【報道参考資料】ガザ地区 50万人以上が新学期に登校

PR TIMES / 2014年9月16日 12時34分

日本政府支援による通学かばん等13万セットを支給



※本信はユニセフ本部が発信した情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_75879.html でご覧いただけます


【2014年9月14日 ガザ発】

ガザで教育支援に携わる11機関・団体※1によると、9月14日、ガザの学校は新学年開始
を迎え、50万人以上の子どもたちが登校しました。7月~8月の50日に及ぶ戦闘が記憶に
新しい中での新学期となりました。8月26日に停戦となった戦闘では、子ども500人以上
が殺害され、子ども3,300人以上が負傷し、何千人もの子どもたちが心にトラウマを
負いました。

子どもたちが安全かつきれいで、整った学校に戻ってこられるよう、教員やカウンセラー
は懸命に準備をしました。今年は昨年と異なり、新学年の最初の1週間に心のケアと
レクレーション活動を行い、子どもたちがスムーズに学習へ戻れるようにしていきます。

ユニセフと共に教育支援の人道支援調整にあたっているセーブ・ザ・チルドレンの
共同カントリー・ディレクターのデビッド・ハッセルとパウレッテ・ハッセルは
「最悪の状況だからこそ、子どもたちが希望を持てるようにし、子どもたちの勇気に
働きかけることは重要です。学校に戻れることは、子どもたちにとって日常生活を取り
戻すことになります」と述べました。


今回の戦闘で被害を受けた学校と幼稚園は258校、うち26校は修復不可能な状態です。
依然として、6万3,000人以上がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)運営の29校で
避難生活を送っており、その半数は18歳未満の子どもです。今回の戦闘前から、ガザの
80%以上の学校では2部制で授業を行っており、厳しい状況にありましたが、今回の戦闘
を受け、さらに教育事情は悪化しています。

ユニセフ・パレスチナ事務所特別代表の功刀(くぬぎ)純子は「教育への投資は、
未来への投資でもあります。ガザの子どもたちへの教育と保護への支援と取り組みを
拡大しなければ、ガザでは1世代丸ごとが失われてしまいます。こうした事態を避ける
ことは、我々の道徳的責任であります」と述べました。

公立学校に通う子どもたちは25万人以上。教育・高等教育省を含めた教育支援に携わる
機関・団体は、これまでに全公立学校に学用品を提供し、今後は、心のケアを含む
レクレーション活動を実施して行く予定です。また、被害が少なかった学校には、
基本的な修理も行います。

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