従来対象の製品では、Dolby Atmosフォーマットを再生する際には視聴位置の左右の壁面上部に設置するサラウンドハイトスピーカーは使用できませんでしたが、この度のファームウェア・アップデートにより、サラウンドハイトスピーカーを用いたDolby Atmosの再生が可能になりました。そのため、Auro-3Dの推奨スピーカーレイアウトのまま、スピーカーを追加することなしにDolby Atmosのコンテンツを楽しむことができます。
※ サラウンドハイトスピーカーは、リアハイトスピーカーのサウンドを再生します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/3601/335/resize/d3601-335-4038f9c14d6d0e86e1d6-2.png ]
4. マニュアルスピーカーセットアップのインターフェースを改善
対象モデル
AVプリアンプ:AV 10
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50、CINEMA 70s
手動でのスピーカー設定や自動設定の内容の変更を行う「マニュアルセットアップ」のインターフェースおよび設定項目の改善を行いました。
「アンプの割り当て」、「スピーカー構成」、「スピーカーの接続」の設定項目を1画面に集約し、複数の画面を行き来することなく設定ができるようになりました。
「スピーカーの構成」と「クロスオーバー周波数」の設定を統合しました。スピーカーの「大」、「小」の設定を廃止し、サブウーファーとのクロスオーバー周波数の設定のみを行うように変更しました。
「LFEの設定」や「フロントスピーカーのA / B切り替え」、「2チャンネル再生の設定」など、使用頻度の低い項目を「アドバンス設定」に集約しました。
※使用可能な設定項目は製品によって異なります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/3601/335/resize/d3601-335-175d05f833142340c0d7-3.png ]
5. CINEMA 70sに「プリアンプモード」を追加
対象モデル
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 70s
CINEMA 70sの「アンプの割り当て」に「プリアンプモード」の設定を追加しました。プリアンプモードに設定すると、CINEMA 70sは、7chすべての内蔵パワーアンプの動作を停止して、プリアウトからの出力のみを行います。
[画像5: https://prtimes.jp/i/3601/335/resize/d3601-335-8e96dd6a9da2a4a8c10e-4.png ]
6. プリメインアンプへの「電源オン/オフ」コマンドの送信に対応
対象モデル
AVプリアンプ:AV 10
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50、CINEMA 70s
従来対象の製品では、リモートコントロールケーブルで接続されたマランツのパワーアンプに対してのみ「電源オン」および「電源オフ」のコマンドを送信していましたが、この度のファームウェア・アップデートにより、プリメインアンプに対しても同様のコマンドを送信することが可能になりました。これにより「MODEL 30」などのプリメインアンプをパワーアンプとして使用している際に個別に電源オン/オフの操作を行う必要がなくなりました。
製品情報
AVプリアンプ:AV 10
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/av10
AVプリアンプ:AV8805A
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/av8805a
AVプリアンプ:AV8805(生産完了モデル)
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/av8805?status=discontinue
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/cinema40
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 50
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/cinema50
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 70s
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/cinema70s
AVサラウンドレシーバー:SR8015(生産完了モデル)
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/sr8015?status=discontinue
マランツについて
“Marantz”は1953年にソウル・B・マランツ氏が、米国にてプレミアムオーディオ製品の開発・製造・販売をおこなうブランドとして設立。プリアンプmodel 7、パワーアンプmodel 9をはじめ市場から名機と賞賛される数々の製品を世に送り出してきました。1982年には世界初のCDプレーヤー、CD-63を発売。
今や、マランツはホームエンターテイメント機器のプレミアムブランドとして世界中で認められています。技術は日々進化すると同時に複雑さを増していますが、鋭い感性を持った音楽愛好家達の期待をも超越するという創業以来のソウル・B・マランツの精神は、常にマランツ製品の中に反映されています。
詳細はhttps://www.marantz.jpをご覧下さい。
※プレスリリースに記載された情報は発表日現在のものです。
※仕様及び外観は改良のため、一部変更させていただくことがあります。
※掲載商品の写真の色は、印刷の関係で多少現物と異なることがあります。
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