4G通信とバッテリ寿命を大きく改善する先進的な可変容量ICを発表

PR TIMES / 2012年11月21日 10時51分



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、携帯型機器
向け半導体の主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、
以下ST)は、携帯電話のアンテナ性能を大幅に最適化し、通話途切れの防止と
バッテリの長寿命化を可能にする新しい小型デバイスを発表しました。

新製品であるParaScan(TM)同調型統合コンデンサ STPTICは、多様な動作条件下
において、携帯電話のRF出力をアンテナに効率よく伝達するための電気的な調整
を行うことができます。複数の周波数帯での送信を行う携帯電話を利用者の耳
に近づけて使用した場合と、耳から離して使用した場合との差異を調整すること
で、より良い通話性能の確保に役立ちます。一方で、RFアンプの消費電力を
最小化することで、バッテリの長寿命化にも貢献します。

STPTICは、一般的に複数のスイッチド・キャパシタを内蔵する製品と異なり、
処理手順なくコンデンサの調整をスムーズに行えるため、より高い精度を実現
します。また同製品はサイズも小さく、STのIntegrated Passive and Active
Device(IPAD(TM))技術を採用した制御回路を持つ単一の可変コンデンサが内蔵
されています。

特定用途向けディスクリート & IPAD製品事業部 グループ・バイスプレジデント
兼 ジェネラル・マネージャであるRicardo De-Sa-Earpは、次の様にコメント
しています。「最新かつ最先端のSTPTICファミリは、信頼性の高い音声通話と
高速データ通信を可能にする高性能なワイヤレス通信と同時に、長いバッテリ
寿命を必要とする4G LTE対応の次世代携帯電話に対し、より強力なオプションを
提供します。世界の携帯電話メーカー上位5社の内2社が、現行の携帯電話の
アンテナ同調にこの技術を採用しています。」

STPTICファミリは、最新かつ最先端のParaScan Barium Strontium Titanate
(BST)可変コンデンサ技術を採用しています。同製品は、多様な制御電圧に
よる3:1以上の静電容量変化と、特定の温度範囲での安定した性能により、最大
2.7 GHzの周波数で高いQ値(1)を実現し、ワイヤレス・システム設計者の要求
をサポートします。また、最小限の外付け部品しか必要としないことから、設計
が簡略化され、GSM規格の要件に準拠した高い出力が可能です。

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