【プレスリリース】 ユニセフ最新報告書を発表 世界で広がる子どもへの暴力

PR TIMES / 2014年9月5日 9時19分

データで明らかになる事実



・本信は、ユニセフ発表の情報に基づき、日本ユニセフ協会が編集したものです
・原文(英語)と報告書の閲覧をご希望の際は、日本ユニセフ協会 広報室に
お問い合わせください


【2014年9月4日 ニューヨーク発】

ユニセフが今般とりまとめた、子どもへの暴力に関するこれまでで最も広範なデータを
扱う報告書は、身体的・性的・精神的な虐待の驚くべき広がりと、それらの暴力を容認し
正当化している人々の考え方を明らかにします。子どもへの暴力は、世界のすべての国や
地域社会において、“白昼の死角”になってしまっているのです。


「これらは不快な事実です。政府も親たちもその現実を見たいとは思わないでしょう」
ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは述べています。「しかし、私たちがこれらの
不快な統計の一つひとつが示す現実-安全で守られた子ども時代を過ごすという権利が
侵害されている子どもの人生-を直視しないかぎり、子どもへの暴力はふつうのことで、
許されることだ、という人々の考え方を変えることはできないのです。子どもへの暴力は
ふつうのことでも許されることでもありません」

報告書『子どもへの暴力防止キャンペーン レポート 統計版“白昼の死角”(原題:
HIDDEN IN PLAIN SIGHT A statistical analysis of violence against children)』
は、190カ国のデータを扱い、地域社会、学校や家庭といった子どもが安全であるはずの
場所における子どもへの暴力について報告します。暴力が及ぼす、持続的でしばしば世代
を超えて連鎖する影響について詳細に検証し、暴力を受けた子どもは将来職につかず、
貧困に陥り、他人に対して暴力的になる傾向が高いということを示します。報告書の
著者は、データは、調査に答えることができた人のみのものであり、最低限の推定に
過ぎない、としています。


報告書の主な内容は以下のとおりです。


■性的な暴力
20歳未満の女の子・若者の約1億2,000万人(約10人に1人)は、強制的な性交あるいは
その他の性的暴力を経験しています。結婚したことのある15歳から19歳の3人に1人
(約8,400万人)が、夫やパートナーによる精神的・身体的・性的暴力の被害にあって
います。パートナーによる暴力は、コンゴ民主共和国、赤道ギニアでは70%以上、
ウガンダ、タンザニア、ジンバブエでは50%前後です。スイスで2009年に15歳から17歳を
対象に行われた調査によれば、女の子の22%、男の子の8%が、少なくとも1度、身体的
接触を伴う性的暴力を経験しています。男女ともに、最も多かったのはインターネットが
関連する暴力でした。

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング