静音・小型・高精度のオートメーション機器を実現する業界初のデジタル・モータ制御用ICを発表

PR TIMES / 2012年11月28日 10時42分



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、産業機器向け
スタンダードICのトップ・サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:
STM、以下ST)は、ファクトリ・オートメーションや医薬品製造といった分野で
使用される高精度な駆動装置や位置制御装置の静音化・小型化・軽量化・簡素化・
効率化に貢献する最先端のデジタル・モータ制御用ICを発表しました。

STは、ロボット・システム、産業オートメーション機器、舞台照明、監視カメラ、
カメラ用フォーカス・システム、ミシン、位置・回転制御機器といった精密機器
を開発する主要顧客と協力し、新しいモータ制御用ICであるcSPINの導入に向け
た活動をすでに行っています。いずれの場合においても、小型かつ軽量のcSPIN
は、複数のICを必要とする従来のソリューションより、低コストかつ高速応答す
る機器を実現します。また、電流検出のためのシャント抵抗が不要になり、抵抗
による電力損失を低減できるため、システム全体の効率向上に貢献します。

cSPINは、回転速度の精密な制御を可能にします。こうした機能は、医療用試料等の
液体調合を正確かつ反復して行う際に特に重要となります。また、スムーズで
静かな動作は、研究所や病院施設といった静かな環境での使用に最適です。

2相ステッピング・モータ向けのマイクロ・ステッピング制御用ICとしては世界
初の製品であるcSPINには、既存製品を上回る技術的優位性が複数あります。
まず、メイン・コントローラとの通信には、標準シリアル・ペリフェラル・
インタフェース(SPI)を介した高度なコマンドが使用されます。次に、モータ・
パワーステージ用の内蔵ゲート・ドライバ回路は、動作電圧範囲が8Vから85Vで
あるため、各種機器の電力範囲を最大300Wまで拡張することができます。さらに、
STのデジタル・モータ制御用ICは、共振防止などの既知の課題を解決できるよう
に最適化されているため、非常に滑らかで静かなモータ動作を実現します。

cSPINファミリは、演算・制御・インタフェースの機能のすべてを1チップで実行
するため、モータ制御用ソフトウェアを別途必要としない簡素化されたシステム
設計を可能にします。競合ソリューションは、ソフトウェアや複数のICを要する
ディスクリート構成であるため、アプリケーション開発を行う前にまずこれらを
設計に組み込むことから始める必要があります。一方cSPINの場合、制御用ICを
実装済みのSTの評価ボードを使用して速やかにステッピング・モータを駆動でき
るため、試作品を迅速に用意することが可能です。

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