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ベストセラー『口語訳 古事記』『出雲神話論』の著者にして古代研究の第一人者、三浦佑之氏最新刊『「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく』(新潮選書)、9月24日(金)刊行!

PR TIMES / 2021年9月24日 14時45分

出雲、筑紫、若狭、能登、そして諏訪-―。ヤマトに制圧される以前、古代「日本」=「ヤポネシア」における表通りは日本海側でした。そこはいかなる世界だったのか。古事記、日本書紀、万葉集、風土記等の文献はもちろんのこと、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、「海の道」に寄り添いながら、古代世界を旅していくと、この地に息づいていた「まつろわぬ人々」、国家を指向しなかった人々の姿が浮かび上がってきます――古代研究の必携書!




[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/341/resize/d47877-341-248d0d0459bdaeec2ad7-0.jpg ]

「新・海上の道」誕生!

 かつて柳田國男が「海上の道」で唱えたように、古代日本において、その主な交易路の役割を担ったのは海でした。そして大陸や朝鮮半島を背景とした、当時の表通りは日本海側。著者は文献のみならず、それらの地を実際に歩き、神社や遺跡、その出土品などをもとに、古代世界をくっきりと浮かび上がらせていきます。豊富な写真、地図等の資料をもとに、神話を含めた古代日本、海の道の世界へ案内します。

【目次紹介】
序 章 古代ヤポネシア「表通り」
第一章 海に生きる――筑紫の海の神と海の民
第二章 海の道を歩く――出雲・伯伎・稲羽
第三章 神や異界と接触する――但馬・丹後・丹波
第四章 境界の土地をめぐる――若狭と角鹿
第五章 北へ向かう、北から訪れる――越前・越中・能登
第六章 女神がつなぐ――高志と諏訪、そして出雲
終 章 国家に向かう前に

※ヤポネシアとは、作家・島尾敏雄の造語で、日本を指します。ポリネシア、メラネシア、インドネシア、ミクロネシアなどと同じく、太平洋の中の一部、他と同じ島嶼群として位置づけるものです。それによって、日本の多様性を見つけることを主眼としました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/341/resize/d47877-341-4747f5f84fac7123cc9f-1.jpg ]

【著者紹介】三浦佑之(みうら・すけゆき)
1946年、三重県生まれ。千葉大学名誉教授。成城大学文芸学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。古代文学、伝承文学専攻。『村落伝承論――『遠野物語』から』(第5回上代文学会賞)、『浦島太郎の文学史――恋愛小説の発生』、『口語訳 古事記』)第1回角川財団学芸賞)、『古事記を読みなおす』(第1回古代歴史文化みやざき賞)、『風土記の世界』、『列島語り――出雲・遠野・風土記』(赤坂憲雄氏との対談集)、『出雲神話論』等、著書多数。作家・三浦しをん氏の父。


■書籍概要
【タイトル】「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく
【著者名】三浦佑之
【判型】選書判(256ページ)
【価格】1,595円(税込)
【発売日】2021年9月24日
【ISBN】978-4106038723

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