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近畿・中国・四国地方への災害支援強化に向けて岡山に新たな拠点を開設

PR TIMES / 2024年11月19日 11時15分

日本発祥の国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、このたび岡山県岡山市北区に新たな拠点を開設しました。



 ジャパンハートはこれまで九州は佐賀、中部は富山、関東は東京という形で災害時の医療支援体制を強化するための拠点整備を実施してきました。今回新しく開設した岡山拠点は、近畿・中国・四国地方への災害支援強化を目的としています。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12298/339/12298-339-98f92bf14c6f294fecdc0371b987fbcb-1063x598.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 これまで岡山には、災害時に高齢者や乳幼児などの要配慮者へ必要物資を無償提供する 「災害用Heart Stock」の備蓄拠点を構えておりましたが、このたび、有事の際にボランティアやスタッフが全国各地から参集し、円滑に現場へ向かい活動ができるよう、参集拠点を構えることとなりました。
 今後は、医療資材をはじめとする備蓄の強化に加え2022年よりパートナーシップ協定を締結している独立行政法人国立病院機構 岡山医療センターとも連携し、有事の際岡山から医療支援が迅速にできるよう体制強化を図ってまいります。

【令和6年能登半島地震、令和6年奥能登豪雨における支援】
4月20日までに、輪島市、珠洲市、能登町、七尾市の計8カ所の避難所・診療所に看護師常駐支援を行ったほか、輪島市門前地区では医師・看護師による15カ所以上の避難所巡回診療を実施。フェーズが変わり多くの医療支援チームが2月末には撤収していくなか、4月20日まで医療を越えて安心を届けるため地域に寄り添う支援を継続しました。6月からは中長期支援として、仮設住宅における孤立を防ぐため「おしゃべり喫茶」と題したサロン企画を輪島市門前および能登町において継続的に実施しています。また令和6年奥能登豪雨発災以降、11カ所の避難所を巡回し、環境確認や健康チェックを実施しました。今後も現地の支援ニーズを踏まえ、地域住民の方々や自治体職員の皆様に寄り添った支援を継続して参ります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12298/339/12298-339-9c43cc80e8c48170591b51b966728e21-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
岡山にて。「災害用Heart Stock」パッキングの様子
【岡山から能登半島地震支援も】 ジャパンハートは2024年1月1日の発災直後より現地の支援ニーズ調査をし、翌2日に物資支援を開始。その際、岡山県に備蓄していた物資も北陸に輸送し、物的支援を実施しました。

 このたびの新たなスタートに際する、ジャパンハート災害支援・対策セクション責任者の高橋茉莉子のコメントは以下の通りです。



今回の能登半島地震支援においては、発災後に支援のため富山県射水市に急遽参集拠点を置き、毎日人や物資を運ぶ体制を取っていました。それと同様に、関西・中国地方における災害時や、南海トラフ大地震を想定した四国地方への支援を念頭に置いた時、足掛かりとなる拠点をあらかじめ設定しておく必要があると考え、これまでの縁も深い岡山県での開設を決定しました。
今後、来るべき大災害に備え、中継地点としての拠点整備と、中国・四国地方での関係強化を目指します。

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