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上半期ベストセラーランキング発表! 『推し、燃ゆ』が書籍総合第1位、『JR上野駅公園口』が文庫部門で三冠!

PR TIMES / 2021年6月1日 11時15分

河出書房新社が総合/単行本フィクション・文芸書部門、文庫部門で第1位の快挙



出版取次大手の日本出版販売株式会社(以下、日販)と株式会社トーハン(以下、トーハン)は1日、2021年上半期のベストセラーランキングを発表しました(集計期間:2020 年11 月24 日~2021 年5 月21 日)。

[画像1: https://prtimes.jp/i/12754/354/resize/d12754-354-840428-2.png ]



日販、トーハン両社の上半期ベストセラーランキングで、宇佐見りん『推し、燃ゆ』が総合第1位に輝きました。日販調べの上半期ランキングで小説/フィクション作品が「書籍総合」第1位となったのは、2013年上半期の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来8年振り。また、本作は5月31日に発表された「第14回オリコン上半期“本”ランキング 2021」文芸書部門でも第1位となり、小説部門の三冠を達成。
同日発表された「文庫部門」では、柳美里『JR上野駅公園口』が日販、トーハンともに第1位、オリコン上半期“本”ランキング 2021「文庫ランキング」でも第1位に輝き、文庫部門で三冠達成の快挙となりました。



『推し、燃ゆ』が2021年上半期書籍総合・文芸書部門第1位!

宇佐見りん『推し、燃ゆ』は、ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す高校生のあかりを主人公とした小説。
本年1月に第164回芥川龍之介賞を受賞。著者の宇佐見りんさんは受賞時21歳、第130回芥川賞を同時受賞した綿矢りさ、金原ひとみ両氏に次ぐ史上3番目の若さでの受賞となったことも大きな話題となりました(デビュー作『かか』は2020年9月に第33回三島由紀夫賞を史上最年少受賞)。
その後、2021年本屋大賞へのノミネート、世界8カ国・地域での翻訳出版決定、第7回沖縄書店大賞「小説部門」大賞受賞と注目を集め続け、現在までの発行累計部数は50万部を超えています。
また、6月17日には、人気女優・モデルの玉城ティナさん朗読によるオーディオブックの発売も決定しております。



『JR上野駅公園口』が2021年上半期文庫部門第1位!

柳美里『JR上野駅公園口』は、連作「山手線シリーズ」の5作目にあたり、高度経済成長の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を描いた小説。
2020年11月に英語版『TOKYO UENO STATION』(モーガン・ジャイルズ訳)が全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞。2018年、日本の文学作品として36年ぶりの受賞となった多和田葉子『献灯使』の英語版『The Emissary』(マーガレット満谷訳)に続く快挙となりました。
世界中の各紙誌、各賞で「ベストブック」にも選出され、大きな話題を呼んだ本書は、現在までに累計発行部数43万部を超えています。
また、現在柳美里さんは「山手線シリーズ」の最新刊にして『JR上野駅公園口』と対をなす作品『JR常磐線夜ノ森駅』の執筆に取り組んでいます。


【書誌情報】

[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/354/resize/d12754-354-506457-0.jpg ]

書名:推し、燃ゆ
著者:宇佐見りん
定価:本体1,400円(税別)
仕様:46判/128ページ
ISBN:978-4-309-02916-0
発売日:2020年9月11日
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029160/

【著者プロフィール】
宇佐見りん(うさみ・りん)
1999年、神奈川県出身。2019年、19歳の時に執筆した『かか』で第56回文藝賞、また2020年、第33回三島由紀夫賞を史上最年少で受賞。2021年、『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。


[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/354/resize/d12754-354-163664-1.jpg ]

書名:河出文庫 JR上野駅公園口
著者:柳美里
定価:本体600円(税別)
仕様:文庫判/184ページ
ISBN:978-4-309-41508-6
発売日:2017年2月7日
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309415086/

※単行本書誌
定価:本体1,400円(税別)
仕様:46判上製/192ページ
ISBN:978-4-309-02265-9
発売日:2014年3月19日
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309022659/

【著者紹介】
柳美里(ゆう・みり)
1968年生まれ。高校中退後、東由多加率いる「東京キッドブラザース」に俳優として入団。86年演劇ユニット「青春五月党」を結成。93年『魚の祭』で岸田戯曲賞、97年『家族シネマ』で芥川賞を受賞。2000年以降「自殺」をテーマにした『JR高田馬場駅戸山口』、『JR品川駅高輪口』、『JR上野駅公園口』を刊行。16年刊『ねこのおうち』は読者の感動を呼び、話題作となった。「国家とは何か?」という問題に挑んだエッセイ集『国家への道順』、東日本大震災以降の南相馬を舞台にした戯曲『町の形見』、山折哲雄との対談集『沈黙の作法』他著書多数。

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