永遠の青春文学が 活字で セリフで 色彩で 映像でよみがえる!『太宰治ヴィジュアル選集』刊行

PR TIMES / 2014年1月31日 11時15分

香川照之、満島ひかり……豪華俳優陣が出演。永遠の青春文学が活字で、音で、映像で、色彩でよみがえる。



太宰の真骨頂は短編にあります。
2009~2010年にNHK-BSで放送されたドラマ「太宰治 短編小説集」は気鋭の映像作家10人(ユニット)が太宰の短編に挑み、それぞれ25分の作品として作り上げたドラマ・シリーズです。
「太宰の言葉を削ったり、脚色したり、余計な言葉を加えずに、テキスト(小説)そのものを映像作品にしよう」(長嶋甲兵プロデューサー)という仕上がりはすばらしく、いまも再放送を熱望する声が絶えません。
本書は、そのうち5作品を選び、小説とドラマを同時に楽しんでもらおう、というDVDブックです。同時に楽しむとは、小説(原作)とドラマの演技やセリフを比べるもよし。ドラマを観てから小説の言葉を噛みしめるもよし。自分ならこの小説にはこんなシーンを描くだろう、と自らメタ太宰を創り上げるのでもいいでしょう。
世に名作文芸の映像化は、演出家の大胆な解釈なくして原作に並ぶ(さらには超える)ことは難しく、このため、得てして独りよがりになりがちで「小説の味わいを失った」という評価に陥ります。
しかし、本書に収録した5作品はいずれも、太宰文学独特の、日本語から立ち上る匂いを見事にとらえています。そして5本とも、ドラマを観た後で必ず小説を読み返したくなります。これは奇跡的なことのように思います。
奇跡を起こした原動力は、小説そのものの力か、演出家と役者たちのユニットにあるのかを、ぜひ、みなさんの目で確かめてください。
演出には、高田雅博(2006年『ハチミツとクローバー』)、西川美和(2009年『ディア・ドクター』)らの俊英が、俳優・ナレーターも、森山未來・田中泯・満島ひかり・香川照之・田畑智子・斉木しげる等、最高の布陣。キリストを裏切ったユダの独白を「ひと夏の女子高生の合宿」として描いた『駈込み訴え』では、デビュー直後のトップアイドルも十二使徒のひとりとして参加しています。

巻末には、小説家・文芸評論家、高橋源一郎さんに素敵な解説をいただきました。なぜ、ダザイは私たちをとらえて離さないのか。その秘密が明かされます。

【小説、原作】太宰 治
1909(明治42)年、津軽の大地主の六男として生まれる。本名、津島修治。東京帝国大学仏文科中退。左翼運動から脱落して遺書のつもりで書いた第一創作集は『晩年』。この時、27歳だった。太平洋戦争に翻弄された時代に妥協を許さない創作活動を続けた数少ない作家の一人である。薬物中毒、女性問題、自殺未遂などの波乱に満ちた生涯から生み出された作品群は現在も多くの読者の支持を受ける。1948(昭和23)年、自伝的小説『人間失格』完成の1ヵ月後に玉川上水で入水自殺をとげた。享年38。他の代表作に『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』などがある。

【小説およびDVD】本文80ページ、映像125分
1. 駈込み訴え 出演/香川照之、清水くるみ、日南響子 ほか 演出/西川美和
2. 走れメロス 出演/森山未來、田中泯、モロ師岡、純 演出/渋江修平
3. 雪の夜の話 ナレーション/田畑智子、声/峯村リエ、清水宏 演出/ケシュ♯203
4. 畜犬談 ナレーション/斉木しげる 演出/woodpecker
5. カチカチ山 出演/満島ひかり、皆川猿時、菅原永二 演出/高田雅博


【商品概要】
書名:太宰治 ヴィジュアル選集 [単行本]
定価:本体1800円(税別)
判型:四六変版
ページ数:79
発行:株式会社 講談社

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング