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SMN、独自開発のAIを活用した「VALIS拡張」共通IDソリューション「IM-UID」を用いた拡張配信を提供開始

PR TIMES / 2024年10月23日 17時15分

「VALIS拡張」によるSafari面への配信が可能に



SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:原山 直樹、以下SMN)は、同社が提供するDSP(*1)「Logicad(*2)」にて提供中の「VALIS拡張」において、株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下インティメート・マージャー)が提供する共通IDソリューション(*3)「Intimate Merger Universal Identifier(以下「IM-UID」)」を用いた拡張配信が可能となる機能アップデートをリリースしました。

この機能アップデートにより、Safariブラウザ面(*4))対しても、「VALIS拡張」を用いた広告配信が可能となり、新規ユーザーの獲得増加による広告効果の最大化に寄与します。
「VALIS拡張」とは
SMNが独自開発した人工知能、「VALIS-Engine」による拡張配信メニューです。リターゲティングタグに接触したユーザーやコンバージョンユーザーの特徴を「VALIS-Engine」による機械学習を用いて解析し、“コンバージョンする確率が高いユーザー”のセグメントを生成して配信することができます。
高い獲得効率を維持しつつ、新規ユーザーへのリーチを拡大させることが可能となり、広告効果の向上が期待できる配信メニューです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13903/352/13903-352-c85ae7a709094ea90c9015128fc5ebcd-1904x535.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


機能アップデートの背景
これまで「VALIS拡張」の学習対象となっていたタグ接触情報は、3rd Party Cookieを用いて取得した情報に限られており、Safariブラウザ面におけるタグ接触情報は取得することができませんでした。

SafariはiOSデバイスに標準搭載されているWebブラウザで国内のモバイルブラウザシェアの過半数(*5)を占めており、今回のアップデートにより「IM-UID」を用いてこれまで取得することができなかったSafariブラウザ面のタグ接触情報も取得することが可能となりました。

従来の3rd Party Cookieを用いて取得したタグ接触情報に加え、Safariブラウザ面のタグ接触情報も活用することで、さらなる新規ユーザーへのリーチ拡大と広告効果向上を実現させるため、このたび機能アップデートを実施しました。
効果検証の結果
テスト配信では“コンバージョンタグ接触”と“リターゲティングタグ接触”、2つのタグ接触情報を元とした「VALIS拡張」配信を実施しました。テスト配信の実施にあたり、3rd Party Cookieを用いた拡張セグメントと「IM-UID」を用いた拡張セグメントとで広告効果の差異を分析しました。その結果、複数のテスト配信結果において高い広告効果が確認できました。

▼テスト案件における、CPA結果の対比

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13903/352/13903-352-0c84cdc71dd73f1773a06eba7b2c6d1b-1671x1018.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13903/352/13903-352-0e510c81e2a0d765e6c8aacb5d724401-1280x384.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※3rd Party Cookie拡張セグメント配信のCPAを100%とし、IM-UID拡張セグメント配信のCPAの割合を算出

また、配信リーチの観点でも、以下の通り広告効果をキープしたまま、セグメントユーザー数のボリュームを2倍に拡大することができました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13903/352/13903-352-9c33e38ea112084d7412540409ff1169-1736x912.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


検証事例を踏まえ、機能アップデートにより、Safariブラウザ面に対する「VALIS拡張」を用いた広告配信においても3rd Party Cookieと遜色無い広告効果をキープしたうえ、“コンバージョンする確率が高い新規ユーザー”へのリーチ拡大ができたことを確認できる結果であると捉えております。


 SMNは、今後も多様化する広告配信の要望に対し、提供するサービスを通じて積極的にサポートをしていくことで、企業のデジタルマーケティングの最適化を支援します。


*1 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム。


*2 「Logicad」
大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォーム。
・詳細:< https://www.logicad.com/ >


*3 共通IDソリューション
媒体社や広告主が発行・管理するユーザー情報を元に、個人を特定しない形でIDを生成する技術。暗号化されたIDのみを媒介することで、連携するプラットフォームはプライバシーに配慮したユーザーターゲティングや広告の効果測定が可能となる。


*4 Safariブラウザ面に限らず非3rd Party Cookie環境下が対象となりますが、利用者数のシェアが高いことから“Safariブラウザ面”と表記します。


*5 出典:Stat counter 国内におけるモバイルブラウザシェア(2024年10月時点)
< https://gs.statcounter.com/browser-market-share/mobile/japan >



■国産DSP「Logicad」 < https://www.logicad.com >
Logicadは、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。柔軟性のある運用が特徴であり、初期設定費用もかからないため、リスクなく出稿が可能です。

■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。


※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。

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