わらび座とヘラルボニーによる、境界を越えた”劇場体験”の創造を目指す新企画『イーハトーブシアター』始動!
PR TIMES / 2024年12月3日 16時15分
第一作目は、宮沢賢治の童話世界を描く、「真昼の星めぐり」the Musical 2025年7月より全国ツアー
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「人の生きる糧になる芸術の創造」を目指す一般社団法人わらび座(以下:わらび座)と、「80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現」を目指す株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市)は、文化的、物理的、経済的な境界を超え、多様な人々に舞台による感動を届けることを目指し、新たに「イーハトーブシアター」を共創します。ヘラルボニー契約作家のアートとテクノロジーの出会いによる、境界を超えた新たな劇場体験を皆さまにお届けします。
※イーハトーブとは
すべての命が平等につながっている宮沢賢治の童話世界。宮沢賢治が現実の岩手の風土に根差しながら、心のなかにまざまざと思いえがいていた、無限に広がる夢の世界(ドリームランド)を表す宮沢賢治の造語。
▼イーハトーブシアターが超える3つの境界
『イーハトーブシアター』では、以下の3つの「境界」を超えることを目指します。
- 文化的境界: 劇場未経験の観客にも楽しめるよう、観劇マナーに縛られず、デジタルアートを活用して鑑賞者同士が互いの存在をポジティブに感じられる仕掛けを導入します。
- 物理的境界: 聴覚や視覚の障害を理由に劇場を諦めていた人々にも安心して来場できるよう、アクセシビリティを充実させます。
- 経済的境界: 経済的な格差による文化体験の制約を克服するため、企業・行政の支援を得て、全国の子どもたちを招待する取り組みを行います。
▼イーハトーブシアターの特徴
1.異彩を放つ作家のアートが舞台を包む
アート作品を舞台美術や衣装に取り入れ、独創的で多様性を感じられるステージを実現します。宮沢賢治の描いた童話世界を鮮やかに彩ります。
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2.テクノロジー×アートによる没入型の観劇体験
観客はドラマの変化に呼応して色を変え光るボールをハグして観劇します。舞台と客席の境界をなくすデジタルアートによる演出で、観客自身が舞台の一部となり、観客1人1人がお互いをポジティブに感じられる仕掛けを盛り込みます。
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3.民俗芸能を活かした魅力的なキャラクター
わらび座が70年にわたり研鑽する民俗芸能の魅力を活かし、ミュージカルに登場する動物や人間、植物などの個性的なキャラクターを表現します。
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4.アクセシビリティの充実
アクセシビリティ監修には株式会社precogが参加し、「物理的・経済的なアクセスのしにくさ」、鑑賞ルールの徹底から生まれる「感動へのアクセスしにくさ」など様々なボーダーに目を向け、誰もが安心して楽しめる場を提供します。
▼作品情報
イーハトーブシアター「真昼の星めぐり」the Musical
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/39365/table/335_1_38e0ee0e419029d280e305c084a24b22.jpg ]
▼開催概要
全国8地域で「拠点公演」を開催します。同公演では、地域の子どもたち(特別支援学校を含む)の招待事業のほか、ヘラルボニ―との共創事業、precog監修による各種鑑賞サポートが行われます。そのほかは「巡回公演」として、2025年度で約60回の上演を見込んでいます。
2025年は国連の指定する「国際協同組合年」※1、2026年は「宮沢賢治生誕130年」の記念もあわせて全国ツアーを開催します。
※1 国連は「一年間を通じて、平和と安全、開発、人権/人道の問題など、ひとつの特定のテーマを設定し、国際社会の関心を喚起し、取り組みを促すため」に「国際年」を制定しています。国連はその一環として昨年12月の「社会開発における協同組合」と題する総会決議のなかで、来年2025年を2012年に続き2回目の国際協同組合年(International Year of Cooperatives=IYC)とすると定めました。イーハトーブシアターは「2025国際協同組合年事業」として認定を受けています。
▼拠点公演
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チケットオンセール
先行発売 2025年2~3月(予定)
※チケット発売日は公演ごとで異なります。
わらび座とヘラルボニーが創り出す新たな劇場体験『イーハトーブシアター』にご期待ください!
【一般社団法人わらび座概要】
わらび座は「人の生きる糧になる芸術の創造」を理念に、民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。1951年2月 創立。民謡の宝庫と呼ばれる秋田県仙北市にホームベースを置き、現在4つの公演グループで年間約500回の公演を開催、海外公演はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、ブラジルなど16カ国で行っています。主な作品に、ミュージカル「男鹿の於仁丸」「小野小町」「アテルイ」等、東北にルーツをもつ題材の作品や、手塚治虫原作「火の鳥-鳳凰編-」「アトム」「ブッダ」「ジャングル大帝レオ」のミュージカル化、スタジオジブリ映画「おもひでぽろぽろ」のミュージカル化を手掛け、2023年は東北6大祭りをモチーフにしたノンバーバルステージ「祭シアターHANA」を上演しました。
文化と観光を結合した複合文化エリア「あきた芸術村」では、ホテル、温泉、地ビール醸造所、森林工芸館などを併せもち、中核となるわらび劇場では東北の素材を生かしたオリジナル・ミュージカルの制作・上演、その他にも民俗舞踊・太鼓・演劇など様々なワークショップを行っています。教育と文化の接点で取り組まれてきた「わらび座への修学旅行」は約50年の歴史を持ち、毎年150校2万人の子どもたちがあきた芸術村を訪れ、ソーラン節や農作業を体験します。
団体名:一般社団法人わらび座
所在地:秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
代表者:代表理事 今村晋介
わらび座サイト:https://www.warabi.jp/
【株式会社ヘラルボニー概要】
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩を放つ作家とともに、新しい文化をつくる企業です。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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