ハイブリッドロケットエンジンや宇宙用コンポーネントの大量生産を目指す株式会社MJOLNIR SPACEWORKSに出資

三菱UFJキャピタル株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗）は、当社が運営するファンド（三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合）より、ハイブリッドロケットエンジンや宇宙用コンポーネントの大量生産を目指す株式会社MJOLNIR SPACEWORKS（以下、「MSW」）に対し、2024年12月24日に出資したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76057/348/76057-348-93c7cd764eea7efd104fd43b34a8d461-823x430.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社MJOLNIR SPACEWORKSについて
MSWはハイブリッドロケットエンジンや宇宙用コンポーネントの大量生産を目指すスタートアップです。MSWの開発するハイブリッドロケットエンジンは、構造がシンプルで量産と低コスト化が可能であり、かつ安全なプラスチック燃料を使用するため爆発リスクの低いエンジンです。
これまでハイブリッドロケットエンジンは大きな推力を出せないという課題があり実用化されていませんでしたが、既にMSWでは40kN級プロトタイプエンジンの地上燃焼試験に成功しています。また、エンジンに次いで高額かつ長納期品である推進剤タンクの無溶接製造技術を有し、低コストでお客様へご提供しています。

出資背景
近年、先進国に限らず新興国も宇宙利活用が活発化しており、世界中で宇宙市場は拡大の一途を辿っています。年々増加する人工衛星や宇宙輸送機等のペイロードの打上げ需要に対して、ロケットの打上げ数が大幅に不足していると同時に打上げコストは依然として高額です。
MSWは、ロケットの主要コンポーネントであり、一般的に高額かつ長納期品であるロケットエンジン及びタンクの大量生産が、こうしたロケット不足のボトルネックの解消になると考え、安全、安価でシンプルなロケットエンジンシステムを大量生産することで問題解決に挑んでいます。
MSWの目指す「ロケットの大量生産で世界一を目指す」というビジョンに向けて、MUFGが有するネットワークを活用し、同社の成長に貢献して参ります。


【株式会社MJOLNIR SPACEWORKS　概要】
会社名：株式会社MJOLNIR SPACEWORKS（ミヨルニア・スペースワークス、略称：MSW）
所在地：北海道札幌市北10条西3丁目1-1 Noblesse SAPPORO 201
代表者：代表取締役社長 Viscor Tor（ビスコア・トール）
設　立：2020年1月21日
事業内容 ：航空機、宇宙機器、飛翔体及び関連機器の設計、製造、売買に関する事業
U R L ：https://www.mjolnir-sw.com


【三菱UFJキャピタル株式会社について】
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約920社と、業界トップクラスの実績を有しています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76057/348/76057-348-14342d9e6efb84c0a0b28beb008bea0e-1603x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆会社概要
会社名：三菱UFJキャピタル株式会社
所在地：東京都中央区日本橋2丁目3番4号　日本橋プラザビル7F
代表者：代表取締役社長　小島 拓朗
設　立：1974年8月1日
事業内容：ベンチャーキャピタル事業
U R L ：https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員：三菱UFJキャピタル株式会社
出資者：株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設　立：2023年3月28日
ファンド総額：300億円

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ