1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

アスクル、花王のグループ会社と共同でプラスチック容器の水平リサイクル実証実験を開始  

PR TIMES / 2023年3月14日 17時45分

~EC配送スキームを活用し、低コストなリサイクルバリューチェーンの構築に挑戦~

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃、以下「アスクル」)は、事業者における使用済みプラスチック製品の水平リサイクルを促進するため、事業者の使用済みプラスチックの排出から回収、水平リサイクルによる再生製品化、販売までのリサイクルバリューチェーンの仕組みをECの配送スキームを活用しコストを抑えて構築する実証実験を花王株式会社のグループ会社である花王プロフェッショナル・サービス株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 小澤 正明、以下「花王」)と共同で開始しました。この回収実証実験において水平リサイクルに適した回収方法を確認することで、品質の優れた再生プラスチックを製造して、プラスチックの資源循環を推進させることを目指します。



 アスクルは、BtoB最大規模のEC顧客基盤と独自のEC物流という強みを活かし、バリューチェーン全体を資源循環型に進化させて使用済み製品などの回収・再資源化を促進し、限りある資源の有効活用を推進することを目指し取り組みを進めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21550/342/resize/d21550-342-d67a99f251799d13964f-0.png ]

 2022年4月の「プラスチック資源循環促進法」施行に伴い、企業におけるプラスチック製品の廃棄削減への対策は急務となり、事業者のプラスチック資源循環への取組みの重要性はより一層高まっています。
 一方で、プラスチック製品の水平リサイクルについては、バージン材による商品製造よりも商品製造コストを上げないためのスキーム構築が最大の課題であるところ、これを解決するためには、回収運搬コストを抑えること、単一素材での資源回収を実現すること、汚れや異物の混入を防止することなど複数の条件を満たすことが要求され、単独の事業者でこれらを実現することは難易度が高いのが実情でした。
 アスクルと花王は、これらの課題を解決し、資源循環型社会の実現を目指すため、共同して本実証実験を行うことを決定いたしました。


■ 実証実験の概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/21550/table/342_1_95e101b4eae3adeee8c81be3ae592287.jpg ]



■ 実証実験における役割
【アスクルの役割】
 ・提供事業者が各店舗で保管していた対象商品の使用済み容器の、商品配達時における回収と、
  アスクルの物流拠点への集約。
 ・使用済み容器の回収について、店舗・個数の記録と情報管理。
 ・洗浄状況、分別状況の確認と花王が指定する事業者への引渡し。
【花王の役割】
 ・リサイクルされた樹脂を使い、容器に再成型・最適な配合・安全性を評価し、商品化を検討。
【提供事業者の役割】
 ・使用済み容器のルールに沿った分別・保管と、アスクル商品の配達ドライバーへの引渡し。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21550/342/resize/d21550-342-9e1e2f51c41f276a2099-1.png ]

 アスクルはこれからも、持続可能な社会の実現に向け、サプライチェーン全体の資源循環を促進し、環境保全や社会課題解決を考えたサステナブルな「エシカルeコマース」サービスを提供してまいります。

<関連URL>
 アスクル資源循環プラットフォーム https://www.askul.co.jp/kaisya/shigen/
 アスクル 環境・社会活動報告 https://askul.disclosure.site/ja/

※本リリースに掲載の情報は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください